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2015.07.31

7/31 議員立法を勉強してきました

市議会は、条例を作るだけが仕事ではありませんが、これからの自治体の議会は、条例を作れる力があるかどうかが問われていることは間違いないと思います。そんなことを感じて、7/29~31の3日間、大津市の総務省の外郭団体が主催する、自治体議員向けの政策法務の研修会に参加してきました。

私はこの4年で条例を書いたことはありませんが、市長提出条例案に対する修正案を5本書いてきました。その際、どうも自信がなくて、最悪を回避する程度の修正案しか出し切れていなくて、この面の力をつけたいと思ってきました。

自治体議員による政策法務の意義や機能、注意点、用語などの講義を受けた後、グループごとに課題をふられ、それにふさわしい条例を作っていく研修でした。
私の課題は「市民参加条例」あるいは「自治基本条例」。北は福島県から南は沖縄県の7人の市町村議員で市民参加のツールをいいろろい調べながら条例を作っていきました。
その際、とにかく大事だと講師の方に口酸っぱく言われたのは、条例が何の目的で何の効果を狙っているのか、ということの議論を尽くすこと。「市民参加条例」「自治基本条例」は個々の政治家の趣味が出やすい世界なのでまとまるかと思いましたが、まちに関心を持つ、まちに責任を持つ、まちに元気を与える市民を形成していくため、ということで議論は進みはじめました。

その際、モデルは班で最も若い参加者が議員をしておられる岐阜県瑞浪市。朝霞市と災害援助協定をしている自治体です。別れ際には、また意見交換しよう、と約束してきました。いざというときの自治体と政治家どうしが深く交流しておくことは大切です。

研修は、もう少し根詰めたものでも良かったのではないかと思いましたが、有意義であったと思います。帰着後、これまで買った条例づくり、法律づくりのテキストをパラパラを読み直してみましたが、より深い理解ができ、条例を作らなくてはならないときに力を発揮できると思います。
また、市長から提出された条例の解読の一助にもなる研修でした。

●この研修に政務活動費を使用しました。金額は、交通費が2万7142円、参加費1万0500円、合計3万7642円です。

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2015.07.27

7/27 住宅地上空に飛行するルートの危険性

調布の航空機事故の犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。惨劇の映像に心が痛みます。

今回の事故で、住宅地上空を飛行する航空機の危険性を、改めて痛感しています。

●昨年夏から、朝霞市上空に、羽田空港国際便を増便するという名目で、航空機の着陸の新ルートを設定されようとしています。
南風15時から19時まで、2キロ東の和光市上空のルートとあわせて、毎時間44本もの航空機が着陸するルートとりなります。想定される騒音は70db。大声でおしゃべりする人が隣にいつもいるぐらいの騒音です。生活には困らないという説明ですが、テレビやラジオの視聴など落ち着かない状態になります。また飛び方、エンジンの回し方で騒音も増えたり減ったりするので、これで全ての説明ではないと思います。

国土交通省は、今のところ情報公開に努めていますが、ルートのとりやめや変更、見返り措置、騒音対策、何1つ迷惑や不安に対する対応策の候補を全く示していません。
最初から航路があるところに住んだ人たちと違い、朝霞市民は航路など設定されると思ってもないところに急にふった不利益変更の話です。

そもそも羽田と成田は国内線と国際線で住み分けする約束で機能分担したのに、いつの間にか、境界線がなくなり、羽田空港ばかりに航空便が集中することになっています。

●朝霞市・和光市上空に設定される新ルート国土交通省が新ルートの説明会をしています。ぜひご参加ください。
スケジュール等

●羽田空港がこれからも増便が必要、という一方的な論理で国は説明をしています
しかし、政府が問題として全国の自治体を動員して取り組ませている人口減少の未来や、リニア新幹線の開通などで、航空便が増える一方などということがあるのでしょうか。
また外国人観光客が増えることは良いことだ、という面でしか書いていませんが、テロや、宿泊施設の不足による宿泊料金の高騰など副作用もありますし、円高になれば潮を引くように外国人観光客がいなくなる可能性もあるわけで、必要必要と言い募って、人の迷惑をかえりみない行政というのは、第2第3の新国立競技場問題ではないかと思っています。

