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2013.02.17

2/16 保育園でもちつき

Dscn1901_2私のブログらしからぬ記事ですが、我が子の保育園でもちつきがありました。

少し前まで園の経営側と保護者集団との間で意見の相違があったのを乗り越え、かえって保育士と保護者との信頼関係が強化した後の行事だったのでひじょうに盛り上がったと感じています。

●次の参議院議員選挙で、埼玉県選挙区の改選議員である行田邦子さんが、みんなの党からお誘いを受けたということ。行田さんは虚心坦懐に、ということで即座に断らなかったようです。
原発と消費税はいいのでしょうが、最も日本の未来を問われるTPPなど、民主党時代に反発してきたことを説明つけられられないんじゃないかと思います。選挙戦術だけ考えたら、3議席のうち自公が予約席となっている中で、みんなの党+維新に、みどりの風という政党、あるいは民主系リベラルという雰囲気では勝てないと判断されているのだろうと思いますが、もう少し長期的視点で選挙を考えてもらえたらと思います。

●「リベラル」と、みんなの党的な新自由主義に、いったいどんな境界線があるのか、と思わざるを得ないことがあります。「リベラル」と自称しているグループは、TPPでは民主党は分裂しなかったけども、消費税をめぐっては分裂できる、つまりやはり優先課題は、本人たちが意図しているにしてもしていないにしても、小さな政府論での「リベラル」じゃないかと疑わざるを得ないんです。

そこで検証しなくてはならないのは「リベラル」という旗印。私はこれは90年代、社会主義が穏健なのも含めて全否定された社会環境、消費税反対運動をバネに自民党以外の選択肢が発見された経緯、そんなところから民主党製造のために多様な政治勢力を統合するための便宜的政治用語だと感じています。

「リベラル」とは、アメリカ的には中道左派的雰囲気を指すのでしょうが、アメリカ以外では「ネオリベ」という言葉があるように、新自由主義者や古典的自由主義者のことを指し、労働や社会保障に冷酷な視線をさす政治勢力をさす言葉です。「リベラル」を標榜していた民主党も、小泉純一郎と竹中平蔵のコンビがあそこまで社会システムをガタガタに破壊するまで、ああいう改革の手法を大きな声で批判できる政治家はごくわずかったように、「リベラル」という言葉は人権や多様性に寛容であっても、貧困や過酷な労働の問題、家族や生活を支えるシステムには冷淡にならざるを得ない言葉じゃないかと思っています。

「リベラル」で、自公政権に対抗し、民主党と違う選択肢を模索している人に、最近、話し続けている話です。とくに「社会」という言葉の入った政治勢力を源流に持つ人たちには、今の社会問題にしっかり向き合う結集理念を打ち立てなくてはダメだ、とハッパもかけています。

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