« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012.12.31

12/31 年の終わりに

しばらく更新を止めてしまいました。選挙から戻ってきた知人たちが一斉に忘年会を設定し始め、少してんてこまいしておりました。

今年も終わります。多くの市民、知人、友人のみなさまのお支えがあってようやく議員生活も1年を超えられました。政治や社会のシステムで不幸な思いをしている人、能力を発揮できない人を一人でも少なくしていく、そうした政治づくりに取り組んできましたし、まだまだなのでこれからもその目標を継続していきたいと思います。
そして、人が大切にされ、人を大切にする社会にするために、働く人のこと、福祉のこと、引き続き取り組んでいきたいと思います。

朝霞市にとっては、基地跡地の国家公務員宿舎建設が、空き地の開放となって展開したことが何よりの事件でした。
忘年会でも感じましたが、総選挙の結果に絶望的な思いをしている人も少なくないのですが、嫌なことを強引に推し進める時代の流れというのはいつかは終わり、5年10年の時間軸で見れば、かならず無理のない方に時代は動いていくと思っています。
市長や朝霞市の幹部職員には嫌な思いをされたかも知れないのですが、そんな無理筋の話が力関係だけで劣るわけがないと信じ続けた基地跡地の運動が持続したから展開した結果だったと思います。

また私が課題とする保育所の増設も進みました。人口が多いのにし公共施設も福祉施設もなかった朝霞台駅から志木駅にかけての東上線の南側の地区に今年の4月、来年の4月に相次いで保育所が開設され、待機児童問題が大幅に緩和されています。人口減と、共働きに変わっていく社会構造の変化にとって不可欠な施設だと思います。この点、年間全国で150億円の「子育て安心基金」という真水の保育所増設の補助制度を作った民主党政権には感謝したいと思っています(他の政策ではいろいろ難がありますが)。この程度の予算で保育事情が好転していたなら、もう10年早くこうした制度を作ってもらっていたら、首都圏や大阪圏の保育事情の厳しい自治体の財政的な体力もあって何とかなったのではないかと思います。

残念な話は、福祉施設の人権問題です。詳細は書けませんが、全然収束しません。利用者にとっては大切な生活の場を何だと思っているのか、そう言うしかない話です。そろそろ厳しい対応をしなくてはならないのではないかと思います。

財政の行方も心配です。かつては払う税金より使われる税金が少なく、儲けすぎの自治体と指摘する市民もあった朝霞市ですが、ここ数年ずっと貯金を切り崩し、あと3年ぐらいで枯渇する危険性があります(消費税増税の余波で一息つける可能性もないわけではありません)。中途半端に豊かな自治体なので、補助金を受けられるメニューも割合も少なく、総務省が借金を認める事業も限定されます。財政力指数や公債費比率など他の自治体が頭を悩ませるような財政の指数が健全性を示すなかで現金だけがなくなる、民間企業で言うと黒字倒産のような事態も迫っています。そうした中で、何を切り、何を残し、何を伸ばすのか、政治家としていろいろつきつけられると思います。納得性の高い結論に向けて努力しなければと思っています。

市議会の改革については、議会改革の広報広聴の改革を携わらせていただいていますが、小さな課題で、市民にとってはどうしてと思われていることについては、コツコツと全会派の合意を取り付けて前に進めたいと思っています。議長が強い思いがあるので、その流れにのって協力しつつ努力したいと思います。

全国的な課題では、総選挙の結果がありますが、負けた側が負けを認め努力するしかないと思います。組織性の問題は誰もが言いますが、とくにこれまでおざなりにしてきた知的能力が必要です。政党の幹部が選挙戦略だけで馬鹿な政策を出してきたときに、きちんと止められる政党であるかどうかということが重要です。マニフェストを守ったか守らなかったかなんてこと以前の問題だったのではないかと思います。
自民党に対しては、安倍晋三を近衛文麿にしないでほしいと思います。能力以上の期待感が強すぎて、制御できない結果にならないか心配です。

安倍政権の誕生は、小泉構造改革を明確に否定したということで私は全部駄目ということではないのですが、教育政策とインフレターゲット、原発問題は心配でならないし、今のスタンスであればダメという評価にならざるを得ません。

原発問題は、福島の問題をどうするのかということと、原発政策そのものをどうするのかという両面がありましたが、後者については運動家の自己満足にしてきた感はぬぐえず、政治的な結果を出せなかったのが衆院選の結果ではないかと思います。しばらく反動期がやってくるのではないかと思います。一方、安倍首相は菅元首相を現場を混乱させて事故収拾を遅らせたとかで刑事訴追をちらつかせているのですが、そういうことでよいのかと思っています。

社会保障と税の一体改革の社会保障部分の充実が来年大詰めになってきます。注目しながら、基礎自治体でできることを模索したいと思います。

●朝霞市民のみなさまには、私が朝霞市を選挙区とする政治家である間、公職選挙法第174条2の規定で、年賀状をお送りすることができません。年賀状をいただくことは大歓迎ですが、返事が出せないことをあしからずご容赦ください。

●12月定例市議会の一般質問のやりとりの要約、資料情報の提供が遅れてていることをお詫び申し上げます。

| | コメント (0)

2012.12.22

12/22 インターネット選挙運動の解禁の動き

選挙前はインターネットによる選挙運動の解禁に後ろ向きで、終始決めきれなかった自民党。しかし選挙後、安倍首相は新経済なんとかの三木谷氏と会見し、早期にインターネット選挙の解禁をしたいと言ったことが、話題になっています。

