2/24 朝霞市長選の開票結果・富岡市長3選
続きです。
投票率は22.69%、投票総数は23,289人。
とみおか勝則 20,031
田村 ゆうじ 2,572
合計 22,603
無効白票 686
という結果で、富岡勝則市長が3選となります。
●投票区別に見ると、高いのが、根岸台、溝沼、膝折地区と、第四小学校投票区、浜崎、膝折の両団地の投票区です。全体的に低いのでどうにも言いようがありませんが、前四者は過去と同様の傾向で、町内会組織が強かったりする地区で人間関係による動員力がある程度きく地域であり、後二者は意外でしたが、周辺に有力議員もおり、投票率を上げようと思えばできないこともないところだと思います。
やはりというのが、毎度というか、低いのが、第七小、弁財市民センタ、西朝霞公民館、聖母教会という朝霞台駅から志木駅にかけての投票区でした。この地区では、公共施設が少なく、保育、介護でも何かと手薄な地域で、生活上での市政の意味をあまり感じられないのかも知れません。また野党市議が多く、積極的に市長選に支持者を動員していないというのも言えることだと思います。
●得票分析で言うと、朝霞市では7500~8500票が公明党票とみられ、推薦を出し、公明党支持層が動揺するような選挙構図でもなかったので、ほぼまとまって富岡市長に投票したものと見られます。そこから逆算すると、富岡市長の票のうち非公明票は12000票前後ということになります。
●田村氏は市議選で200票も獲得していないので、2600票の大半は、田村氏への積極支持ではなく、反富岡市長の意思表示と言えます。ただし、朝霞市の非保守の票は、地方選挙では、共産党が2700~3500、非共産(旧社会、市民運動)が4000~4500票、あわせて6500~8000票と見られることから、田村票と無効票を合算しても、反富岡市長として意思表示したのは半分もないと言えます。
●市長選が終わり、市長が招集する3月市議会が始まる日程が決まってきたと思います。
あすあさってに招集告示がされ、27日に議会運営委員会、3月4日に招集となるのではないかと見込まれます。
詳細の日程が決まりましたら、お知らせします。
●いきさつから仕方ないのでしょうが、次年度予算審議の議会日程を束縛する市長選の日程、どうにかならないものかと思います。それでも今年は1週間早い日程でやっていただいたので、実質的に3月議会の審議日数は確保できる見通しのようです。
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