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2015.07.24

7/23 上田きよしさんの朝霞の出陣式に参加しました

Dscn63958月9日投・開票日の埼玉県知事選挙が始まりました。

昨日は、上田きよし陣営の、朝霞の事務所前の出陣式に参加してきました。今回の知事選では、上田さんを応援いたします。

今までは、共産党を除くオール与党体制で、私があえて加勢しても緊張感がない話だと思い、知事選への態度表明は差し控えてきました。また1期目は教育政策など中心に右派的な政策や主張も目立ったこともどん引きしていました。

上田知事が、2期目、3期目を経るにつれて、ウーマノミクスや生活保護家庭への経済面以外の支援を強化するなど、穏健な改革を続けておられこのことは率直に良かったと思っています。犯罪の発生件数や、高校中退率など、同じぐらい様々な指標が悪かった大阪府と対比しても、数字で明確に改善が見られます。こうしたことが私の支持することへの障壁を引き下げました。

県議会との関係で言えば、先の統一自治体選挙で自民党県議団が引き続き過半数を握っている中、自民党単独推薦の知事が当選したら、極端な自民党的な政策を誰も止められない状況になる可能性があります。
自民党の県議には、保育所の整備に関して、母親の責任放棄などと公然と批判する勢力もあります。これからベッドタウン県の人の支えをどうするのかが重要な課題になるなかで、自民党が議会も知事もとなったら、どのような政策が採用されるかわかったものではない、という危機感があります。実際に県議会では、何が問題なのかよくわからない県立病院の改築予算が自民党の反対で一時期否決されて混乱したことがありましたし、国政に関わる県民請願の討論をさせないことなど、かなり独特な状況が続いています。

もちろん100%上田知事が正しいとは思っていませんが、現在とりうる最善の選択肢だと思います。
今回はあえて旗色を鮮明に上田知事を支持することといたしました。

●世論の盛り上がりにあわぜ、安全保障法案への賛否を問う選挙と争点設定をする陣営がありますが、知事選は直接為政者を選ぶので、県政に関する政策と、誰が当選させるかが重要です。そのあたりが理念的なものを投票基準にする議員選挙とは違います。
安全保障法案については、せっかくの機会ですからそれはそれで論議をしていただいたらと思うのですが、やはり決戦は、当面、国民としての意思表示であり、為政者を選ぶということでは来年の参院選から、と思っています。知事選が最悪な結果にならないようにお願いしたいと思っています。また知事選がガス抜きになってしまって、参院選で必要な結果が出てこないことにならないことを願うばかりです。

●3期目までの条例を作ったはずだ、という批判があります。私はそもそもそういう条例を作ったことがナンセンスだと思っているので、問題とは受け止めていません。県議会多数派となれあって4期も5期もやるのであれば問題だと思いますが、県議会は形式上、野党過半数となるわけですから、4期やっても独裁権力になる弊害は薄いのではないかと思います。

●埼玉県は、自民党が県議会で圧倒的な勢力を形成してきましたが、知事は、1971年に社会党出身の畑知事が誕生してから5期20年と、さらに関根知事を除く、土屋知事、上田知事と、県議会の過半数とは違う勢力が知事を当選させてきた歴史が長く続いています。一つの県民の知恵なんだろうと思っています。

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2015.07.23

7/21 二本松通りの東武バスがダイヤ改正

見落としていましたが、21日から東武バスの朝04、朝05、朝霞駅東口から東円寺を経て、溝沼の二本松通りを西に向かい朝霞台駅や志木駅、新座車庫I行く、東武バスの「朝04」「朝05」がダイヤ改正しています。

改正前と改正後の状況がよく把握できていませんが、日中20分間隔のパターンダイヤを踏襲しながら、新座車庫の入出庫の延長路線が1日13本のなかで、時間帯によって消滅したり新設されたりしているようです。
また夕方の帰宅時間に少し時間があくようなところもあるようです。

●まだ子どもが歩けない頃、保育園の送迎でよく利用した、18:30朝霞台駅発がなくなったのは、いささか寂しい感じがします。このバスは部活帰りの荷物を担いだ中学生も乗っていることもあって、味わいのあるバスでした。