私は日本の選挙制度が「文書図画」の規制として、ありとあらゆる表現手段を制限し、自由な表現手段が、宣伝カーによる連呼と、投票してくれとしか言えないような電話かけにおしこめられ、政策も理念もない選挙になっていることは問題だと考えていますし、これは国連からも国民の政治参加を奪う権利侵害の一つとして指摘されていることです。

そういう意味で、インターネットだけを解禁するとか、そういう議論自体がナンセンスだと思っていますが、一つでも表現手段が増えることは、表現手段を増やす突破口を開くことにはもちろん賛成です。

いろいろな弊害を言う人がいますが、またそんなことでつまらない規制をたくさんつくり、今以上に、政治参加の道が、公選法の抜け穴解釈に長けた人しか政治家しか開かれないというのは問題です。政治家どうしの議論が、しばしば、企業家や官僚に比べ、揚げ足取りの矮小な議論に終始するのも、そういう関心や注意力の払い方をしないと選ばれないからでしょう。

さて今回問題だと思うのは、①改選前、民主党が提案したインターネット選挙の解禁が自民党の抵抗で葬られた経緯について誰も何も指摘していない、②インターネット選挙の解禁を打ち上げる相手が間違っている、と思っています。
①については、自民党がインターネット選挙解禁の優先順位を上げ、放置から推進に代わった理由づけや説明が必要です。さっきまで反対していたのに、国民受けしていいことだからやるという最近の政治の政策決定の態度が混迷を呼び、有権者に混乱をもたらしています。
②については、選挙制度の変更は、全議員の合意、それを抽象化した全政党の合意で進めるべきことで、どこの議会でもそういうやり方をしているはずです。したがってインターネット選挙をしたいというなら、まず話すべきは野党であるべきではないかと思います。また解禁を打ち上げた相手が、そのことがビジネスになるインターネット業界の社長さんたちというのも、なんだかなぁという感じがしています。インターネット選挙解禁は、政治家や政治運動をしている主体の側から、有権者に語りかける手作りの選挙宣伝を取り戻す動きであって、そこにインターネット関連業者が選挙ビジネスとして流入してくることは、杞憂される金のかかる選挙、手の届かないところで決まる政治の復権じゃないかと思うのです。よくよく注意して進めてほしいと思います。

●今回の総選挙を通じて、よかったと思うのはインターネット選挙に関する世論が少し成熟したことです。以前は表現の自由、政治活動の自由とは別にインターネットという技術だけを切り出して語る解禁論が中心でしたが、今回の選挙では、表現の自由、政治活動の自由としてインターネット選挙の必要性を語る意見が増えてきたことです。

●赤木智宏氏が、選挙時の政党バナー広告だらけになったことをさして、インターネット選挙になるとああいうものが氾濫するぞ、という意見をツイッターで言っていますが、少し違うと思います。
金のかかる選挙という戦前の内務省がまきちらした誇張が、文書図画による選挙運動を規制し、選挙で政策が語れないというばかばかしい事態を招いているのであって、金をかけないことよりも政策判断できる選挙にすることが優先順位じゃないかと思います。
また運動側の陣営も、政策や主張を伝えられれば、あのような金ばっかりかかって無意味なバナー広告を氾濫させる意味は少なくなり、むしろまともなところに落ち着くのではないかと思います。
金の話で言えば、解禁してもしなくてもかかるお金は変わらないと思います。今のような規制を続けても、選挙運動期間前の文書、インターネットがやまほど行われています。その段階で使う金が選挙運動期間に後ろ倒しにされるかどうかという違いでしかないと思います。
選挙期間中に文書図画による選挙運動手段が増えることで、その分、選挙運動期間中に他にやることが減らさなくてはならないわけで、無関係な人にかけてくる電話や、宣伝カーによる必要以上の派手なパフォーマンスに力をさく候補が減っていくのではないかと思います。

| | コメント (0)

2012.12.19

12/18 大規模災害での居住権の回復には、日頃から地域で住宅建設する経済のしくみが必要

Dscn1692昨晩、法政大学五十嵐敬喜先生のゼミが主催した「福島県の震災復興と原発への対応」という題で、福島大学鈴木浩名誉教授の講義を聴く機会がありました。

鈴木先生のお話
野田首相が昨年12月16日の原発事故終息宣言は臭い物にふたをしたもので憤っている。
仮設住宅が、それを供給してくれるプレハブ建築協会との協定で、プレハブ一本槍で被災した地域の大工や建設従事者を活かせないという問題意識を持っていたが、東日本大震災においてはプレハブ住宅が供給しきれないというところから、福島県は、福島県内の事業者、福島県産材や労働力を活用することを前提に、建築資材を再利用できる木造仮設住宅を4000戸建設した。また高齢者を支援できる「地域高齢者サポート拠点事業」の適用の仮設住宅も10ヵ所2000戸設置した。
福島でこういうことが可能だったのは、2008年から福島県は住宅建設と材料確保を地産地消でできる仕組みを模索してきたからだ。
災害救助法の現物給付は、物不足の時代の産物でこのことが被災者の多様な生活状況に応じた生活再建を阻害しているし、救助に使われた住宅など使い捨てになるので無駄が多い。
震災を受けて、地域の工務店が住宅を建設しメンテナンスする関係性を残しておくことが重要。震災発生後、山間部で木造応急仮設住宅を地域の材木店や工務店を動員して提供した岩手県住田町の事例など参考にすべきだ。
全建総連、工務店団体、建築士連合会などでこうした取り組みは始まっており、災害時の住まいの確保のために協力する協定を都道府県と結び始めている。

