8/20 情報公開は大幅改善だが順位の下がった朝霞市議会の改革
全国の自治体のなかでどのくらいの先進度なのかを見られる、早稲田大学マニフェスト研究会の「議会改革度調査」の、朝霞市の順位のデータを確認しました。今年2月に調査票が配られ、回答したものを、同研究会が点数を配点して順位づけしたものです。
朝霞市議会は788位で、昨年より若干順位を下げています。他の自治体が議会改革に取り組むなか、朝霞市議会が停滞した部分が相対的に順位を下げています。
そのなかでも、情報公開に関しては、3年間で大幅に順位を上げています。
●早稲田大学マニフェスト研究会「議会改革度ランキング」朝霞市議会の結果
年度 総合順位 情報公開 住民参加 機能強化 回答議会数
2012年 1096位 1211位(40p) 840位(135p) 943位(90p) 1371議会
2013年 732位 662位(165p) 370位(190p) 843位(140p) 1444議会
2014年 788位 385位(250p) 523位(200p) 1092位(80p) 1503議会
・議会改革は、議員が分担しましたが、私が担当した情報公開で大幅改善しているのが少しうれしく受け止めています。一緒に同じ課題に取り組んだ、野本議員、石原議員、駒牧議員、斎藤議員、小山議員、途中退任された神谷元議員には、この分野の改革に前向きに議論できたことを感謝申し上げたいと思います。
・同じ担当分野では議会としての議会報告会が開催する議論に到達できなかったことが課題と受け止めています。全国の市町村議会で議会報告会が始めたよ、というニュースが相次ぐなか、そこが住民参加の順位改善にならなかったところだと思います。
・請願採択までした一般質問の一問一答式への移行が紆余曲折しても合意できなかったことは残念ですし、執行部の反問権、議会基本条例の成立がなかったこと、議員立法としての条例づくりもなかったことなどが結果に響いているのだと思います。
・選挙前に議会改革のテーマ設定をすると混乱するので、ひとまず8月で議会改革はいったん止め、12月の市議会の改選後に送ることになるりと思います。
・詳しい情報が入りましたらまたお知らせします。
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