« 4/24 富岡市長、東武鉄道に朝霞駅停車の増便などの要望書を提出 | トップページ | 5/3 保育所事業に株式会社の参入を認めるだけでは待機児童問題は解決しません »

2013.05.03

5/3 改正条項だけいじる憲法改正案はセコい

きょうは憲法記念日です。

高校内の政治闘争に鬱屈する私を解放するかのように、1987年のこの日、憲政記念館に出かけ、「土井たか子の憲法講義」を聴きに行き、外的な政治的接点が開いた日です。「FOCUS」という雑誌に、「参加者に高校生も」とフォーカスされ、来るべき土井たか子ブームの予兆現象として取り上げられました。また仕掛け人の一人である保坂展人世田谷区長の著書にも、書かれてしまっています。

自慢話はともかく、現在の憲法問題について私の考え方をお伝えしたいと思います。

権力の上に憲法があり国民の自由を担保する、立憲主義のつくりを保障するための憲法は、改正条項ができるだけ厳しく、できるだけ多くの政党・国民が合意できる改正案であるべきだと考えています。
しだかって、与党が維新を巻き込んで憲法改正要件を引き下げる、セコい憲法改正の動きには全面的に反対する考えでいます。
憲法を改正したいと考える人々は、正直に何が問題でここを改正すべきだ、という論争を「護憲派」との間で行ってほしいものです。

●最近、日中国交回復までの、吉田、岸、石橋、池田、佐藤、田中、福田の考えの背景を調べる機会があり、彼らの政治的信念を見ると、そういう手段と目的が入れ替わったようなことはしていないのです。
憲法改正条項だけいじるセコい手法に溺れる小ささが、政治への信頼感を失わせていっているのだと思います。

●憲法記念日に、国民と権力との関係について改めて考えなくてはならないことが多いと思います。改めて、より多くの人が不幸にならない立憲主義の運用に、自治体議員として注意していきたいと思います。

|

« 4/24 富岡市長、東武鉄道に朝霞駅停車の増便などの要望書を提出 | トップページ | 5/3 保育所事業に株式会社の参入を認めるだけでは待機児童問題は解決しません »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 4/24 富岡市長、東武鉄道に朝霞駅停車の増便などの要望書を提出 | トップページ | 5/3 保育所事業に株式会社の参入を認めるだけでは待機児童問題は解決しません »