●沿線には、東朝霞保育園、市民会館、溝沼老人福祉センター、溝沼保育園、溝沼児童館、弁財市民センターなどがあって、公共施設の活性化のためには重要な路線でもあります。

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2015.07.21

7/21 エスカレーターの片側あけをやめようと鉄道会社が広報へ

鉄道会社と昇降機業界がエスカレーターの片側あけをやめよう、と広報を展開しはじめます。
私は賛成したいと思います。ただしこの宣伝の仕方に問題を感じていて、確かに片側あけをやめるのは、安全最優先のためですが、それを言い募って行動が改まるとは思えません。

片側あけは、急いでいる人が「どけどけ」と言うから行われているのではありません。そんな人はごく一部です。
急いでいる人に迷惑をかけてはならない、と片側に寄っている人たちの謙譲の気持ちから、片側あけが定着しています。その方たちが安全のためだからと、あいている側に、ずうずうし居座ることを始めるとは思えません。

実験では、片側をあけずに2列でエスカレーターを利用した方が、大量の人を早く運搬できるという結果もあります(片側をあけても一部の人だけが早く昇降できて、あけた分、多くの人がエスカレーターの前で行列を作って待たされています)。宣伝としてはそのことを宣伝しないと、ダメなのではないかと思います。

●朝霞台駅のような短いエスカレーターで歩けないからとイライラしている人を見ますが、あの短いエスカレーターで急いで乗ったところでどんな効果があるのかわかりません。そもそもバリアフリーのために設置しているのではないか、とようやく歩けるぐらいの子どもを連れていたときにいつも思っていました。

●デパートやマンションに比べると、駅の昇降機の数は、利用者数に対して少なすぎるのではないかと思います。また、大手私鉄が空前の利益を出しているときに、自治体の公金の支出がない限り設置しないというのもどうかと思っています。

●そもそも・首都圏のJRの快速と各停の乗り換えのような階段利用を前提とした乗り換えを少しでも減らしてほしい(最近は関西でも階段をのぼりおりしないと新快速と各停の間を乗り換えられなくなっている)。

大阪市の地下鉄は、御堂筋線と郊外の一部路線を除いて、日中は5分間隔でそろえてあり、焦って乗り換えても全く効果がないようになっています。そのようなダイヤを組むことも大事ではないかと思います。
大阪市の対比でいうと、東京メトロに関しては、路線によって運行間隔がまちまちで、かつ混雑していない時間でも頻繁に入る「後続電車遅れ」の時間調整があるため、階段乗り換えを必要とする駅で、焦って乗り換えをしているのではないかと思います。

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2015.07.15

7/14 10年間の計画は10年後を想像して書いているのか~総合計画のパブリックコメントの結果

朝霞市の来年度からの10ヵ年計画「第五次総合計画」のパブリックコメントの結果を入手いたしました。

細かい政策は、趣味もあったりセンスもあったり思想もあったりするのですが、一番課題だと思っているのは、具体的な政策を定めた「基本計画」をもって、朝霞市が何をしたいのか、していこうとしているのか、全く分からなくなっています。
また、財政の裏付けなども全くないし、財政統制の仕組みも全く変化なし、ガバナンスとしてどうなのか、不安になります。

毎度のことですが、回答の文面も一部の部署だと思うのですが、木で鼻を括ったような文面になっていて、これが仮に一往復であったとしても、市民との双方向的やりとりの態度としてどうなのか、と思うところです。
書かれた市民がこんな回答もらったら、このまちを愛し、何かあれば協力しようと思うのか、信頼感の醸成という点で疑問が出てきます。

●詳しくは続きを読む以下をご覧ください。

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7/14 討論しない埼玉県議会

埼玉新聞によると、4選がけしからんのなんのと知事の道義的責任をわかりやすく攻める県議会自民党が何をやっているのかと言えば、民主主義の根幹に関わることの基本の無視です。

議会には採決のまえに各会(党)派から、賛成・反対とした理由を陳述する「討論」という時間を設けられています(本来はそれで採決を決めるための説得の時間のはずですが)。何で賛成したのか、何で反対したのか、わからなければ有権者としては思い込みだけでその会(党)派の採決の賛否にレッテル貼りするしかないからです。

