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2014.07.29

7/29 やっぱり利用者の健康優先でしょう

船橋市の百貨店のテナントの弁当屋が消費期限切れの弁当を売っていたことが発覚しています。その対応に関する報道で、
「百貨店側によりますと、これまでのところ、商品を食べて健康被害を訴える人はいないということです。
船橋市保健所は百貨店側に対しテナントへの監督を徹底するよう指導し、総菜店は現在、営業を自粛しているということです。
百貨店は「今回の件は残念だ。お客様の安心安全を第一に誠意を持って対応していきたい」とコメントしています。」(NHK-NEWSWEBより)
ということです。やはり、「お客様の安心安全を第一に」です。

先日、市のわくわくドームのレジオネラ菌発見にあたって市議会に報告されたことには、「健康被害の確認」「お客様の安心安全を第一」ということは伝わらず、いかに受託事業者が市役所に誠意がないかという説明がされただけでした。一番心配しなきゃいけない人たちへの対応が後手後手に説明されていました。
第三者が見たら、市役所ってそんなに偉いのか、と思うような責任のなすりあいにしか見えません。そういうところが視野が狭いと言いたくなるところです。

朝霞市は職員研修というと、伊勢丹に厳しい接遇研修をお願いしています、というのですが、接遇面だけ改善してもちっともダメだという見本のような話です。百貨店で、お客様に健康被害の可能性を与えるような商売をしていたら、まずはお客様はどうか、というところから考えるべきです。接遇研修ばかり力を入れているのは、市民を客体化して、不快な思いをさせずできるだけスムースに帰ってもらう、といううがった見方をしてしまいます。

頭の下げ方、丁寧な言葉遣いも結構ですが、市職員がそつなく慇懃無礼になっていませんか、という問い直しも必要です。
また、市役所はエンドユーザーに向き合っているのですから、誰かのせいにできない仕事でもあるのかも知れない、という覚悟と対応が必要です。

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