2/11 県議選の動静
朝霞市の統一自治体選挙は、今のところ12日投票の県議会議員選挙のみです。その後、夏には県議選を控えていて、今回は自民党が対立候補擁立を模索していることから、知事選の前哨戦としての色彩が強まっています。
そのなかで昨日は、毎日新聞で自民党の神谷裕之県議会議員が引退されることが伝えられました。骨の通った保守系県議として活躍され、朝霞市の懸案であった公務員宿舎建設にも慎重な姿勢を取っていただいたことから良い意味での保守政治家だと感じてきました。まだまだ続けていただけたらと思っていました。残念なことです。
現在4月の県議選に挑戦を表明しているのが、共産党で現在市議会議員の石川啓子さん。
さらに運動の状況や動静から立候補されるとみられるのが現職の醍醐清さん(県議会無所属の会)、市議会議員の星野文男さん(現在進政会所属)の2人とみられ、現在のところ3人が手を挙げるのではないかと思います。
※人事に疎いので他にノミネートされている方がおられましたからご容赦ください。
●公職選挙法が事前運動を厳しく禁止しているので、公式の立候補表明はぎりぎりになることが多くあります。結果的には議会報告や、政治活動の自由として様々な運動が盛んになって規制の意味をなしていません。諸外国でもこんな規制をやっている国は、自由な国ではありません。戦前の規制のままです。
市民からすると、立候補するんでしょと思っているのに立候補者としてノミネートされてこない、公式発表もなかなかされないということでわかりにくい制度になっています。
候補者も立候補すると言ったとたんに事前運動にされるリスクがかかります。支援団体や政党を持っている人だけが内部推薦行為として、運動ができてしまいます。制度改革が必要ではないかと思います。
●自民党としては神谷県議の後任の候補者選定にあたっては慎重に検討してもらえたらと思っています。
’15統一地方選:県議選 神谷裕之県議、不出馬を表明 「後進に道譲る」 /埼玉毎日新聞 2015年02月10日 地方版
2011年の前回県議選で南22区(朝霞市・定数2)から選出された神谷裕之氏(71)=自民党=が9日、毎日新聞の取材に対し4月の統一地方選で行われる県議選に出馬しないことを明らかにした。
引退の理由について「後進に道を譲り、今後は指導、育成に専念したい」と述べた。神谷氏は1991年から県議を連続6期務め、現在は党県連総務会長。【遠藤大志】
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