ところが埼玉県議会は、自治体として国に意見書を挙げよという県民の「請願」に対して、県議会の自民党と公明党の判断で、討論をさせないと多数決で決めてしまっています。

①全会一致となることが前提でもないような案件の、採決の前の理由表明とも言える「討論」を、多数派だけで一方的にできなくするということは考えられません。
そもそも全国的には、討論が採決に向けての賛否の理由説明でよいのか、相手の賛否を変えるための議論の機会にしなければならないのではないか、と言われて、さらに「討論」の前に「自由討議」を入れようとしている流れのなかで、各議員・各会(党)派がどうしてその議案に賛成しているのか、反対しているのか、有権者にわからなくしてしまうような議会運営といのうは、県民をなめているとしか思えません。

②議会を運営するルールを変えるときは、可能な限り全会一致にするべきです。多数派が好き勝手に議論のルールを変えてよいなら、もはや議会は多数派が何でもありの世界になります。普通の自治体議会では多数派が好き勝手に議会の運営ルールを変えてよいなんて運営はしていません。驚くばかりです。

自民党が6割の埼玉県議会、議会改革以前の問題で停滞しまくっています。自民党のなかでも市議会議員時代には改革派だった人もいます。一日も早く会派離脱か、会派内の改革に奮起してもらいたいものです。

●選挙区制度にも問題がありそうですが、こういう県議会構成になってしまっているのも、4月の県民の判断なのだろうとがっかりするところもあります。

●昨日、埼玉都民に税金を課して新国立競技場の財源にしよう、なんて気勢を吐いている元都知事なんかもいるわけです。県議会で、討論をしないということは政治的主張をすることはなるべくしない方がよい、という価値観なわけで、そういう価値観であるかぎり東京都からはなめられた対応を取られるのだろうなと思います。

●市町村の自民党議員には議会の民主的改革に熱心な方もいます。そうした方が県議会に転出している方も知っています。県内自民党国会議員は30代が多く、おそらくこの前近代的な県議会の運営を認識されれば内心苦々しく思うのではないかと思います。しかし県議会自民党という場はどうしてこうなのか、情けなくなります。

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2015.07.14

7/13 新国立競技場の財源のために都内通勤者に月1000円払え、と。

石原慎太郎が、東京都のソトから東京都に通勤している人に毎月1000円課税すれば、財源のめどの立たない新国立競技場の建設費用を捻出できる、と豪語したらしい。呆れた、ヘイトスピーチだと思います。

東京都内の職場で働いて作った価値のうち、賃金で払い戻される分は、住んでいる自治体に個人住民税として納税されます。一方、その残額の税金は、働いている人が埼玉に住もうが、神奈川に住もうが、すべて東京都の法人住民税として召し上げられます。さらに労働分配率は低下してきたこの20年、ますます東京都に税収が集中する傾向があります。

都県境1本でその財政的な格差を甘んじてきたわけです。都内から転居してくる人に、保育料が高い、公立幼稚園がない、学校の教材が貧弱だ、街灯が少ない、道路が整備されていないなどと嫌味言われ続けるのもその差があるからです。

東京都がJSCとつるんで勝手に決め、既成事実のように旧国立競技場を壊し、2500億円もの経費で作らざるを得ないとなっている新国立競技場の負担は東京都民の問題です。東京都外から東京都に通勤する人に負担させるというのは暴論だと思います。

ありえません。

●このようなことを言うなら、東京都の保育園増設が遅れている結果、埼玉県南部の都市に保育園利用期だけ流れ込んで、小学生になったら学力問題で東京に帰ってしまうことで保育財政を喰い倒す待機児童難民や、サ高住や有料老人ホームの利用者を締め出す政策をやらざるを得ません。

●まぁ、終わった人の発言ですからキリキリする必要はないのでしょうが、この人の暴論というのはある種の人たちの根強い主張として残り続けますから、きちんと批判しておかなくてはなりません。

