12/25 東京メトロのダイヤ改正
来年3月中旬の東京メトロのダイヤ改正が発表されています。
それによると、副都心線の渋谷・新宿三丁目間に2本増発されるのと、早朝の電車の接続を改善するだけで後は何もありません。
したがって、地下鉄直通の本数は増えないので、夕方ラッシュ時や夜間の和光市駅で人が溢れて電車に乗りきれない状況は改善されません。
また夕方のラッシュ時に恒常的な遅延をもたらしている輸送力不足も解消されません。
また、有楽町線の日中6分間隔の運転による、副都心線との接続のたてつけの悪さは改善されません。
一方、同じ6分間隔仲間だった千代田線は、常磐線の増発とあわせて日中は5分間隔になるようで、
4分間隔(銀座線・丸ノ内線)>5分間隔(日比谷線・東西線・半蔵門線に千代田線が加わる。実質副都心線も)>6分間隔(有楽町線)>7.5分間隔(南北線)
という格付けになります。
なんだかなぁ、と思わずにはいられないダイヤ改正です。
東武東上線のダイヤ改正については発表はありませんが、東京メトロの改正が大した内容ではないので、何もしないか、やっても小幅の改正にとどまるのではないかと思います。
●最近、母が池袋に行くときにしか電車に乗らない、と言います。電車の本数が少ないのに覚えにくいダイヤでいつ電車が来るかわからないからだそうです。前なら5分ぐらいしか待たなかったのが、最近、うっかり10分近く待つ時間に駅に行くぐらいなら、バスで移動した方が近いし階段がない、ということらしいです。
母は私のような子がいるからこうして利用しない理由を説明するのでしょうが、おそらく多くの人はただ何となく使いにくい状況から、自然にマイカーに利用がシフトし、それは池袋の百貨店に行くのではなく、沿線にある郊外型の非東武系の巨大スーパーにシフトしているのではないかと思います。
●今年は28日から1月5日まで休日ダイヤ運行。
年末の終電の早さはきついなぁ…。また、30日の朝など、金融関係や役所関係など通勤客もおり、大変なことになりそうです。
合理的な割り切りと言えばそうですが、何でしょうかねぇ、最近の鉄道会社の退行的営業姿勢。
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