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2014.03.29

3/29 規制緩和利権

東京都知事だった猪瀬直樹氏に続き、みんなの党の渡辺喜美氏が違法献金疑惑の釈明に追われています。
いずれも、今の政治は汚い、公務員は私腹を肥やしている、という前提から話を始める政治家であったということから考えると、政治的責任は大きいのではないかと思います。

今回、さらに考えるべきは、8億円もの献金(貸付金)をしたDHC社長の存在は何だろうか、ということです。もちろん渡辺氏から要請されたということのようですが、それにしても億単位の献金は違法なだけではなく、出す感覚、受け取る感覚からしても、単に政治姿勢を応援して寄附したような尋常なものではありません。少なくとも渡辺氏を盟友と思い、一蓮托生で献金したようなもののはずですから、献金した側から違法献金だと暴露することは普通考えられないものです(献金した企業の内紛で出てしまったようなことがなければ)。

いろいろな情報を聞くと、DHCの社長は、規制緩和を公約にしたのに一向に実行しないことにお怒りだった、という話のようです。それが本当だとすれば、きれいな政治にしていく「改革」の一環で行われてきた規制緩和が、特定企業、特定業界の利権のために行われていた可能性もある、ということです。

少なくとも政府が規制をいじれば、それによって被害を被る人もいますが、逆に儲かる人もいるのです。株価に至っては、規制緩和によるメリットが出なくても、規制緩和でメリット゛かありそうだというだけで株価が変わり、上がるにしても下がるにしても、その変化につけいって儲けることができます。

●入社試験の受験料を取るということで話題になったドワンゴの社長が雑誌ウェッジのインタビューに答えていて、労働者紹介事業の規制緩和の結果として出てきた、就活サイトが、学生に企業エントリを煽り、就活の作業を学生にも企業にも負担をかけつつ、過剰な就活となることで廃人となる学生を増やしている、と批判しています。
この話も、規制緩和によるメリットを受ける人と、弊害に悩まされる人との圧倒的な力の差を感じます。

●市議会議員になる程度の者の政治活動費は、自らの報酬や目の届く範囲の支援者の個人献金のなかで何とかまかなえます。しかし国政選挙、とくに政党を率いたり、県知事選挙に出るぐらいの政治資金は、印刷代、スタッフ代、党首や周辺が飛び回る交通費など考えると、その程度ではおさまらないのではないかと思うところがあります。
8億はおおげさにしても、現在の政治資金規正法の規制のなかで資金調達することは厳しいのではないか、と思うところもあります。
それが選挙の審判に有効に働けばと思いますが、私は、企業・団体献金の上限額はもう少し緩和しても、今回のような無届けの資金移動はむしろ厳しく取り締まるべきではないかと思います。ただし、寄附する側の企業・団体が、政治家を企業が買うということの悪しきイメージを覆い隠すような、イメージ操作のPR活動も可能だということも最近の、企業とマスコミの関係ではないかと思っています。

●ムダはどこかにある、そりゃそうなんですが、全てのムダをゼロにしようとしたら、そのための監視コストや、逆に政府支出が効果を出すためにできることを減殺させることになることもあります。日本では会計監査院がいろいろがんばってムダを探してくれていますが、その額と、社会がこれから必要とするお金の額には、桁は2~3桁違うだろう、というのが実際です。
介護、医療、保育、公教育の人材難なんてそんなことも副産物です。一向に上がらない介護報酬、必要な医療に確保されない予算や診療報酬点数、日々の長時間労働に見合わない保育士の賃金・休暇、そんなものも、原資をまじめに考えようとしても、ムダ攻撃から始まる議論のなかで改善を封殺されてきたものです。
ムダかムダじゃないかという俗な議論にふりまわされている間に、せっかくの増税した財源を財務省にかすめとられることにもなります。
最近、ようやく人材難も極限にきて、この10年労組を抵抗勢力を決めつけてきたような人まで、処遇改善を言い出さなきゃいけない状態になっています。
また、究極のムダをなくそうとすると、何のため、ということを見失い、お互いがお互いの重箱の隅をつつくような、非常に性格の悪い社会ができあがっています(今の日本社会がそうなりつつありますが)。
ムダはたえず監視し、是正していかなくてはならないのは当たり前ですが、そのことを大義名分に、自分たちが負担しないで清むカネが、どこかにある、という幻想は、高度成長で過去にした借金をインフレでチャラにできる時代だから持てたことです。
低成長、デフレ経済のもとでは、確実に重たい借金として、残っていくだけです。

