10/23 議会改革・情報公開のあり方について整理しました
23日午後、月1回程度のペースで進んでいる議会改革推進会議の広報・広聴推進委員会の会合がありました。
その中で、
①請願本文のうち提出者情報をどこまで公開するか
②委員会議事録のpdf公開
③その他インターネット上の情報の公開
④議会中継・録画公開のあり方
⑤広聴について
を議論しました。
①現在も議会に提出された請願の請願者情報について議事録では公開されていますが、インターネットなど広く目にとまる場では公開されていません。請願本文をただ写真撮りして公開するのか、議会事務局がうち直して公開するのか、ということを審議するなかで問題となったものです。
提出者情報について、一部委員から個人情報で秘匿すべきじゃないか、という提案がありました。それに対して、公文書であり、政策変更を求め議論を議会に義務づけるものだから公開されてしかるべき、と反論が行われ、請願者名については公開、請願者住所については原則公開、ただし支障がある場合は秘密とすることができる、という方向性でまとめられました。
私は、公的影響を与えるものであり、公開が原則だろう、スウェーデンでは役所に提出したすべての要望が情報公開の対象になっている。匿名の個人の動きを追認していくことは市民どうしの連帯もやりにくくすることで、よろしくない、と申し述べました。
請願本文を公開することそのものについて一会派が合意できていないので、引き続き待ったがかかっている状況です。
②委員会議事録のpdfの公開について、技術的ハードルはクリアされましたが一会派がまだ合意が取れていないということで待ったがかかっている状況です。
③その他インターネットで掲載すべき事項として検討持ち帰りが課題とされました。持ち帰る場所のない私からは周辺市の公開情報と照合しながら、(1)議案書と説明資料(条例案の新旧対比表など)、(2)議会の権限に関する情報(96条2項等)、(3)会議規則、委員会条例、申し合わせ事項など議会ルール、(4)議員情報の整理と充実、(5)視察の派遣・受け入れに関する情報などを追加したらどうかと提案しました。
④議会のインターネット中継・録画は議会改革がたちおくれていたいくつかの近隣市の議会ですら始まっている状況で急ぎたい、という認識は共有できました。また、金額のかかる会議録会社のシステムを利用する方法か、インターネット動画サイトを利用するか、周辺のコスト、議会事務局職員の人件費や朝霞市職員のIT技術の水準などから会議録会社のシステムを利用するのが妥当だろう、ということで持ち帰り事項となりました。
⑤市民の声を聴く議会として何が課題か、持ち帰って提案してほしい、という整理になりました。当初の各議員からの提案では、(1)議会報告会の開催、(2)請願審査等での提案者の出席を原則とする、などが上げられていることを再確認しました。
この委員会で「やる」という合意ができると、全議員の「推進会議」にあげられ、24議員全員が合意すると改革が進みます。
| 固定リンク
コメント