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2015.07.11

7/11 政務活動費で購入した本をどうするか

少し古い話題ですが、自治体議員の政務活動費の使途に問題が多く発生しています。朝霞市議会も4月下旬に各会派・議員からの使途報告が締め切られ、そろそろ公開できる状況になっていると思います。

私は議員に交付される政務活動費(月2万円)を広報物の印刷に使わないことにしています。
広報物に使っていけないことではありませんが、もともとは政務調査費の本来の目的からすると、優先度が低いはずで、それより優先すべき支出に充当していると広報費までまわらない、ということです。
政務活動費の使うべきまず第一は、専門家にお話をお聴きしたり、研修や個人としての視察(現地に見学に行くというのが実際の感覚に近いです)に行ったり、本を買ったりする「政策調査」の経費だと思っています。
続いて、議員になったことにともなう「事務経費」、私で言えば、ファイルを買ったり、プリンターのトナーを買ったり、ペンやノートを買う費用に充当します。事務所家賃に使っておられる議員もいますが、朝霞市内で月2万でおさまる事務所などなく、それで全てになるので、調査にお金を使えなくなってしまいます。
さらに余れば市民との意見交換にかかる「広報経費」となるのだと思います。ここは選挙を意識した政治活動とは一線を引くことは難しいと思っているので、優先度は最後です。
朝霞市議会議員だと月2万円、年24万円ですから、「政策調査」「事務経費」でほぼ金額を超えてしまいます。「広報経費」に当てる余裕はありませんでした。この3年8ヵ月の議員活動のなかで、全てをこうした費用に使ってきました。

困っているのは、こうした政務活動費で購入した書籍の使用後です。公金で買った本ですから、まだ読めるし資料的価値があるのに捨てるものでもありません。細かい政策に関わる専門書は、高額です。
それらを市立図書館や議会図書室に寄贈しようと思うのですが、ここにあの悪名高い公職選挙法が立ちはだかります。国会議員が有権者にうちわを配って問題になりましたが、買収と間際らしい行為を防止する目的で、政治家は選挙区内には一切の寄附(プレゼント)をすることができません。したがって、図書館や議会図書室に寄贈することはできない、と解釈されます。
結局、自宅でうずたかく、役所の備品などの保存年限ぐらいまで保管しておくことになります。積極的に他の市議会議員と共用してほしいと思えば、自分の所有権を明示して、図書室に預けるという手もある、という案内も受けましたが、それより他にないかと思います。

公職選挙法の改正や、解釈の改正などによって、せっかく公金で買った資料を、市民(市立図書館)や市議会(議会図書室)で共有できる仕組みに道を開いてもらえたらと思います。

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2015.07.08

7/8 新国立競技場は東京都民の税金でやってください

新国立競技場の建設費が暴騰してしまったことが社会問題化しています。ばかばかしい話ばっかりで、詐欺みたいな話ばっかりで怒りがおさまりませんが、とにかくもう潰れてください、あとは横浜でもさいたまでも会場借りてやったらいかがですか、と思っています。

2500億円と言えば、通勤電車1000両、小田急線の全車両を最新式の車両に置き換えられるぐらいのコスト。マンションなら1万戸供給できる。生活保護なら10万世帯分のコストである。保育園なら500園開設でき、2000年分の運営コストです。
で、多分2500億円で終わらない。3000億円より削る抜本的な対策なんか何1つなくて、一部工事を先送りにしているだけだから、後からやっぱ、後からやっぱ、と追加予算がむしり取られると見てよいと思います。

その費用負担は、国もたまらんと思ってか、都に負担をもちかけたところ断ったところから交渉が始まっている。
そうしたところ、舛添都知事ばかりか、東京都民からは都の血税を使うな、という声が挙がっているようだが、隣の県から見ると、冗談はやめてほしい。そもそもこんなことになっている発端は東京都が勝手に始めたオリンピック誘致なんじゃないですか。さらに、費用負担を懸念する全国民を安心させるために、当時の猪瀬都知事は、借金を使わず貯金だけでできるオリンピックって言ってませんでしたか。

