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2015.07.24

7/23 上田きよしさんの朝霞の出陣式に参加しました

Dscn63958月9日投・開票日の埼玉県知事選挙が始まりました。

昨日は、上田きよし陣営の、朝霞の事務所前の出陣式に参加してきました。今回の知事選では、上田さんを応援いたします。

今までは、共産党を除くオール与党体制で、私があえて加勢しても緊張感がない話だと思い、知事選への態度表明は差し控えてきました。また1期目は教育政策など中心に右派的な政策や主張も目立ったこともどん引きしていました。

上田知事が、2期目、3期目を経るにつれて、ウーマノミクスや生活保護家庭への経済面以外の支援を強化するなど、穏健な改革を続けておられこのことは率直に良かったと思っています。犯罪の発生件数や、高校中退率など、同じぐらい様々な指標が悪かった大阪府と対比しても、数字で明確に改善が見られます。こうしたことが私の支持することへの障壁を引き下げました。

県議会との関係で言えば、先の統一自治体選挙で自民党県議団が引き続き過半数を握っている中、自民党単独推薦の知事が当選したら、極端な自民党的な政策を誰も止められない状況になる可能性があります。
自民党の県議には、保育所の整備に関して、母親の責任放棄などと公然と批判する勢力もあります。これからベッドタウン県の人の支えをどうするのかが重要な課題になるなかで、自民党が議会も知事もとなったら、どのような政策が採用されるかわかったものではない、という危機感があります。実際に県議会では、何が問題なのかよくわからない県立病院の改築予算が自民党の反対で一時期否決されて混乱したことがありましたし、国政に関わる県民請願の討論をさせないことなど、かなり独特な状況が続いています。

もちろん100%上田知事が正しいとは思っていませんが、現在とりうる最善の選択肢だと思います。
今回はあえて旗色を鮮明に上田知事を支持することといたしました。

●世論の盛り上がりにあわぜ、安全保障法案への賛否を問う選挙と争点設定をする陣営がありますが、知事選は直接為政者を選ぶので、県政に関する政策と、誰が当選させるかが重要です。そのあたりが理念的なものを投票基準にする議員選挙とは違います。
安全保障法案については、せっかくの機会ですからそれはそれで論議をしていただいたらと思うのですが、やはり決戦は、当面、国民としての意思表示であり、為政者を選ぶということでは来年の参院選から、と思っています。知事選が最悪な結果にならないようにお願いしたいと思っています。また知事選がガス抜きになってしまって、参院選で必要な結果が出てこないことにならないことを願うばかりです。

●3期目までの条例を作ったはずだ、という批判があります。私はそもそもそういう条例を作ったことがナンセンスだと思っているので、問題とは受け止めていません。県議会多数派となれあって4期も5期もやるのであれば問題だと思いますが、県議会は形式上、野党過半数となるわけですから、4期やっても独裁権力になる弊害は薄いのではないかと思います。

●埼玉県は、自民党が県議会で圧倒的な勢力を形成してきましたが、知事は、1971年に社会党出身の畑知事が誕生してから5期20年と、さらに関根知事を除く、土屋知事、上田知事と、県議会の過半数とは違う勢力が知事を当選させてきた歴史が長く続いています。一つの県民の知恵なんだろうと思っています。

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