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2014.03.27

3/27 年度末の多忙さと5月人事異動

市役所の年度末の人事異動の内容が議員にも公表されました。去りゆく人には感慨深い思いをしますし、異動していく職員は、どんな思いをしているのだろう、と考えることもあります。
最近の朝霞市は、あまり畑違いのところに短期間に異動させるような人事は控えているようです。福祉関連部課や建設関係の部課では専門性の蓄積ができつつあると感じることも多くなりました。

私の友人で福岡県の久留米市の職員をされている方がいますが、久留米市役所では、5月人事異動をされるということを知りました。一つの知恵ではないかと思っています。

年度末は、市民の転居をはじめとした役所に関する身上変更、学校の進級、財政執行の年度がわりなど、何がなくても仕事が増える時期です。そこに異動が加わると機能するのか、と思うところがあります。1ヵ月おいて、5月に、というのは一つの知恵です。

●私自身は、議員になるまで、年度末の忙しさを経験したことがあまりありません。
最初に入った会社は、6月末決算と人事異動、次に入った職場は、8月末で人事異動と業務年度替わり、決算は5月末年度替わりでした。最初の会社は、官需の多い北海道の会社でしたので、とにかく商売を前に進めるためには、3月末に社内業務を増やすような決算を設定するなど恐ろしいことはできなかった事情がありました。次の職場は、お客様が3月末が忙しすぎて、年度末は比較的余裕があったことを思い出します。
議員になると、最も忙しい3月市議会があり、また来年などは統一自治体選挙で応援したり、運動期間には政治活動規制がかかるのでその前倒しでやっておかなくてはならないことを済ませなくてはならないなど、忙しくなりそうです。

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2014.03.25

3/25 朝霞駅・朝霞台駅のバスが日中20分間隔に~東武バスのダイヤ改正

4月1日から朝霞駅から溝沼を通って朝霞台に至る東武バスでダイヤの抜本的な改正が行われます。本数も増え、ダイヤも日中はわかりやすくなり、改正です。

今日、東武バスのホームページで時刻表が公表されましたが、
朝霞駅東口から朝霞台駅に向かっては
平日は、10:18~16:18まで20分の均等間隔、その後も18:21発までおおむね20分間隔での運行になります。少し使いやすくなります。増便はなく運転間隔の均等化がされているようです。
土休日は、11:18~17:58までが20分間隔の運行になります。

朝霞台駅から朝霞駅東口に向かっては、
9:56~17:16まで20分均等間隔、その後も20:59までおおむね20分間隔の運行になります。
土休日は、10:56~19:24までおおむね20分間隔での運行になります。

また朝霞台駅から先、西弁財・三原地区、志木駅を経て新座車庫との間までの延長運転の本数も、12往復から13往復に増便になります。

●先日、市内循環バス検討委員会の傍聴終了後、東武バスの担当者とこの路線と、田島、浜崎経由の北朝霞行の路線について、意見交換いたしました。この時点ではおそらくこのダイヤ改正は決まっていたものと思いますが、改めてここでお礼を申し上げ、引き続きの改善をお願いできたらと思います。

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2014.03.21

3/19 わくわく号の改革、ハローワークの移転、樹木の剪定など聞く~一般質問から~

Dscn490219日、市議会一般質問(議題から自由に市政全般に対して行う質問)で登壇し、来年度から始まる子ども子育て新制度の展開や、わくわく号の改革の議論の進捗、東上線改善のは働きかけ、非民主的な手続きで作られ改正されている要綱行政のあり方について問いただしました。

質問項目は以下の7点で、詳細は下記の続きを読むをクリックしてください。
1.2月の雪害の対応(佐久市への対応、屋上の耐久性、雪かきの地域づくり)
2.要綱行政の改善と要綱の公開
3.審議会・委員会等の開催情報
4.子ども子育て新制度の進捗(調査、幼稚園への対応、学童保育など)
5.公共交通の改善(わくわく号、東上線、武蔵野線)
6.公共施設等の樹木の剪定
7.米軍基地跡地利用について