福島の被災生活はいつ終えるともわからない。避難は長期化、広域化、そして問題が複合化していく。全てが高台移転とか、ある自治体に全員が移るとか、そういうことはもはや難しい。住宅だけではなく教育、福祉、医療など複合的な対処が求められる。避難して避難先の地域に溶け込んでしまって戻れないケースも増えてきている。
被災者に対する避難と残留のどちらも選択できるような政策メニューが必要で、「原発事故子ども・被災者支援法」が制定されたが、実行するための基本計画はまだできていない。

福島の沿岸自治体の苦労は、初期の放射能飛散の情報不足と、その後の除染への過剰な期待によって、今後のあり方について住民をまとめきれなくなってしまったことにある。復興といったときに、まちの復興よりも、被災者一人ひとりの生活の復興が語られることが重要だ。

●災害時に必要なことは、生活に関係することは過度に分業しないこと、というのが印象に残った。経済原理だけで言えば比較優位論にもとづく分業を推進していくのがいいのだろうが、それは輸送や通信、エネルギーが万全に確保できる状態での話で、それらがずたずたに断たれる災害時には、地域社会が衣食住と糞尿の始末を自己完結できる体制をどれだけ持っているということが重要ということで、私に新しい課題を示していただいたと思っています。

●私も2011年4月1日から3ヵ月間、職場のボランティア活動の事務局で断続的に福島を訪問しましたが、放射線量が危険だ、、という言葉だけでは言い尽くせない現状がありました。視覚化しにくい状態をうまく言葉にできないため、もちろん私自身は反原発ですが、反原発にためにするような議論でうまく言葉にできない状況を雑に扱われるのもイヤで、ボランティアに参加してきたということもあまり告白しませんでした。そんな一年を過ごして昨日、鈴木先生の語る被災者や被災地自治体の状況に感傷的になって聞かせていただきました。

| | コメント (0)

12/18 12月市議会定例会が終わりました

12月市議会定例会が終了しました。市長提出の議案全議案が可決しました。
意見が分かれた議決は3つです。

①暴力団排除条例については、市民的自由、結社の自由などに心配するところがあると、田辺議員(無所属)が反対討論をされ、佐野議員(明政会)が必要性を訴える賛成討論を行いました。私も田辺議員と同様に杞憂するところはありますが、一方で暴力団に自治体が無策でよいのか、線引きは必要という観点で賛成しました。

②憩いの湯(ゆ~ぐうじょう)条例の廃止については、機能が止まってから今日廃止に至るまで放置した経緯をめぐって、山口議員(共産党)、田辺議員(無所属)が反対討論を行い、松下議員(絆)、小山議員(無所属)、私が賛成討論を行い、田辺議員と共産党3議員の反対のみで可決しました。
私は、こうした民業でも可能な娯楽的要素の強い施設については、市が手を出すべきではない、これからはよかれと思って作る施設の新設にあたってはよくよく吟味して決めてほしいと意見しました。

③埼玉土建朝志和支部から提出されていた消費税大増税に反対、という請願は、今議会の総務常任委員会では不採択という結果を受けて、本会議の判断を求められました。
私が、社会保障と税の一体改革に意見反映したくて6月に提出されたこの請願を、社会保障と税の一体改革が決まる前に審査を終えず、今議会まで審査を継続したのか、と質問しました。答えにくい質疑に対して委員長は慎重に考えたいという委員の意見だ、という答弁をしました。
続いて討論に入り、請願に反対が佐野議員(明政会)、野本議員(進政会)、私、請願に賛成が斉藤議員(共産党)、小山議員(無所属)、山口議員(共産党)、田辺議員(無所属)でした。
私は、デフレや貧困は再配分を機能させることが重要で、それは政府の規模によって決まるのだから、庶民を救うことができる政府かどうかという観点では、増税に賛成する。問題は、消費税取られっぱなしにしないことではないか、きちんと安心な社会を作っていくことではないか、と意見しました。
この請願には、小山、田辺、共産党3議員と、松下議員(絆)が賛成し、少数賛成で不採択となりました。

他の議案、請願はすべて全会一致で可決・採択されました。
さらには議員提出議案が6本が一括採択され、うち3本は地方自治法改正にともなう議会内ルールの整備に関連した条例、残り3本は、
①機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める請願(全会派・無所属議員共同提案・公明党原案作成)
②建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を求める意見書(全会派・無所属議員共同提案・埼玉土建朝志和支部提出の同趣旨の請願採択を受けて教育環境常任委員会で原案作成)
③こども医療費の自己負担軽減等のための国の施策の実現を求める意見書(全会派・無所属議員共同提案・黒川が原案作成)

③については、12日の市議会で市長が、2月市長選に再挑戦する答弁を行っていますが、そのなかでこども医療費自己負担軽減のための助成を入院18歳(現15歳)、通院15歳(現12歳)まで拡大することを考えたい、と答弁したことを受けてのものです。財政難を繰り返し強調されていた中で、市単独でこうした助成枠を広げることに対する問題意識から、私が執筆させていただきました。
ナショナルミニマムや自治体間格差を解消する観点で、国がこども医療費の負担軽減・解消のために健康保険制度の見直しや自治体への助成について求める内容とし、市議会全会派も同意してくれ、共同提案となりました。自治体が国に提出する意見書は、無意味とはいいませんが影響力が少なく、ただちに市の負担軽減になるとは思いませんし、国の税収が低下するなかで自治体の独自政策を国につけまわししているような後ろめたさもないわけではないですが、朝霞市民の幸福と、朝霞市の持続可能性のためにやるべきことはやっておきたいと思っています。

