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2013.02.06

2/2 「看とり」をお聴きする

2日、私が所属していた朝霞市地域福祉計画推進委員会の委員中間が言い出しっぺに、市内の福祉職の方々と続けてきた「地域福祉を考える市民の会」が開いた「あなたならどうする家族が要介護になったら」を聴きに行ってまいりました。

今回は、在宅介護を介護する側で体験された方のお話を聴くことができました。とくに1人目の方の家族を看とった体験には励まされるものがあったと思いますが、やはり、医師の協力が欠かせないということを痛感しました。

そのほかにも、在宅介護を始められたばかりの方など2人から体験をお聴きできましたが、終末期までの在宅介護というのがまだ試行錯誤している段階で、先入観で「できる」「できない」と考えがちなので、こうして経験者のお話をうかがって、具体的なイメージづくりをすることが大切だと思います。

●5日、福岡県への出張の帰りに、田川市に立ち寄り、親友の佐々木允市議を訪ねました。佐々木さんが勤務されている社会福祉法人が建設中の介護施設を見せていただきましたが、入所施設のほかに、在宅医療の拠点を作り、医師や看護師を配置して、田川市での在宅介護の可能性を高める挑戦をお聴きしました。朝霞市は土地不足から介護施設を充足できるほどの増設はできないと思います。地域で生き、地域で亡くなることのできる地域づくりが求められています。
ヘルパーの24時間巡回や、在宅医療の拠点を増やすことなどを通じて、小さな面積の朝霞市全体が、生活拠点であり、まちぐるみの介護施設としての機能も兼ねる、そんなことは可能じゃないの、と教えていただきました。

●今まで夕張など北海道の炭鉱町しか見たことがないので、田川市が思ったより明るく、人がいることに驚きました。

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