そうしたオリンピックの主会場の建築的価値を重んじ、旧国立競技場を保存せよという運動からは、新競技場がひどくコストがかかるわ、建築にも難工事が多いわ、という批判も出ていました。東京新聞も批判記事がありました。ほとんど今の状態になることが予言されていて、こんなにまで為政者より反対運動の側がリアリティのある結論になっているのも珍しい状態です。

そうした批判があったのに、都知事選が2回あり、都議選が1回あり、オリンピックが最大の選挙公約として何度も民意が問われてきたのに、誰も止めよう、やり方変えようとは言わなかったわけです。元気がもらえるだの東京が活性化するだの経済効果がどうの、言って止めなかったのです。
強いて言えば、都民は共産党を躍進させたこと以外、全くオリンピックに疑義を示した民意はなかったわけです。もう一つの生活者ネットは伸びも減りもせず民意になりませんでした。民主党もオリンピック疑義派の議員がいましたが、前回の都議選では、落選するか宗旨替えしてしまって問題提起する声がなくなっています。

そうした反対者抹殺した世論で出した結果なのですから、どうしても建設したいのなら、この多額の建設費用は、都民の税金で払ってください、と切に願います。
地方交付税でぎりぎりでやっている地域が払う国税の負担を少しでも減らしてください。都はオリンピックやると経済効果があると言っていましたよね。それで払えるんじゃないんですか。

●朝霞市や和光市は、オリンピックを口実に、何の騒音対策もされないまま、上空に定期航空路を設定されて2分間隔で飛行機が飛んでくるんですから。2000億円全額くれとは言いませんから、東京都の判断ミスの尻ぬぐいをやるお金が国にあるなら、騒音対策工事をきちんとやってほしいものです。

●これまで東京の人たちは、地方の「無駄な公共事業」を見ては、地方は、税金で群がる非効率な国民たちと嘲笑してきたわけです。止まらない公共事業、カネと引き換えに地域を売った、利権体質とかいろんなことを言ってきたわけです。しかし今、新国立競技場で起きているドタバタは東京都民だって、その地方の公共事業を止められない人々と同じ判断力しかなかったということを示しているのだと思います。
ここで都民の負担をゼロにしたり軽減したら、東京都民は永遠に、膨大な法人住民税にあぐらをかいて、国や自治体の行政を民主的に統制するということの意味がわからないのではないかと思います。
夕張市ほか過疎地が本当に苦労していることからすると甘ったれた話です。地方交付税水準でやっている自治体など、いつも資金ショートと背中合わせで自治体運営をしていて、こんな馬鹿な判断をしたらしばらくは立ち直れないようになっています。

●猪瀬前都知事が、高額になったことに不透明な発注だ何だとイチャモンつけていますが、そういう問題なんですかねぇ。そもそも選んだ設計が高額にならざるを得ないものなのではないかと思いますが。

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2015.07.03

7/2 朝霞市の給食の民間委託はブラック労働を創出

給食調理業務だけの民間委託が提案されています。

「最小の経費で最大の効果」のためにやるんだ、ということですが説明文では「今までと変わらない給食を提供」ということで、材料費も変わらない事業内容も変わらないとすると、単に人件費の圧縮だけが目的になります。

また今回のような献立の立案や食材の購入と調理を分ける委託は、柔軟に運用したら「偽装請負」になります。調理指示書以外の柔軟な対応をすると「偽装請負」になります。

朝霞市の給食調理員の給料が高いのかというと、7割が非常勤職員で年収が200万に満たない水準、3割が正規職員ですが、これが全国の現業労働者の平均的な給料水準よりさらに低い。これを全体として下げるというのですから、ブラック労働を創出する、と言わざるを得ません。

●「最小の経費で最大の効果」ということでは、問題事業がもっとたくさんあります。ごみの焼却施設の改築を和光市との共同化を蹴って、これで約15年間で40~70億円ムダにしています。市役所の電気自動車充電施設の充電は今だにタダです。他県ナンバーの高級車がいつも止まっています。さしたるメリットがないどころか市民や当事者の政策関与の邪魔ばっかりするコンサルタントに、計画策定を頼っています。もっと基本的なところで成果を測るようにしなければ、朝霞市の仕事に携わる人を貧乏にしてしまうだけです。
また、「最小の経費で最大の効果」は明治時代から変わらない考え方ですが、社会システムが複雑化しているのにいまだにこれしか改革の指標がないのはどうかと思っています。

