2/8 交差点の雪はね
家の前の交差点の歩道の傾斜が急で、雪が降るとすべります。車道には歩行者が待避できる余裕もないため、雪のときには大変なことになります。
約1時間、雪はねをいたしました。
※札幌では雪かきを雪はねと言いました。本格的な雪かきは札幌でしかしたことがなかったので、やっぱり私には「雪はね」という言葉になります。
降ったそばからまだ積もります。でも何もしないで氷の塊にしてしまうと危険です。また夕方にもう一度しなければなりません。
札幌で雪は経験していますが、首都圏の雪は重いと実感します。やっぱり雪かきですね。
●雪を屋根に乗せたまま自動車を運転するのは危険です。雪国ではありえないことです。
ずれるとカツラがずれたみたいでみっともないだけではなく、突然雪がフロントガラスや後ろの車に落ちてきて、危険なことになります。視界不良で交差点を大回りしている車も見かけました。そういう点でも危険です。
●昨日午前、新宿区に労働条件調査を条件にした発注、委託、指定管理の制度の視察調査に行きました。以前研修でご一緒した愛知県瀬戸市の臼井市議のお誘いによるものです。
新宿区では、公共事業の発注、区事業の委託に際して、受けた事業者に対して従業員の労働条件チェックを行い、最低でも時給900円の支払いを求めています。そのことで区の仕事で働く人たちの労働条件を下支えしているだけではなく、遠方から低賃金の労働者を連れてくるギャング入札業者を排除されるということで区内の事業者からも支持されている制度でした。
また指定管理については、社会保険労務士に委託して、管理者となった事業者の労働条件調査を行っていて、こちらは詳細な調査が入るということです。朝霞市でも以前、指定管理に出した事業者において、現場で親族の結婚式でも有給休暇を取らせないような運用があったため、参考になる仕組みです。
また、さらに下請けや部分的なアウトソーシングを行ったり派遣労働者を受け入れる際にも、同様の条件を守らせるよう、区から受けた事業者に要請するという点でも学ぶべきところが多い話しでした。
●午後は、日本橋の地方政府研究所で、議会だよりのリニューアルの研修を受講いたしました。所長の中村健さんと、あきる野市議会事務局で議会だよりのリニューアルの実務にあたった茅根さんと少人数の受講生で、単に読んでもらうだけの議会だよりではなく、市民に気づきを提供し議論に加わってもらう仕組みとなるような議会だよりの改革についてお話をうかがい、ディスカッションしてきました。
広報もののリニューアルで難しいのは、デザインなど最終的には美的価値観や論証不可能なセンスが問われるのに、議会という議論だけできた場には、なかなかそうはならない難しさがある、ということや、広報物の品質を維持するための人材の継承が課題だということをうかがいました。ディスカッションでは、それを乗り越えるアイディアや、市民が自立してもらい、市政の課題について議論に参加してもらうための議会だよりってどのようなものだろうか、というテーマでした。
本当に有意義で、リーズナブルな講習で、かつ低人数で行ったもので、得るべきことが多いものでした。
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