また、14日の小山議員の一般質問を受けて、市が設置した各種審議会・委員会の設置条例を作るために1月15日に臨時市議会が開かれます。
おそらく現在用いている要綱と同様な内容の条例が約30の審議会・委員会に相応して約30本の議案が市長提出されます。30本分の質疑・討論・可決という手続きを進めるのですが、何もなければあっという間に終わりますが、何かあれば深夜におよぶことになると思います。
ここで可決できれば、各設置条例の施行日以降は、従来どおり審議会・委員会を開催することができます。

●議案質疑・一般質問のやりとりについてまとめていなくてすみません。近日公開したいと思います。

●12月市議会の採決で、私自身、賛否を逡巡している議案が1本あり、逡巡している間に議事がどんどん進んでしまって全会一致になっている議案があります。反省。事業内容に反対すべき問題はないので賛成でもよいのですが、決め方や施策のバランスから問題があるというものです。これからは気をつけてもらう、という観点ですので、その目的を達するためにはすでに議案質疑でも一般質問でもくどく話して、担当幹部職員からも「細かいこというなぁ」という感想を間接的にいただいたので、言い足りないということはありませんが…。

| | コメント (0)

2012.12.17

12/16 総選挙の結果を受けて

16日の総選挙の結果を受けて考えていることです。

1.わが選挙区の結果で言えば、自民党候補の独走でした。男ばっかりの政治風土のなかで、38歳女性、官僚候補としての博識、あぐらをかかない努力などが評価されたのだと思います。
また、民主党候補の弱点としては、上田党というアイデンティティの弱体化、議員としての個性のなさ、配られる印刷物が有権者とのコミュニケーションがなくて、成果や地位を自慢するような内容がずっと続いていたことも大きいと思います。また良い意味での民主党らしさのない雰囲気も、離れていくときには急に離れる感じではないかと思います。

2.私の応援した3人のうち、1人は何とか当選、2人は落選となりました。いずれも民主党候補です。

3.今回の衆議院議員選挙は脱原発を争点に設定すべきだったと思います。しかし脱原発の運動の側が、東京都知事選に盛り上がってしまい、脱原発の権限がなく、都庁に都民が求めていることでもないのに都知事選が争点化され、一方で、脱原発への決定権がある国政選挙では政局ばかりがテーマになるミスマッチを起こす結果になったのではないかと思います。とてももったいないことだったと思います。
脱原発運動の側に猛省が必要だと思います。

4.社民党はとうとう九州の局地的政党になってしまいました。その最大の課題は人材の流失で、その原因を作っているのは福島党首ではないかと思います。自民党を利しても社民党の独自性を訴えるのか、主要敵のために近い政党との関係を重視して引き出すものは引き出すのか、路線を整理していく必要があると思います。社民党の惨敗を受けて、党首の交代や世代交代を図らないと存在意義そのものが問われていくことになると思います。

5.民主党と維新が僅差になっていることが気がかりです。50議席あれば飛躍することは可能になります。石原氏と橋下氏の意見の違いを聞いていると早晩、維新は混乱状態に陥ると思うのですが、そうならなければ次の総選挙で必ず躍進してくるでしょう。

6.民主党は60議席弱になったことを悲観するばかりではなく、党の組織や思想を少数精鋭で整理する機会ととらえるべきではないかと思います。今までは烏合の衆で話がまとまらず、大して勉強もしていない議員が声を大きくすると消費税の反対だとかインフレターゲットやれとかとんちんかんな政策ばかり言う状態を克服するよい機会ではないかと思います。また新しい人材発掘の機会ではないかと思います。新陳代謝している自民党に対して民主党もある程度人を新しくしていく必要があります。

7.自民党は巨大な勢力を動かすのに苦労するのではないかと思います。250小選挙区より多い当選者があると、それは分裂含みになります。また投票した有権者は何でもやってくれるんだろうという過大な期待につながり、しかし現実的には参議院があったり、党内のとりまめとに時間がかかるようになったりするので、決められない政治になりがちです。

8.厚生労働大臣経験者で、政策をメチャクチャにした長妻昭が小選挙区でも当選し、実務に徹した細川律夫、子ども政策の体系化と充実を図った小宮山洋子が小選挙区でも比例区でも落選したというのは、まさに日本人が政治を通じて社会保障政策を判断するということに、いかに不得手かと感じるところです。あるいは社会保障政策の整備は、人物本位の選挙制度・選挙風土にそぐわないものかと語る結果ではないかと思います。

9.民主党の再建をどのようにするのかが課題になると思います。選挙至上主義の組織体制にしてきたのですが、ここからは選挙での即効性を期待するのではく、長期的な価値観の実現を前提に、知力、体力のバランスの取れた組織整備が必要ではないかと思います。

10.菅直人氏の苦戦を見るにつけ、日本人は先入観で政治を議論することが得意なんだと思わざるを得ません。原発災害への対応に大きな失策はなく、むしろ当事者としての責任を失いかけた東電にたがをはめたという意味では首相として十分な仕事をしたはずなのに、足を引っ張った自民党や小沢一派から、菅首相だから災害が止められなかったかのようなデマ宣伝が行われたことが選挙に大きく響いていると思わざるを得ませんでした。

●個々の選挙区の状況を充分に把握して改めてまとめてみたいと思います。

| | コメント (1)

