7/2 安心と住環境の維持に向けて国にっていく~新航空路に知事答弁
羽田空港の国際線増便に向けて、朝霞市や和光市の上空が新航路となることについて、2日の県議会で、上田埼玉県知事が答弁しています。質問者は和光市選挙区の井上わたる県議。私も傍聴してまいりました。
埼玉県内、3000~4000フィート(900~1200メートル)上空を一定時間、毎時30便が飛ぶこ新航路を開設することを想定している「首都圏空港機能強化技術検討委員会」の中間とりまとめを受けて県の対応を問う井上県議の質問に対し、知事の答弁は、、
・東京都、神奈川県、埼玉県などが国交省から説明が行われた。
・航路は、有識者によって、今後の技術的可能性として示されたものである。
・関係自治体や国と検討協議の場が設けられる予定であり、県としては自治体代表として意見を述べる場になる可能性がある。また市町村が呼ばれる可能性もあるだろう。
・国内外・国家的要請に応える一方、関係地域の安心を確保された上で、県民の住環境に配慮するよう国との協議に臨む。
という内容でした。
上田知事は 観光客を増やすことやオリンピック対応など国家的要請は踏まえる、住環境の維持に配慮するよう国との協議に臨み言うべきことは言う、というスタンスだろうと思います。
具体的には被害への対策や抑制には取り組むものの、明確に航路にしないでくれ、という話については、態度未定という段階ではないかと思います。
朝霞市としてもしっかり取り組まないと、航路の直下となる内間木、根岸台、仲町、栄町などが大変な住環境になります。また、対応を誤ると、空港騒音の問題は多くの地域でそうなっていますが、深刻な地域内での政治的対立の原因を引き起こす可能性があります。
●航路となる、練馬区、世田谷区、中野区、渋谷区、目黒区、品川区の区役所や区長、区議会議員がどのような動きをしているのか、情報収集をしていきたいと思います。
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