●朝霞市の場合問題なのは、節約しても補正予算で寄せて集めてパーッと消えてしまうことです。前回市長選の3ヵ月前の市議会で、「寄せて集めてパーッ」という補正予算が出て、口あんぐりだった記憶があります。今年は市議選があります。9月市議会定例会は要注意です。

●非常勤職員に制度化して初めての雇い止め・解雇になると思います。市は共産党の山口議員の質問に対して、継続雇用を要件として委託する、と答弁していますが、著しい労働条件の低下が伴う場合など、どうするつもりなのでしょうか。
人件費だけ圧縮する内容ですが、こうなってしまうのも、組合がなくて、家父長制的な恩恵に甘んじているらです。
市としても、このようなことに手を付け始めると、いつか、福岡の衛星都市みたいに、どの部署も企画財政的な仕事しか市役所は残らなくなることを覚悟すべきではないかと思います。そうなると朝霞市の職員数も今の半分ぐらいで済みます。こうして自治体から職員自身が手を汚す仕事がなくなっていますが、それで自治体は大丈夫なのでしょうか。

●4月に民営化方針をまとめているのに、3ヵ月も寝かせて議会の終わった昨日に報告が届くというのは大問題だろうと思います。仕事や市民を愚弄している「情報周知」です。

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7/2 公民の教科書の労働者の権利の扱われ方

2日中央公民館でスクールガードの研修会。犯罪データはいろいろ参考になる。埼玉県は警察官が少ないので検挙率が低いというのは実感する。重大事件解決してほしいものです。
スクールガードを10年務められている高橋さん、7年されている榑松さんのお話も含めて、防犯は機械やルールよりコミュニケーションが重要というのは同感です。
自転車のベルをやたら鳴らすと道交法違反、という県職員の説明にややがやがや。中学校の部活なども含めて、自転車に乗れない人の交通権、人権が埼玉県内の課題だと最近思っています。バスが貧弱なのでしょう県内。

Dscn6313その後、同じ建物の中央公民館でやっている教科書展示会に行き、公民の教科書を拝見し、労働問題を確認しました。何せ朝霞市民の多くが(ビジネスマンやサラリーマンという言い方もありますが)賃金労働者です。

清水書院の教科書が、労働の意味から、労働三権の背後にある労使交渉や不当労働行為など原理的なものからていねいに説明されています。加えて、現在的な労働問題まで書かれていました。きちんと読み込むことができれば労働に関してはこの教科書がベスト。
一番ダメなのは育鵬社の教科書で、何を書いているのか抽象的な言葉ばかりでさっぱりわからない。働くことの尊さのような話が前面に出すぎ。似た思想の自由社の教科書は育鵬社よりましですが、通り一遍の説明で分からない人にはわからないでしょう。
その他の、東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教出版の4社は、労働三権に関して形式的にしか説明していなくて、これだけでは団結権・団体交渉権・争議権という型どおりの記憶しか意味を持ちません。説明不足を感じました。ただ、深追いしていて、今どきの非正規労働の問題やブラック企業のことなども書いてフォローしていることは、私たちの時代よりよい教科書のように思いました。

後日他の教科書を確かめてみようと思います。

●労働問題の基本のきを子どもに伝えるなら私は「レモンをお金にかえる法」を勧めています。話は夏休みにレモネードの屋台を経営するティーンエージャーの話なのですが、店が大きくなって従業員を雇うあたりから労働問題が出てきて、労働力の売り惜しみ、買いたたきを経て、最後に和解して利益を分け合う、という資本主義にとって労働問題は切っても切れない話だ、ということを学び取ります。
新しい労働のかたちなどと言って、安易に労働問題がなくなるかのように考えている人もいますが、経営と労働が一体、という組織だって、誰かが誰かを働くように空気を作ったり、雰囲気作ったり、場合には場の空気を制圧していたりするもので、大なり小なり労使関係の問題を抱えているものです。