2012.12.16

12/16 お父さんと子どものやきいものお知らせ

12月16日11:00~新座市東北2丁目のらいおん公園で、「おとうさんのヤキイモタイム」が開かれます。
新座市東北~朝霞市三原の子どもとおとうさんへ、やきいもに参加しませんか(もちろんその外側から地域も歓迎です)。
おいもを持って子どもたちとパパさんたちとあたたい時間を!
イベントの紹介をいたします。

★ご参加にあたって;
    予約不要。どなたでも参加できます。
    公園内は、もちろんいつも通り自由に遊べます。
     参加費:なし 
      (万一に備え保険に加入しています。
      当日はカンパ箱を設置させて頂き、
      保険加入代に当てさせて頂きます。)
     持ち物:ご自分で食べる分のさつまいも、
         アルミホイル。他、焼いて食べたいものを
         お持ちより下さい。
          ※お酒、たばこはご遠慮下さい。
★ひとこと;
    寒くったって子供は元気!
    公園で楽しく遊びながら焚き火にあたりませんか?
    この日は焚き火を囲んでワイワイ、ヤキイモ等を
    楽しみながらいつのまにか大人も子供も仲良くな
    れちゃう1日にできたらなと思っています。
    
    ぜひいらして下さい。
    火おこしは10:30頃から行います。
    当日のお父さんのお手伝い大歓迎!
    
★主催・連絡先;東北三原あそぼう会
  rockin_dockn0407◉yahoo.co.jp(担当:関戸)

| | コメント (0)

2012.12.15

12/15 選挙戦終えての感想

まだ完全に選挙戦が終わったわけではありませんが、有権者のアピールはあと本人が多少できるだけ。

今回の選挙の感想。
厳しい選挙はやることが一段落ずつ落ちる。応援演説している有名人候補は自分の選挙区にはりつき、自分の選挙区で遊説ばかりやっていた候補は、支持者面接にいそしみ、運動員も街頭ばかりだった陣営が、電話かけをやるようになり、そんなことで私も今回の応援は電話かけが中心でした。
応援した陣営は、選挙区外の私の関わりの深い候補者3陣営です。

友人が、電話かけの感触は悪くないが、世論調査も街頭も雰囲気が悪すぎする、というような感想を言っていましたが、私もそんな実感です。

毎回、選挙ごとに300対100みたいな結果を繰り返す選択がいいのか、考えなくてはならないと思います。これは単に選挙制度を見直すということではなくて、政党が政策ではなく、社会の帰属性や階層性に依拠した政党にならない限り、毎回片方の政党が議席を独占し、力をもてあます与党に、抑制のない反発ばかり繰り返す野党という構図が続き、政党不信が蔓延して、また、不安定な選挙結果を繰り返すという悪循環になってしまっているといいます。

そういうことを繰り返すと、戦前のように官製政党が政争の終止符を打つ、ということになるかも知れません。

| | コメント (0)

12/15 藻谷浩介さんがシンポジスト~シンポジウム「人口減少と都市改革」のご案内

人口減社会のなかで、都市の開発を考えるシンポジウムを紹介します。

シンポジウム
人口減少と都市改革

121216toshikaikaku都市の無秩序な拡大に伴って、建築紛争が各地で発生する一方で、空き地・空家の増加、住宅団地の衰退、分譲マンションの放置等が各地で発生。今後全国的に拡大することが予想される。住宅、建築物を良好な社会的ストックとして造ってこなかった日本は、どうやって質を高めながら安心して暮らせる美しい都市をつくっていけばよいのだろうか。

パネラー
  藻谷浩介氏 (日本総合研究所調査部主席研究員)
 野呂一幸氏 (大成建設株式会社顧問)
 五十嵐敬喜氏 (法政大学教授・前内閣官房参与)
司 会
 野口和雄氏 (都市プランナー)

12月15日(土)午後1時~3時30分
法政大学市ヶ谷キャンパス 55年館 542教室
参加費・資料代 1,000円 学生 500円

案内ダウンロード

お申し込み▼ 
■問い合わせ 510@machi-kaeru.com 03-5215-5516 

| | コメント (0)

2012.12.14

12/14 議会質問で、「朝霞の森」運営会議などが当面開催できなくなりました

今日の市議会の一般質問で、まぁ、弁護士の小山香議員が朝霞市の30以上の審議会・委員会が条例にもとづかず、判例から違法会議となると行政側を詰めました。

そのこと自体は、行政側が全くお手上げで、議員としては成果といえば成果なのでしょう。

判例では、条例にもとづかない審議会、委員会を要綱で設置することは違法という判決が出ていますが、学説は割れているようで、割れている学説については、議会の指摘や条例整備をしないと開き直った悪質な場合以外は、違法であり是正は求められても、市長に損害賠償を請求されない可能性はありますが、今日のようにあからさまに指摘して糺弾されて放置しておくことは、市長に莫大な損害賠償を請求される危険性があります。

おそらく朝霞市も小山議員の指摘を受けて、各種審議会・委員会の設置条例が市議会で可決・成立後、施行されるまで、条例ですでに定められている都市計画審議会などを除く、大半の審議会・委員会を開くことはできなくなります。

私は小山議員に何度もそんなことして大丈夫なのかい?と問い返し、やめるよう言いましたが、がんばるといい、実際に質問では激しく行政側を糺弾してしまったので、残念なことですが、そういうことになってしまいました。

審議会・委員会は形式的だという批判は当たっている部分はありますが、そうであったとしても、利害に関わる当事者や一般市民にとって行政の意思決定に物言いをできる数少ない場です。
当事者主権、市民参加などが言われる時代に、関係者の合意、市民の納得を得るという手続きにとって、第一歩のツールであり、議員や行政トップだけで勝手に決めてしまってはまずいのではないかということが、議題にかけられています。あながち否定すべきものでもありません。

