11/10 国政投げだし解散を糺弾せよ
安倍首相が消費税の増税方針を撤回したいので、解散を打つという話が流れている。
それに対して民主党の対応がお粗末。「受けて立つ」なんて、こんなデタラメな政局づくりの土俵に乗ってどうするんだ、と思います。
予算編成に加え、来年4月からの介護、保育、生活保護の制度改正を控えて、大混乱のさなかであり、意思決定も次々にしなければならないときに、解散して選挙やっているのはどうか、と思うべきだろう。仕事しろっていうんだ。
民主党はまず、安倍首相の画策している解散のデタラメさ、政権投げだしをきちんと批判しなきゃダメじゃないかと思う。
こうした虚勢張る体質は何だろうか。そこをまず改め、冷静に相手の行いの批判すべきところを批判して、闘志を蓄積していかないと、何度やっても同じ失敗しそう。
●憲法第69条の内閣不信任案の手続きによらない解散ってどうやったら合法的だと論理的に説明つくのか。戦前の慣習を引っぱっているとしか説明つかない。戦後の混乱期の判決で正しいことになってしまっているが、もう一度、日本国憲法で内閣が自由に解散できるのか、法的に争った方がよいのではないか。
●私には何かのブラフじゃないかと思っている。解散することに何の意味があるのかわからないし、自民党にとっても危険な賭けじゃないかと思う。
国民はまだ自民党を支持していても、自民党が政権を取り返したときのような「これでよかった」という感じはなくて、そろそろこのままでいいのか、と立ち止まり始めているような空気を感じる。消費税増税先送りや撤回ぐらいで、自民党に大きな風が吹くとは思えず、1998年の参院選のようなこともあるんじゃないか、と思うところもある。
●いろいろ予定が入っていたり12月定例市議会のさなかに解散を入れてくるなんて、間の悪い安倍首相だ。ほんとうにあわない。
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