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2015.04.25

4/25 統一自治体選、市区町村議の選挙運動が終わる

しばらく更新が止まってしまいました。統一自治体議員選挙の応援に走り回っていました。この間に不義理をしてしまった地元の方や負担をかけた家族にお礼を申し上げます。

統一選の後半、一般市区議選には、越谷の松田のりこさん、多摩の大野まさきさん、中野の石坂わたるさん、和光市の待鳥よしこさんを応援しました。

和光の待鳥よしこさんは、和光市で助産院の誘致に取り組み、議会での提言で、助産院を核に産前・産後のケアを実現していきました。私も子どものお産で、産後の生活に苦労した経験があるので(このとき職場が休ませてくれて乗り越えたのですが)、大事な政策だと思っていることです。ゆりかごから墓場までというゆりかごの部分を実行した議員、待鳥さんを4市の政治家として続投してもらうために応援しました。

多摩の大野まさきさんは、役所の発注する事業が、人件費を買いたたいて、酷い生活の人を増やさないようにする「公契約条例」の師匠です。多摩市は「公契約条例」の先進自治体で、情報提供をしていただいたり、勉強会の水先案内人をしていただいています。

中野の石坂わたるさんは、私が北海道にいたときに、政策勉強した山口二郎さんの門下生のパートナーの方です。セクシュアルマイノリティーとして、12歳から26歳まで自分の感覚と世の中の常識の違いに悩みに悩んで人の役に立つ仕事をしなければと脅迫観念にかられていた人生前半から、困った人が困ったままに放置されない自治体を作りたいと、議員になられた方です。私の政策観と同じなので全面的に応援しました。

越谷の松田のりこさんは、元職の組合の紹介ですが、苦しまれた体験から、女性が守られる社会をつくりたい、という政策に同感し、いろいろな人のいろいろな幸せをとの訴えに共感して、応援しました。とても気持ちのよい方です。

この4人のほか、直接応援できなかったけれども当選してほしい人がいます。全員が当選して、世の中が少しでも開かれて、やさしくて、みんなが助け合って、困ったときにはまた頑張れる力を与えてくれる社会になってほしいと願っています。

統一選後半戦に当たっている自治体にお住まいの方には、投票に行っていただけたらと思います。

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コメント

こんにちは。松田さんの居住市に住むものです。前半戦はJCPに投票しましたが、市議選は金太郎飴のごとく、国保世帯当たり1万円下げを目指すポスターキャプションには失望しました。同じ組織政党のK明党は候補者ごとに微妙にポスターキャプションを変えているのに、目先の集票上昇はあっても、今のままでは失速するでしょう。しっかり、一生懸命頑張りますという、根拠薄弱な前向きフレーズなら今の与党だって盛りだくさん与えてくれるし、言質で裏切られないぶん精神的にも安心です。また、政治的サンタクロースには懐疑的なのも、これも世知辛い生活を乗り切っていくうえでの庶民の知恵というものです。私は毛嫌いしていますが、甘えるな、覚悟しろと辛口言説の曽野綾子氏の需要は決して富裕層有識者層に限定されないことからも、こういった人々に届く言説を左派から欲しいです。いささかポエマー(私自身もそうであるだけに)な松田さんのポスターキャプションには引っかかりがあったものの黒川さんの言葉を投票前に読むことができ、安心して投票を投ずることができました。地方選挙でJCP以外に投票したのは20歳から20年たって今回が初めてとなります。

投稿: arkanal1 | 2015.04.26 13:59

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