1/3 新年を迎えました
新年おめでとうございます。
今年の年末年始は、人によって曜日の繰り合わせで、休暇が長期に取れたのではないかと思いますが、一方でスーパーの元旦営業の恒常化や、コンピューターシステムに左右される業務のなかで、緊張を強いられた年末年始を送った方もおられるのではないかと思います。
私の元旦は静かに迎えました。祖母の誕生日でもあり、祝いをかねて訪ねました。少し弱ってきたなぁ、と感じますが、肌の色つやもよく、私の直系の祖父母では最後の生き残りですから、まだまだ長生きしてほしいと思いました。
政治の世界では、与党側に変な動きが目立つし、対抗する野党側も一発屋みたいな発想で、国民に永続的に愛される勢力づくりの基盤を作ることは誰も考えていません。まったく残念な展開です。
この1年、株価が1.5倍になった、ということですが、物価も賃金も1.5倍になっていないのに株価が上がったということは、日銀がせっせと作った現金が投機資金に集中しているということではないかと思います。
単に株価だけが上がればまだましなのですが、それを暴落させることで企業乗っ取りが容易になったり、次はと土地投機に回れば、生活への影響は甚大です。
そのようなことを危惧しながら、引き続き、市議会民生常任委員として、
●来年度中に作成される、保育や幼稚園のあらたな計画・「子ども子育て新制度」の朝霞市の事業計画をチェックしていきます。とくに延長保育、学童保育、病児保育、幼稚園と市役所の連携、プレーパークや子ども会など、子育てをとりまくさまざまな取り組みが、有効に機能し、連携しあえるのか、どのようになっていくのか注視したいと思います。
●高齢者福祉計画や介護保険事業計画も見直しに入ります。施設介護だけではパンクする朝霞市。コンパクトシティとして、在宅介護が地獄にならないような道に端緒をつけられたらと思います。また朝霞市では他の世代より人口で圧倒している2010年で35~44歳の老後についてもどうしていくか考えはじめなくてはならないと思います。
●お金のかかる施策を考えながら、同時に、朝霞市の現金不足を立てなおさなくてはならないと思います。先般、「広報あさか」で財政問題が取り上げられていましたが、現金・貯金がなくなっている朝霞市におきている事態に焦点が当たっていませんでした(一番の問題である実質単年度収支と財政調整基金の残高についての言及がほんのわずか)。一般論の繰り返しであり、また向けられている矛先も勘違いもあります。無責任な自治体議員が自治体を破綻させた、と言われないよう、厳しい財政の点検をしていきたいと思います。
●日中、夕方減便されて不便になった東武東上線のダイヤ改善に向けて、市を挙げて取り組んでいくんだ、ということに引き続き火を付け続けていきたいと思います。
日中電車が来ない、夕方和光市から東上線に乗りきれない、という東武鉄道への不信感が市民のみなさまから折りにふれ聞かされています。1979年以来の、わかりやすい、短時間でどこにでも行ける東上線のダイヤへの信頼があって、何かとネタにされる沿線イメージにも余りある、住みやすさがあったと思います。
※昨年もテレビドラマ「あまちゃん」で埼玉出身のアイドルが東上線沿線住人という設定になっていたと思います。
●引き続き野課題ですが、朝霞市民の3分の1の世帯が住む、マンションの建物の老朽化やマンション内コミュニティーの高齢化に対処できる市政の改善に取り組んでいきたいと思います。12月市議会で、管理組合に対する相談業務の定着、分譲マンションの把握が進んでいるということなので、今後は、防災や高齢化に対応できる分譲マンションへ誘導していく策が必要です。
●災害対策でも、地震や火災に対する対応能力は高まったと思いますが、火山噴火や太陽フレアなど、電化されている社会だからこそ被害が甚大になる災害もあります。そこに警鐘を鳴らしていきたいと思います。
以上のテーマを継続課題にしながら、来年の政策改善に取り組んでいきます。
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