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2015.07.27

7/27 住宅地上空に飛行するルートの危険性

調布の航空機事故の犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。惨劇の映像に心が痛みます。

今回の事故で、住宅地上空を飛行する航空機の危険性を、改めて痛感しています。

●昨年夏から、朝霞市上空に、羽田空港国際便を増便するという名目で、航空機の着陸の新ルートを設定されようとしています。
南風15時から19時まで、2キロ東の和光市上空のルートとあわせて、毎時間44本もの航空機が着陸するルートとりなります。想定される騒音は70db。大声でおしゃべりする人が隣にいつもいるぐらいの騒音です。生活には困らないという説明ですが、テレビやラジオの視聴など落ち着かない状態になります。また飛び方、エンジンの回し方で騒音も増えたり減ったりするので、これで全ての説明ではないと思います。

国土交通省は、今のところ情報公開に努めていますが、ルートのとりやめや変更、見返り措置、騒音対策、何1つ迷惑や不安に対する対応策の候補を全く示していません。
最初から航路があるところに住んだ人たちと違い、朝霞市民は航路など設定されると思ってもないところに急にふった不利益変更の話です。

そもそも羽田と成田は国内線と国際線で住み分けする約束で機能分担したのに、いつの間にか、境界線がなくなり、羽田空港ばかりに航空便が集中することになっています。

●朝霞市・和光市上空に設定される新ルート国土交通省が新ルートの説明会をしています。ぜひご参加ください。
スケジュール等

●羽田空港がこれからも増便が必要、という一方的な論理で国は説明をしています
しかし、政府が問題として全国の自治体を動員して取り組ませている人口減少の未来や、リニア新幹線の開通などで、航空便が増える一方などということがあるのでしょうか。
また外国人観光客が増えることは良いことだ、という面でしか書いていませんが、テロや、宿泊施設の不足による宿泊料金の高騰など副作用もありますし、円高になれば潮を引くように外国人観光客がいなくなる可能性もあるわけで、必要必要と言い募って、人の迷惑をかえりみない行政というのは、第2第3の新国立競技場問題ではないかと思っています。

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