●今回、一般質問の傍聴には、多くの市民の方が来ていただきましたし、私の質問とは関係なく来てくださったのだと思いますが、商工会や明るい選挙推進協議会の会員による傍聴行動団も来てくださいました。議会が市民から遊離した存在となったり、議員が手抜きをしないよう、引き続き見に来てくださるようにお願いいたします。

●他の方の質問から、大きな問題が明らかになっています。
①宮戸3丁目がけ地の住宅開発に、業者が住民合意を十分にせずに進めている案件(山口議員、田辺議員)
 宮戸3丁目のがけ地に不動産業者が住宅開発を進めようとしていて、かなり高い擁壁で盛り土をするということで北に接している住民はじめ周辺住民が反対。事後的な差し止め・規制が行政権力の濫用となる、公共性を問わない現行の土地法制の緩さと、ベッドタウンとして開発されることを迎合するだけの土地規制のない朝霞市の都市計画の弱さが露呈したと思います。
②西友根岸台店の再開時期が見通せない問題(石川議員)
 雪害で営業続行ができなくなった西友根岸台店がいつまでも修理・再開しない問題について問いただす。地主とスーパー事業者で再開をめぐって協議中という、わかりにくいところで再開がストップ。工事も再開できていない様子。答弁の態度からは、市役所にとって、生活必需品の小売店は、防災や福祉にとって大事な視点という観点が薄いと思う。公共施設が丈夫で、防災グッズがそろっていればいいというわけではないことを認識してほしいと思いました。
③積水化学の跡地利用(船本議員、田辺議員)
 撤退を表明した積水化学の工場について質問。跡地については工場用地であるため、良好な環境に転換できるのかが関心事。イオン進出や、倉庫業の進出が噂されていることが明らかになっていますが、まだ実現性は低い話のようです。

●議会中にも市長、教育委員会から断続的に報告が行われていますが、第三中の中学生が行方不明で公開捜査となっています。15日上尾局消印で本人自筆の安否を知らせる手紙が届いていますが、引き続き予断は許しません。目撃情報などがありましたら、朝霞署(電話048-465-0110)へお知らせください。

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2014.03.16

3/13 民生常任委員会で各予算は可決、国保税改定や給付カットなどの5条例は否決

12~13日、市議会民生常任委員会が開かれ、福祉、医療分野の議案を審議いたしました。
12日は9:00~18:30頃、13日は9:00~20:30頃まで審議を続けました。今回は財政立て直しから市民に負担の拡大を求めるものや、給付のカットをする議案が多く、しかもその多くが障がい福祉に集中していることから、各議案とも審議・討論はいつもより長めとなりました。

しかし役所の提案理由が後付けっぽいことは否めませんでした。

給付カットの議案で、行政側の提案理由に「効率的・効果的」をたびたび挙げていましたが、そうであるならよりコストが低くて効果が高い政策提案や類似する代替政策への統合が必要なはずですが、国保の人間ドックの自己負担増に対する特定健診とがん健診のセット健診以外、提案は見当たりません。単なる給付カットをそういう言い方するのは良くないと思いました。「節約しなければならないため我慢を求めた」というのが正しい理由ではないでしょうか。

また、国保税の改定議案の提案理由でも、リーマンショックに原因を求めた説明をしています。現象的にはそうですが、それより「正規職員」から非正規労働へシフトした社会環境、農業国から工業国を経てサービス社会になってきている社会環境の変化という構造的な問題ではないか、と指摘もしました。

全体的に、政策の優先順位が不明確なまま、偶発的に目をつけられたところがやられた、という提案が多いのではないか、というのが審議してみての全体への感想です。

採決ではいくつかの議案が否決されました。
今回、12月の議会人事の改選で、与党側の委員会別の議席配分調整の関係で、私の所属する民生常任委員会は委員長を送り出した与党は過半数割れというなかで、給付カットや負担増の5つの条例改正案は否決されていました。
ただし、委員会採決の結果は、最終的には本会議に送られ、そこでは参考意見的に扱われ、おそらく圧倒的な数となる本会議場の与党が賛成して可決されることになるのではないかと思います。
その後、たまたまお会いした与党側の一部議員には、民生常任委員会の一部議案の否決結果を聞きつけて、若干でも予算修正を加えないと、委員会審議とは何だったんだ、ということになりますね、と言ってくださる方もおられました。そういう良心的な声が大きくなってくると、財政立て直しと矛盾しない、給付カットの見直しを行うことが可能ではないかと思います。

