11/6 来年度予算で支払を約束していいのだろうか
下記の問題を提起したところ、担当課長から、補助金の申請を受け付けつつ、予算の消化状況をみながら支払決定するむねの文書に変更されると報告がありました。また補正予算を組む方向ということです(16:25補記)。
朝霞市のホームページを見ていたら、「個人住宅リフォーム補助金の振込みに関するお知らせ」というのがあり、予算の関係で、11月5日以降受付分については、2014年4月に支払う、という通知がされています。
恐らく予算切れになっての通知だと思います。予算切れで、後日予算確保して支払うという約束だとすると、我々議員に補正予算の提案も何もまだされていません。行政にはいろいろな裁量権はありますが、予算の決定権まではありません。議会に支出や支出の約束もしていない予算執行を、市民に対して約束してしまうのは問題ではないかと思います。補正予算が通過してはじめて通知できる内容ではないかと思います。
朝霞市議会は圧倒的に与党が多数の市議会です。そうしたなかで行政が「市民が喜ぶ」ものであればルールを踏み外すことについて、行政提案の議案は、議会にかければ必ず通る、と甘い認識をしているのではないか、と思わざるを得ません。
また、この補助金のように、出来高払いで、年度が終わってみないと最終的にはどこまで金額が積み上がるかわからない補助金については、命や健康、生活の行き詰まりに直結するもの以外は、きちんと見直せ、と9月の議会でかなり厳しく伝えたはずです。
もうあと7億5000万円しかない積立金の中で、毎年4億円以上取り崩しているのが朝霞市の財政状況です。
命や健康や生活の支えをする福祉関係事業者が、来年度の補助金の内定がされても、議会が通るまで関係者以外には口外するなと箝口令を敷かれ、議会で議案が通るまで来年度の事業内容について誰にも話していないことと対照的です。
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