3/13 放射能検査の強化を求める請願は継続審査へ
13日、市議会教育環境常任委員会の審議が終わり、学校給食の放射能検査の強化を求める内容の請願が継続審査となり、6月市議会に持ち越されることになりました。
保育園給食に対する放射能検査は、私が所属する民生常任委員会でも審議していますが、教育環境常任委員会での審議状況を見て、3月市議会のなかで採決するかどうか判断を迷っていたところなので、こちらも18日昼休み時間の委員会開催は見送られ、6月以降に採決になるのではないか、と思います。
請願は、現在行われている放射能検査の精度をさらに上げること、検査結果の数値が不検出との判断基準値以下でも公表すること、などを内容としています。政策づくりの観点からも、請願者が請願を出しっぱなしにするのではなく、請願者が議会で議員の質疑に答えるなど、市民の政策要望を公式に取り上げた貴重な機会が作られています。
現在、この請願に賛成する意向を示しているのは、紹介議員の所属する公明党(5-議長であるため採決に加われない1)、共産党(2)、私を含む無所属(3)の合計9議席です。現在市議会は定数24人のところ県議選で辞職した2人を除く22人で、議長が採決に加われないため、21人が分母となり、11議席の賛成がないと可決しない見込みです。そのなかで問われるのは公明党以外の与党議員の判断です。
教育環境常任委員会では、過半数に若干満たない状況で採決を焦るのは努力不足だという観点から、もう少し合意形成の努力をしようという判断で採決が先送りされています。
圧倒的大差で採決が決まるのをわかっていて継続を繰り返すのは良くないと思いますが、2議席の僅差である状態ならば、もう少し時間をおいて合意形成の努力をしてみるべきではないか、と見ています。
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