あまりにも市民オンブズマン的価値観の観念的な判例が増えている中で、悪法も法なりの法律上の正義だけ追い求めると、法が期待している市民的自由や市民参加など民主主義の根幹が生かされなくなるということも、知っておかなければならないと思います。

市長は最後の答弁で、憮然としながら、「当面大半の審議会・委員会は開催できなくなりましたので、条例制定の臨時会を開きますので議員のみなさまにはご協力をお願いします」と答弁しましたが、1~2月の審議会・委員会は新年度の課題を決めなくてはならない場が数多くあり、それが3月近くまで開催できないとなれば、行政にとって困るとともに、市民や当事者たちにとっても行政の既成事実の追認しかできない審議会・委員会に参加するということにならざるを得ません。

●公務員宿舎予定地だったところを開放した広場「朝霞の森」の運営を議論する、運営会議も要綱で設置しており、議会で指摘された以上、もはや意思決定できる会議としては違法会議となってしまうので、当面開催できないことになります。

こういう正義が自己目的化した「市民」の害毒は大きなものがあります。ネットウヨみたいな人が「プロ市民」などと批判するのと違う文脈で。とにかく生産性がないのです。

| | コメント (0)

2012.12.12

12/12 与党会派が継続審査と結論先送りした請願と同趣旨の市長公約をどう考えるか

本日、市議会一般質問の冒頭で、富岡市長が表明した、来年度中の子ども医療費無料化の18歳までの拡大について、ただそれをやるのでいいのかと思いながら、先日の市議会民生常任委員会の議論の展開が良かったのか、改めて反省しなければならないと思っています。

7日の民生常任委員会では、新日本婦人の会朝霞支部が提出した「子ども医療費無料化を拡大してください」と題する請願について、与党の3人の委員は「さらに調査・研究したい」という理由で、採決をせず、継続審査としました。私は○でも×でも、昨年12月市議会に提出された請願をいつまでも採決しないことは良くない、また市長選で富岡市長が公約で言いかねないことで、議会として店ざらしにしておくのは良くないとして採決を求めました。共産党の石川議員はすでに請願に全面的に賛成の立場で、最初から採決するよう求めています。私と共産党の石川議員が採決せよ、としているのを、与党会派の議員は押し切って、「継続審査」と決定したはずでした。

しかし、7日から2営業日しか経たない今日の市長答弁は何だったのか、と思わざるを得ません。

与党会派の議員なら、次期市長選の富岡市長の目玉公約ぐらい、7日の段階で聞こえていたはずで、その公約にそう内容の請願について「さらに調査・研究」と言っていたのかと思うと、そういう審議のやり方でよかったのか、問題だと思っています。

提出している団体が与党系ではない、など与党会派にとって政局的な問題があれば、標準会議規則などでは公正・中立を前提に行われることを想定している請願審査のあり方としては問題は残りますが、堂々と否決すればいいはずです。否決して、富岡市長の出している拡大案は、拡大範囲も給付のやり方も別物だと主張すれば、まだ筋が通ります。

市民が議会に提出した請願については、提出者や市民に恨まれたりしたとしても、議会の議決責任として、既成事実が先行する前に、時宜を得て採決することが必要だと思います。

●市長与党も圧倒的多数であり、ここ7年、最大の朝霞市政の争点であった国家公務員宿舎建設問題を丸くおさめた富岡市長に対して、市長選での対決する大義名分も少ないなかで、現職市長優位の情勢が続くことだと思います。そうした中で、少なくない財政負担が伴う政策を市長はここで打ち出すのか、心配しているところです。財政調整基金の減り方を見ると、遅くとも2~3年後から、市民サービスの大幅なカットなどが避けられなくなるのではないかと心配しています。

●朝霞市議会は、与党会派所属議員が圧倒的多数で、チキンレースのような会派間抗争や与野党の抗争は少なくて、発言の揚げ足を取られることも少なく、そういうところは本当にありがたいと思っています。一方で、与野党が拮抗している議会であれば紛糾してしまうようなことが、何事もなかったかのように時々起こります。

| | コメント (0)

12/11 富岡市長、次期市長選出馬表明

本日の市議会一般質問で、進政会所属の石原議員の質問に対して、富岡勝則市長は3選出馬を明言しました。

またその中で、子ども医療費の無料化の拡大について、入院については18歳まで、通院については15歳まで引き上げることを来年度中に実現することをとを前提に検討していることが明らかになっています。

| | コメント (0)

12/12 本日から12月市議会の一般質問です

本日から3日間、市議会では一般質問が行われます。

何度か書いていますが、一般質問は、市議会議員が、議案とは無関係に市の事務全般を対象に質問することができる時間です。議員個人として行えますし、朝霞市議会では1人質問時間25分を3往復できますので、長丁場ですが、議員の個人の問題意識が百出して興味深い時間です。

なお、私は2日目13日のトップバッター、9:00~となります。おそらく質問項目数からすると、1時間30分超程度のやりとりになるかと思います。

照れや恥ずかしさはありますが、どなたでも傍聴できます。また遠慮なく感想をしていただければと思います。

全議員の質問通告については市議会ホームページに掲載されています。ご紹介するのが遅くなりお詫び申し上げます。

| | コメント (0)

2012.12.11

12/11 峰崎直樹内閣府参与が辞任

12月10日に、内閣府参与をされてきた峰崎直樹さんが辞任したということを知りました。

これまでの政治家としての人生と、その後の政府の任務へのご心労をお察しし、また政治に関わってきた労働組合職員出身者の先輩として、その労苦に敬意を表したいと思います。

