5/5 電話インタビューが記事になっています
統一選の終わった後、電話取材を受けたコメントが5月5日毎日新聞朝刊で掲載されました。
毎日新聞の記者が取材を通じて見えてきたことを、記者自身の言葉で語る「記者の目」というコーナーで、テーマは統一選の投票率の低下と候補者のなり手不足です。
電話でお話した内容は、先日のブログ記事のような内容です。
経済学の「神の見えざる手」への過信や、その逆で過度にシステム化された社会のなかで、ギロンで世の中を変えることがやりにくくなってきたことが、議員や、様々な社会団体の役員のなり手不足を起こしているのではないか、ということを答えました。報酬や土日議会の開催で、本質的なギロンを避けているな、と感じたからです。
記事は良記事で、自治体議会の問題、不信感の処方が間違っていて、どうやったら機能させるのか、そのためには身近での意思決定全体を活性化させなくてはならないのではないか、というものです。
12月には朝霞市議会議員選挙があります。候補者不足はご多分に漏れず、後継者が見つけられないまま引退されるのではないか、という噂がいろいろ入ります。
この朝霞市議会、確かに報酬面でサラリーマン階層から勧誘しにくい問題もありますが、報酬が多少上がったところで、議会に入って何が変わるのかイメージがつかない人に「議員やろうよ」と言いにくい難しさはあります。
記者の目:統一地方選取材を終えて/下=日下部聡(東京社会部)
◇議会活性化へ議論を
不明朗な政務活動費の使い方、女性蔑視のやじ−−。昨年は自治体議会や議員への不信を高める出来事が相次いだ。今に始まった話ではない。議員の資質をめぐるこの種の問題は、少なくとも私が新聞記者になった1993年以降、報じられ続けてきたし、自身も何度か記事にした。
個別の事実を伝えることは大切だ。ただ、一方で釈然としない思いもあった。「けしからん議員」の話ばかりでは... (公開はここまで・以後は毎日新聞サイトをご覧ください)
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