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2014.08.16

8/15 戦争の惨禍に手を合わせる

終戦の日。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれた、平和フォーラムの戦争犠牲者追悼集会に、インターンとともに参加して、先の大戦で戦禍の被害に遭われた方々に手を合わせてきました。

社会政策の改善をそっちのけで、平和運動に傾注しすぎないようにと思いつつも、私が政治的関心を持ち始めたのは九州の祖父が、戦前、中国・青島で経験したこと、引き揚げの艱難辛苦の体験談とは切っても切り離せません。自らのよってたつ歴史も再確認する機会であったと思います。

また、8月6日と9日には、わが子と原爆被害者の犠牲に手を合わせました。
ようやく子たちも、原爆の惨禍についてわかりはじめてきています。
若い人が8月6日や9日がどういう日かわからない、という話を最近聞きます。地域や家庭や自治体で、唯一の被爆国としての国民的共通認識をきちんと伝承していくべきではないかと思っています。そのために朝霞市ではなくなった登校日の復活なども考えるべきだと思います。

●毎年、この時期に流されるNHKの戦争関連番組にはできるだけ目を通すようにしています。
最近では、「女たちのシベリア抑留」が衝撃的でした。最前線の軍病院の看護師や教員などが抑留され、ソ連で体験した地獄と、処遇、どのように帰還したのかなど重い番組でした。
また、ナチス政権がポーランドに作った死の収容所の発掘作業を追った「レプリンカ発掘された死の収容所」では、機械的に人を殺害し、処分した収容所が、その役割を終えた後、跡形もなく解体されて敷地には木まで植えられて証拠隠滅をはかった歴史を振り返る番組を見て、外国人への排斥はいつかこんな展開になるものではないか、と思わせるものでした。

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