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2014.01.15

1/14 占領改革の研究者・雨宮昭一先生の退職記念講演を聴く

Dscn4562今日、総力戦体制から占領改革に(人的ではなくて)文脈的連続性がある、ということを指摘した、雨宮昭一先生の最終講義を聴きに獨協大学にうかがいました。友人で、雨宮ゼミ出身の玉造水戸市議の誘いです。

先生の講義では、1920~40年にかけて自由主義の国家・社会運営から総力戦体制に移行し、そのしくみや体験が戦後の占領改革や高度成長のベースになったが、それは冷戦によって温存されてきた、冷戦を前提とした、日本の安全保障、経済、政治体制が終わったのは冷戦崩壊によるもの、そしてそれは資本主義一色となるなかで、その最も先鋭的な新自由主義による改革として進んだ、これが脱戦後体制PARTⅠである、と。

次は脱戦後体制PARTⅡに移行する段階に入るが、それは何らかの共同主義になっていくだろうと、それは里山資本主義であるのか、コミュニタリアンになるのかまだ未知の世界である。それを今のインテリたちが試行錯誤しながら提示しなくてはならない、という話でした。

最後に、獨協大学で地域政策の研究をされていて、ポストベッドタウンという課題に取り組まれていること、東京の南・西という階層を選んだ地域と、北、東という多様性を含んだ地域とどちらが可能性を持っているか、とか、働きに行く男と仕える女という社会構造のベッドタウンがいつまでもつかわからない、とか、ベッドタウンが自己循環社会になれるかどうかが生存の要件だとか、参考になる意見ばっかりでした。
自己循環が可能な地域社会にしているかどうかが、これからのグローバリゼーションが進むなかでの耐性をつけるんだという話のなかで、わがまちはその準備ができるのか、と考えると頭を抱えるところが多くありました。私がマンション化した地域社会の課題や、保育所の問題を取り組むのはその文脈で正しいと思いました。

その後、退職記念パーティーにまぜてもらい、雨宮先生の茨城大学時代の武勇伝が飛び出すことに、バンカラゼミの本領発揮でした。相撲番組が潰れたからと、家で呑んでいるゼミ生に「天覧相撲」をさせて血が出るまでやらせた話など、とにかく面白くて仕方が無い話ばかりでした。

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