●峰崎さんは私の政治的な人生に関わりの多いた方でした。

高校のときの学内での運動による疲弊、父親との確執に一区切りつけ、地方政治で政権交代を実現した北海道の政治文化に触れようと、北海道に渡ったのが18歳のとき。
その後1991年秋の学園祭で、大学生協の活動家たちが主催した政治討論会で社会党書記次長(事務局次長)として講師に来たのが峰崎さんでした。そこから親交が始まりました。

翌年、峰崎さんは参院議員に当選します。1995年頃だったと記憶していますが、社会党が自民党と連立したことへの批判と、当時相次いで露呈しはじめた公務員不祥事について、自治労組織内議員であった峰崎さんと議論を交わしました。その議論のなかで自治体職員が労働組合活動を通じて自らの職場を住民のために改革していく「自治研活動」を知り、自治労の再評価を始めるようになります。そのことはのちに東京で別の方から自治労職員の採用試験を受けるだけ受けてみないかと誘われたときに、積極的に受け入れた理由になっていきます。

自治労に入職してからは、新入職員なのに特定地域との深い関わりや特定の政治家との深い関わりがあると見られることは全国組織の職員として好ましくないことと、私も非常に多忙な毎日を送り、そのため峰崎さんとは積極的に議論をするようなことはあまりなくなったと思います。
また峰崎さんも、民主党には貴重な財政・金融の専門家として、党の実務を担われ、やがては財務副大臣として活躍することになり、とても多忙でありました。その後、2010年参院選をもって議員を引退され、どうしておられたのかと思っていたところ、昨年秋、私の市議選が終わった頃、峰崎さんからメールをいただき、その後も内閣府参与として、社会保障と税の一体改革に関わる仕事をされていると知らされました。


そして、再び交流か始まり経済政策の意見交換などをしてきたところの、今回の辞任となりました。

今だから言えますが、朝霞の国家公務員宿舎建設問題では、直接の担当副大臣ではありませんでしたが、建設反対運動のみなさんが陳情したときに、話を聞いていただくようお願いをしておいたところ、陳情を受け入れていただきました。

まさに1991年統一自治体選挙が私の具体的な選挙参加の第一歩であり、その直後から交流が始まり、峰崎さんが議員を引退したのが2010年、私が自治労を退職したのが2011年11月です。多大な影響を受け、私の政治的意識の形成と同時代を走ってきた峰崎さんがいよいよ公式な場から引退されるのかと思うと、政権中枢まで入られた峰崎さんと、自治体議員の一兵卒である私とを直接シンクロさせるのもどうかとは思いながら、感慨深いものです。

●民主党のダメな年金改革の議論をいちはやく軌道修正をかけ、2009年の総選挙のマニフェスト作成過程で財源論がないマニフェストに批判をした方です。そのことについて、新聞紙上で民主党の政策を批判する立場として対談された慶応大学の権丈善一先生も高く評価されています。

| | コメント (0)

12/11 昨年度から朝霞市の保育所の入所基準が明確に

朝霞市の認可保育所の入所申込が始まっています。締切は14日まで、就労や家族介護などの事情で、保育が必要な方は忘れず申し込んでください。

昨日、子どもの保育所入所申請をしたところ、気づいたことがありました。

私が昔、新エンゼルプラン、次世代育成支援行動計画のパブリックコメントで、保育の入所基準の透明化をするよう書き込み、「今後参考にします」と木を鼻でくくったような回答しかいただけなかったのですが、昨年度から入所基準の点数基準の公開と、本人への点数通知がされるようになっています。
最終的には入所決定の会議で決まりますが、就労や介護によって必要とされた保育については、基本的にはこの点数順に入所が決定することになります。

ただし、どうても保護しなければならない事情を抱えているような子ども(極端なものでは軽度な虐待で施設保護する必要はないものの、日中は保育所に通所して経過を見なければならないような例)は、引き続き行政処分による保護が行わなくてはならないため、残りますし、私も残すべきだと思います。

誰を入所させるのか、ということについては行政の裁量で行われます。そうしたなかで、保育所入所決定に関して、いずこでも、議員や有力者の介在がいつも噂されて、自治体の保育所政策に不信感をもたれる背景となってきましたが、そうした不透明感を払拭する大きな進歩だと思っています。また例外として、虐待や貧困の救済措置としての入所も残されていることはこれはこれで大事なこととも理解しています。

| | コメント (0)

2012.12.10

12/10 嘉田代表「消費増税の前に無駄をカットすべき」の誤り

二本未来の党の嘉田代表が、「消費増税の前に、行政のむだをカットするべきだが、民主党政権が行った『事業仕分け』のように、個別の事業を対象にカットしようとすると、関係団体から反対されるので、やり方がだめだ」と言っているようです。

とんでもない間違いだと思います。消費税増税に反対するのは国民から富を奪い景気を悪くするから、というのが消費税増税に反対している政党の言い分だったと思います。
しかし、一方で消費税増税をしないために、財源づくりのために、支出の切り詰めを「事業仕分け」のように強引にやれば、マクロ経済としての観点では、国民からすでに奪っている税源という富を国民に返さなくすることになる意味を持つので、増税と同じ効果になります。また、ミクロ的には、国民の前のお白州で、仕事の中味も効果もわからない有識者が無駄だ無駄だと一方的に袋だたきにするやり方は、やられた側に根深い怨念を抱えていきます。それは風がやんだ途端、みんな裏目裏目に出てくる結果となります。

