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2013.09.08

9/8 11日民生常任委員会で福祉・保健の2012年度決算を審査します

現在、朝霞市の2012年度の決算書とにらめっこしています。

市議会は年1回9月の市議会で前年度の決算を審査します。

5月に前年度の出納を完全に締切り、6~7月と出納の適正事務がされているか監査委員による監査を受け、8月上旬に決算書の案ができあがります。議会がすべき決算審査は、支出の適正性よりも、事業そのものの課題を洗い出すようなものとなります。また決算が否認されても、決算の有効性は失われないので、決算審査で何を議論して議事録に残すか、ということが大事になるのだろうと思います。

私は、決算審査で指摘するのは、事業の効果です。政策には、①お金や人の投下量を評価(もっと予算を、もっと人員を)する場面、②お金や人の投下量で取ることができた成果の評価(「コスパ」と言われるような買い物としての効率性)、③成果から生み出された効果「アウトカム」の評価、と3段階あります。予算がじゃぶじゃぶある時代は、政策といえば①でした。次に、行革行革と言っているだけの時代は②でした。しかし高齢化が進み、障がい者やひとり親家庭など支えが必要な人の人権を考えなくてはならない時代になると、単に安くいい仕事をすればいいというのではなくて、その仕事をしたことで誰にどのような効果が上がったのか、ということを問わなくてはなりません。いくら割安だからって何のためが欠落した事業をやったってダメなんです。そういったことを点検していきたいと思います。

私は朝霞市議会で福祉と保健の分野を担当する民生常任委員会に所属しています。したがってこの分野の決算を審査することになります。日程は以下のとおりです。

民生常任委員会 9月11日9:00~ (予備日 9月12日、13日)
福祉部総務→障がい者福祉→介護保険以外の高齢者福祉→児童福祉→学童保育→保育園→ひとり親福祉→児童館→生活保護→保険事務→保健センター関係→健康増進センターわくわくどーむ→災害支援の順に審査を進めます。
※昨年は、1日目が保険事務まで進み、2日目として予備日を使って保健センター以降と、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の3特別会計の決算審査を行いました。

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