※個々の議案に対する私の賛成・反対とその理由は「続きを読む」をクリックしてください。

●予算の歳出額の半分を占める福祉関連の「民生費」に対して、最近は「民生費の膨脹」というような危機を指摘されますが、そう単純ではない理由があります。
① 民生費の大半は、国や県の補助金すべてをいったん自治体財政で受け止めて歳出にまわりますが、教育費は教員人件費に関して大半は県が直接教職員に払われています。そのため市の予算には運営経費しか計上されていません。土木費も県道や国道となると、一部負担金しか計上されません。介護や保育や保健など社会保障にかかる人的な福祉サービスの負担を教育費同様に差し引けば、むしろ教育費の方が多くなります(どこから事件費でどこから運営経費か、詳細に分析するとその仕分けはかなり難しいですが)。
② ①の前提で国としての最低保障「ナショナルミニマム」とされる仕事の大半は、市町村の財政を通じて実施され、ウエイトが大きいこと。支出額から、歳入額に計上されている国や県の補助金、利用者の負担金を差し引けば、支出の5割に見える民生費も、35%程度に低下します。また最近は、様々な給付金が国策として打ち出され、それらは市町村を通じて支出されるため、100%国庫負担でもそのまま予算上は民生費の増大となります。
③ 2005~10年にかけての巨額な事業のために出した市債償還のために支出が圧迫されている朝霞市財政において、市民の生存などに影響が少なく、裁量的な面が強い土木費支出が抑制された結果として相対的に民生費の比率が高まっている
④ 朝霞市においては、高度成長期やまだ財政的余裕があったときに整備すべき保育や介護の整備を怠ったため、今やらなくてはならないことが多すぎること
などが理由です。民生費をここで昔の比率まで落とすことを目指せば、それはこうしたやむを得ない事情に逆行することになり、市民生活に大きな犠牲を払い、それは市民にとっては様々な福祉を自己負担でしのぐことになるため「見えない税金」を増やすことになります。
またこの逆の話が経常収支比率で、昔は8割を超えてはならない、と言われてきましたが、現在ではどこの自治体も9割を超えています。この計算には、土木費や、教育や福祉などの新規建築事業などを抜いた比率を使われますので、つまりは建設事業をすれば比率が下がるもので、経常収支比率が低いだけでいいのかという問題もあります。

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2014.03.07

3/6 18日からの一般質問日程を示され、財政立て直しのやり方と弊害について議論~市議会本会議議案質疑

6日9時から23時30分まで、市議会本会議で議案質疑を行われました(空転とか長時間の休憩がない、連続した会議参加では人生最長になったかも知れません)。

冒頭、議長から一般質問(議案にかかわらず議員が市政全般に対する質問)の順番と日程の割り振りが宣告されました。(敬称略・通告順)
18日(水)9:00~ 
①遠藤(公明)、②岡崎(公明)、③駒牧(公明)、④船本(絆)、⑤福川(進政会)、⑥須田(絆)、⑦小山(無所属)
19日(木)9:00~
⑧星野(進政会)、⑨黒川(無所属)、⑩本山(公明)、⑪松下(絆)、⑫大橋(進政会)、⑬神谷(絆)、⑭山口(共産)
20日(金)9:00~
⑮田辺(無所属)、⑯石川(共産)、⑰斉藤(共産)

私(くろかわ)の一般質問通告
各議員の一般質問通告をまとめたもの(PDF)