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2015.07.01

7/1 育休での保育園退所はあまり効果なし

もう夏です。

さて所沢市の保育園で、育休取得者が家に親がいるんだろう、という理由で、保育園を退園させる運用を始めました。これに対して該当する保護者たちは怒っていて、市議会でも問題解決せず、訴訟に展開されることになっています。

人ごとではないし、もし朝霞市でこのような対応がされたときにどうするか頭の体操の意味も含めて整理したいと思います。
訴訟という点では、自治体の裁量ということで敗訴する可能性が大きいのではないか。育休中ぐらい家でという論調も強いのですがそれには幼稚園児と比較してどうなのか、ということでは預けて問題ないのではないか、行政にとってこんなこと始めると、大した効果がないのに事務量だけ増えるのではないか、と考えています。

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6/30 総合計画と景観計画にパブリックコメントを提出しました

昨晩ぎりぎりに総合計画と景観計画のパブリックコメント(論点公開)を挙げました。
パブリックコメント手続きというのは、市が重大な決定を行うときに、市民に意見を求め、意見した人を特定せず公開しながら応答していく手続きです。論点を公開して整理することで、政策の水準を底上げする仕組みですが、一方で意見が出なければその手続きが機能しないので、議員となった今でも、議場で議論する場が保障されない限り、私はできるだけ意見を出すようにしています。

1.景観計画の意見の内容
市景観計画は、景観条例で守るべき景観に法的誘導策を取っていくための基準となるものです。朝霞市の場合全域が指定されること、市民活動との協働を支援していくことが主課題になっています。
私からは、景観行政を推進していくための人員体制が大丈夫か申し上げました。先日の学習会ではそんなもの市民がやるからいらんという意見がありしまた。市街化調整区域の自然の景観保全活動はそれでよいのですが、市街地などは土地利用規制がないところに景観規制が乗るので、法的強制力を行使して景観を守らなくてはなりません。市民活動団体だけでは不可能だと考えています。

景観というと、黒目川や斜面林に目を奪われていますが、加えて、東上線の沿線から見える緑の風景が朝霞市の特徴です。これが朝霞市を大切に守っていこうという意識づくりにもなっていますし、他市の市民からのイメージにもなっています。原案では、公共的景観に黒目川周辺の景観が書かれていますが、これに加えて、シティーセールスの観点から東上線から見える景観も対象にしたらどうか、と書きました。東上線の景観は、和光市から入る曲線部の公園と畑の広がり、岡の切り通し、黒目川を上からまたがる広がりのある景観、志木・新座市境に向かう防風森が朝霞市のイメージを形成しています。
それとともに、もう一つは、市街地としての景観。とくに美しい建物を並べよとは思いませんが、木造の低層住宅地の真ん中に高度規制ぎりぎりのマンションが建つことや、低層の商店が並ぶにぎわいや暖かみをどう作っていくのか、ということも問題提起しました。

2.総合計画の意見の内容
来年度からの10年の朝霞市の仕事を規定する市総合計画に対して全般的に書き、量は膨大ですのでかいつまんで紹介します。
主には財政計画の無いこと、ベッドタウンなのに住宅政策の無いことを問題視し、その他細かい政策では10年前と全然問題意識が変わっていないことを細かく指摘しました。これでは近隣市が政策競争に突っ走っているなかでどんどん遅れだけが目立ちます。また基本構想の高らかな内容から、あまりにも格落ちな感じもしています。
貧困対策や出産直後の福祉などの政策は日進月歩なので、今の水準が語られてなければ10年間はもたない政策ではないかと思います。また教育委員会関係はかなり主観的な価値観を施策に打ち出して、疑問を呈しています。

●議員として、総合計画の意見は、議場で詳細にやるべきことだと思います。日本の行政法の特殊性から、いくら予算が最上位の拘束力を持っているとはいえ、結果として長期計画は予算編成を縛るし、長期計画は予算を縛るべきだからです。
しかし今回は、私の再三の議会にかけよという質問に、理念を書いた基本構想部分しか議会にかけない、と答弁。したがってパブリックコメントでつまらない質問から重要問題もで山ほど指摘いたしました。

●締切が重なるのでやむを得ませんが、なかの仕事ばっかりやっていて、まずいなぁ…。

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