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2014.09.27

9/27 ふざけた話 決まってもない話を原稿に

広報あさか10月号が一足早く届く。
そのなかで12頁、「平成27年1月1日から重度心身障害者医療支給制度の対象者が変わります」という記事(通しで12頁、PDFファイルで5頁)が出ていて、①65歳以降、新規に障害者認定された人には医療費支給はされない、②新たに精神障害者1級が医療費支給の対象になる、という内容です。

この内容について、9月定例市議会での議題となり、9月25日の本会議最終日では、提案どおり原案で可決されているものの、付託を受けた12日の民生常任委員会では、①の記事に該当する内容が削除された修正案として可決しています。

広報あさかは、6万部は印刷され、配布体制なども含めると、25日の議会の審議が終わる前に印刷を始めていたはずです。にもかかわらず、所管委員会での審議結果を無視して、提案どおりに議案が通っていることを前提に記事を入れたとしたら、ふざけた話で、市議会は行政に相当ばかにされた存在なんだということが言えます。

議会にかけていても、最初から反対する人もなく、ほぼ原案どおり通りそうだということなら、こうしたタイミングで記事を入れることはあるかもわかりません。しかし、所管の委員会では、反対され、部分修正が係っているのです。

もし朝霞市議会が、他の市議会のように委員会中心主義をちゃんとやって、委員会の決定を本会議でも尊重するという運用や、委員会の決定を本会議の決定のなかで部分的にでも反映する、という運用になっていたら、今回のこの記事はデマ記事になります。

だいたいこの話は、議会どころか、障害当事者や障害者を支援する団体の委員で構成して、障害者施策の方向性を検討する「朝霞市障害者プラン推進委員会」にも諮られていない話で、当事者委員会にも諮られなければ、議会も馬鹿にして、政策決定しているとすれば、朝霞市の障害者政策の意思決定がどのような考え方で行われているかわかろうものです。

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