10/26 市民と市役所の協働である基地跡地の歴史学習会を、市役所職員が理由も言わず一方的に打ち切る
基地跡地利用市民連絡会のブログから、市民と市役所との協働作業として進められてきた、基地跡地の歴史勉強会が久々に開かれたら、市の担当課長から、事業としては終わり、と急に打ち切り宣言をされたということです。
この歴史勉強会は、4年にわたり朝霞市に対立をもたらせてきた基地跡地に公務員宿舎建設する計画を終息させるにあたり、市民運動からの議会請願などをふまえて、合意形成を進めてきたことの副産物とも言えるものです。
それが理由も告げず、一方的に終わらせたとなれば、今後、ガッツリ追及していかなくてはならないと思います。
2011年以降、市民運動との協調を進めてきた市役所ですが、最近は逆コースが目立ちます。市役所の運営にとっても信用問題にかかわり、不利益な判断です。
●しかし、未だに、一方的に何かを決めれば市民は従うべきだ、市の決定に、異論を言わせないし、理由も説明しなくてもよい、などと考える管理職がいることに呆れかえっています。
●日本の地方自治法の解釈が、地方分権まではほんとうにデタラメで、市民を支援するための福祉政策は、民法の「負担付き給付」などをもとに解釈して、双方合意だから一方の市がやめたと言えばやめられる、と解釈し、決定に関わることは行政法に逃げ込んで、公的な立場は公正中立だから同意はいらない、と、ご都合主義的に使い分けていて、それを裁判所が追認してきた歴史があり、未だにその矛盾が変更されずにいます。困ったものです。
●このようなことをすると、まじめに市役所につきあい、協力しようとする市民活動ほど、バカをみるので、結果的に、市役所の業務を徹底的に反対する市民運動か、補助金や行政サービスにたかる市民活動しか育たなくなるように思います。残念なことです。
●市民の側に非があるとするなら、それをその市民に説明すべきです。そこもまた卑怯で、今日の義や仁という言葉に通じるものがあります。
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