その後、議案質疑に入り、

第2号議案の平成26年度一般会計では、急にはじめた緊縮財政を受けて、財政問題に質疑が集中しました。
私は、中期的な財政立て直しの計画がないまま、個別に削減をして帳尻合わせをするやり方は問題が多い、福祉の給付カットや、職員給与のカットなど、終期を見せないと、と指摘しましたが、財政状況の将来は見通せない、という一般論ですり抜ける答弁が多く見られました。そういう財政削減をする限り、毎年3月定例会間際まで何がカットされたのか市民にはわからないインディアンポーカー型の予算編成が続くし、削減のやり方も思想も何もなく場当たり的にやるしかないわけです。そのことでは、予算削減しながらもめざすべき未来にどのように価値判断していくかということが見えないままです。
また市債の利子が4%で提案されていたので、いくら議会が行政に対する授権した金利の上限設定とは言え浮き世離れしています。今時期、4%もの金利になったら、粛々と予算執行している場合じゃなくて、補正予算を組まざるを得ないのだからそこで修正すればいいではないか、と指摘しましたが、このまま4%にさせてくれ、とゼロ回答でした。
小学校の用務員委託費が直営2校を除く8校で、2550万円から1794万円にも減額されているので聞けば入札で下がったというこですが、消費税や業者マージンを抜けば、用務員1人あたりの金額は生活保護水準以下になることも問題視しました。こういう入札結果になってしまうような入札のあり方について担当課は注意してほしいし、全庁的にも問題意識をもって入札改革をしてほしいものです。もし、親元などにいる用務員以外、全員が生活保護申請をしたら、生活保護水準との差額は生活保護費として支払われるだけの話です。

その他各議案での質疑は続き(私が質疑に加わったものの主なものは文末「続きを読む」クリックしてください。

第30号議案まで、同日すべき質疑が終了したのは23:30でした。

●福祉を政治で議論することの難しさを感じました。
気持ちとか励まされる、という表現が多用されていましたが、私はそういうものではなく、人権を支えたり、自立支援であったり、明確な価値判断が必要だろうと考えています。気持ちとか励まされるということで行く限り、感情的にわかりやすい福祉だけが、主張の大きな人から順に優先さていくことになります。ところが福祉の必要性は声の出ないところほど深刻な問題があったりして、それは現金を渡すだけでは解決できなかったりします。
その当たりの問題をわかった上で、あえて政治の俎上に載せるために、気持ちとか励まされるという言葉を使うことと、統治論、感情論でそのような言葉を発しているのと大きな違いはあると常日頃思っているところです。

●本会議と委員会の役割分担は難しい、と感じる議事の混乱が見られました。

一つは質疑か質問かということです。
会議は、議案の提示→議案に対する疑問点を確認→内容の討議(考え方の質問)→内容の討議(参加者間の議論とかけひき・修正があれば修正)→賛否の意思表示(ここでもかけひきあり)と流れます。昨日はこのうち「疑問点を確認」+根本的な考え方の質問という場面だったのではないかと思います。しかし質問大会ではないのですからやはり考え方の違いをふまえて疑問をぶつける面もありますし、その場合これこれ考えますが、これと違うのですか、と聞くことになります。ただ議案と逸脱してきたものについては、一般質問で行うべきことなのだろうと思います。そのあたりのさじ加減の難しさを思います。

また、本会議の質疑を「総括質疑」と称して、細かいことを聞かないよう形式的なルールをはめていますし、議会改革のなかで、それぞれの会議フェーズを整理していくなかで、つい形式的規制を強化しようとする動きが否めません。
しかし、そうした形式的規制ができるかというと、予算審議などなかなか難しいのが実態です。社会福祉費について議論せよ、と言われてもできるわけがなく、その中で大幅増や大幅減、大問題をひきおこしかねない事業について聞きつつ行政の仕事を確認していく、ということにならざるを得ません(昨日の質疑でも良質疑と思われるものは与野党問わずそうでした)。
そこは市民への影響度、施策の判断の政治性・党派性、全議員で問題が共有すべき課題か、という点で、本会議にあるべきレベルの話か、ということを自省しつつ質疑を展開することが必要ではないかと思います。また行政側から市民でもわかる十分な施策説明資料がきちんと提示されていて、それが手に入りやすいかたちで情報公開されていれば、何も議事録に記録を残す必要はなく、議場で聞かなくてもよい、という処理ができます。

議会は自治的な能力が肝心だと思いますので、議事の効率化を考える際、ただルールをはめて規制していくだけではなく、目的を考えて議長による議事整理、議員自身が質疑の意味について自問自答しつつ進めていくことが必要ではないかと思いました。

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2014.03.06

3/6 本会議での議案に対する質疑をします

今日の今日で、真夜中のお知らせで申し訳ない思いですが、本日9:00~市議会本会議で、提出された31本の議案に対する質疑が行われます。

私は、このうち17議案に質問通告を提出しています。大きなものは、来年度の一般会計予算。これまで何度か記事で書きましたが、とうとう市も貯金が底を尽きかけている中で、支出に大鉈を振るいます。その際、問われるのは財政に対する認識です。いったい何が最大の原因で、いつまでこの困難な状況が続くのか、その認識なくして、財政の立て直しはより弱いところに、弥縫策として次々に繰り返され、まちが暗くなっていきます。

また財政の立て直しに着手したこと自体は評価しつつも、それが計画性をもって取り組まれているものではないので、犠牲になった政策がその後どのように処理されるのか、まったく見当がつきません。

そうしたことを問うていこうと思います。

またいくつか会計処理で、違法ではなくてもこれはどうか、と思うことも指摘していきます。

今回、予算削減に関する関連議案が多数出ており、それらについても、本当にここを切ってよかったのか、ということも問うていきます。

議案ごとに各議員が質疑に立つので、断続的に質疑が進みます。3月の予算審議では長引く傾向が強く、昨年の実績では21時過ぎまで審議することになるのではないかと思われます。

●あすの本会議の議案質疑は、「総括質疑」とも言い、あまり細かいことまでは聞かない、ということになっています。その後は10日または12日からの委員会審議を行い、最終日26日に賛否と理由を表明する「討論」を行い、採決と進みます。

●早く寝なくては。

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2014.03.03

3/3 中期的な課題の整理が必要~予算説明会の話題と議案質疑のテーマ

3月となりました。

1日の予算説明会には雨のなかでもお越しいただいた方々に感謝いたします。
来年度予算の説明ということですが、あまりにも支出削減の厳しい現状ばかり話したため、来年度予算のことについて議論になるより、中期的に朝霞市はどうしたらよいのか、ということが参加者との話題になりました。
とくに今回の歳出削減中心の予算は市民の一部に我慢を求めるものです。この状態がいつまで続くのか、職員の給与カットも含めて、目標時期をきちんと示さないと、自治体に対する見限り起き始めないか心配するところです。

中期的な未来について、行政コスト増につながった過去の人口増を開発によってそのまま繰り返すのではなく、人か流出した分入ってくる、そしてできるだけ今住んでいる人が定住して都市を成熟させていく取り組みが必要ではないか、という話になっていきました。人と人との関係がどのように重ねられていくのか、旧来型の地域組織とともに、新しいかたちでの人間関係を重ねていけるかが課題ではないかと思います。

きょう3日は、来年度予算をはじめ3月定例市議会の議案の質疑の事前通告の締切。31議案のうち17議案への本会議質疑を通告しました。予算関係では、やむを得ない削減、負担増でも、それをいつまで続けるのか、ということがないことに、場当たり感とともに、明るい気持ちが出てこないところがあります。そうしたことを問題提起していくような質疑にしていくことになろうかと思います。
議案に対する本会議質疑は、3月6日9:00~通告した他の議員とともに、議案ごとに断続的に質疑が続けられます。

また福祉関連分野を中心に、12~13日にかけて、民生常任委員会で、細かい質疑、質疑通告をしていない議案に対しても含めて詳細に行う予定です。

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2014.03.01

3/1 来年度の朝霞市の予算の説明と議論をいたします

天候のすっきりしない本日、朝霞市の新年度予算を説明いたします。

来年度予算は、細かい削減がたくさんあり、それぞれは小さな削減でも、該当する方々の市民生活に影響があります。朝霞市の常識が変わらざるを得ないところもあります。

一方、これなやるべきことではないか、と思うことのほとんど予算が取れず、我慢、我慢の市予算のはじまりになります。

その原因、傾向と対策を含めて、お話し、参加者のみなさまからのご意見とともに参加者で座談ができたら、と思っています。

13:30~16:00 産業文化センター2階 図書館分館向かいの部屋です。

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