そして、節約すれば増税はいらないという考え方は、真っ先に最も発言力のない社会的弱者を直撃します。小泉構造改革のときには、母子家庭への補助の大幅削減や、障がい者福祉への利用高比例の自己負担の導入が行われましたし、介護保険の給付のカットも行われました。生活保護バッシングは今でも続いています。

それはどこかには必ず無駄はあると思いますが、それを1つ1つ潰している間に、財政はどんどん悪化して、増税しないより最悪の結果になっていくと思います。また無駄ゼロというのは終わりなき話で、どのタイミングで無駄がゼロになったのか、証明することは不可能です。


無駄ゼロは、公務員の賃金を終わりなく下げ続け、福祉のコストを切り詰め、年金をどんどん切り、無料の医療や介護をやってくれる人に政策が飛びつき、そして賃金デフレみたいなことを続けていくことになります。繰り返していけば、それは貨幣の評価がどんどん下がり、無政府共産の貨幣社会の終焉しかありません。誰もが納得する無駄ゼロはその状態にたどりつくまでありえません。そこで初めて消費増税が認められるわけです。しかし貨幣社会がない無政府共産なのですから、消費増税なんてこと自体があり得ません。つまり、無駄をなくすまで消費税増税しません、というのは、無政府共産社会がやってくるまで消費税増税をしません、と言っているか、その逆に、途中段階で財源調達をまじめにやろうとすればいつか国民を裏切ることをします、と言っているに等しいことになります。

増税反対を言うのは結構ですが、それを節約すれば何とかなる、というのはあまりにも安易な論理で、民主党がいつか来た過ちを、日本未来の党はどうしてここまで見事に繰り返すものかと思っているところです。

| | コメント (0)

2012.12.09

12/9 ちりちりバラバラに暮らしている福島県民に公民権を

福島県選挙管理委員会のホームページに以下のような警告が掲載されています。

※ 選挙管理員会のホームページに掲載された選挙公報を以下のように取り扱うことは、公職選挙法第142条又は146条に抵触する場合がありますので、 留意願います。
 ≪例≫
 ・ ホームページに掲載された選挙公報をプリントアウトして、不特定又は多数の者に配ること。
 ・ 自らのホームページに、選挙公報の全ページを掲載又は特定の候補者等の選挙公報のみを抜粋して掲載すること。
 ・ 自らのホームページを選挙公報が掲載された選挙管理委員会ホームページにリンクさせること。

1と2については確かにそういう問題はありそうですが、3点目については何が問題あるのかわかりません。
とくに全国にちりちりばらばらになった福島県に住民票を残しながら避難した人たちにとってこうした警告はどういう意味をもつのでしょうか。

地元新聞の購読や公共施設での配布、町内会等を経由した配布など、いずれも避難生活では「選挙公報」の入手は困難です。選管ホームページにあるよ、と教えてあげるサイトを作ったらアウトというのですから、「選挙公報」が紙で入手できない環境にある人は、何が何だかわからない状態で投票をせよということになります。

原発事故や津波の高さについて想定外であったことに激しい非難が寄せられ、「想定外」を根絶しようと災害対策は動いています。そのことが可能なのか妥当なのかいろいろ意見はあるでしょうが、たかがホームページに一手間かけるだけで、公正に公平に避難民に「選挙公報」の入手方法を紹介するだけで、避難民はある程度の情報をもって選挙権を行使できるようになります。それを公選法違反などと汚らしいもののように警告するのは、避難者の生活というのが県選管にとっては「想定外」なんでしょうか。

法律的にも「選挙公報」の掲載ページを紹介することだけでは公選法違反とは思えないし、こうした恫喝を県民にする感覚については、呆れてものが言えません。

| | コメント (0)

12/9 イベントの紹介

以下のイベントをご紹介します。

①本日ですみません
12月9日13:30~、「朝霞の森」オープン記念シンポジウム
場所 朝霞市コミュニティーセンター 東武東上線朝霞駅南口徒歩10分

②12月15日 シンポジウム 人口減少と都市改革

都市の無秩序な拡大に伴って、建築紛争が各地で発生する一方で、空き地・空家の増加、住宅団地の衰退、分譲マンションの放置等が各地で発生。今後全国的に拡大することが予想される。住宅、建築物を良好な社会的ストックとして造ってこなかった日本は、どうやって質を高めながら安心して暮らせる美しい都市をつくっていけばよいのだろうか。
パネラー
  藻谷浩介氏 (日本総合研究所調査部主席研究員)
  野呂一幸氏 (大成建設株式会社顧問)
  五十嵐敬喜氏 (法政大学教授・前内閣官房参与)
  司 会 野口和雄氏  (都市プランナー)
日時 12月15日(土)午後1時〜3時30分
法政大学市ヶ谷キャンパス 55年館 542教室
参加費・資料代 1,000円 学生 500円
http://machi-kaeru.com/ 問い合わせ 510@machi-kaeru.com 03-5215-5516 
チラシダウンロード
http://db.tt/l2miBDXS
主催 法政大学五十嵐研究室 景観と住環境を考える全国ネットワーク

●実は②に関してこれから発生する大量の分譲マンションの老朽化、高齢化、空き室の問題について、今回、市議会の一般質問を13日に行います。市役所としてもうすうす気づいていたけれどもどこから手を出すべきなのか考えあぐねている問題なので、今回の質問をきっかけに分譲マンションの都市となった朝霞市のこれからについて市政が取り組む契機になればと思います。

その一般質問のお題からは、②のイベントを朝霞市の建築やコミュニティー関連の職員に聞いていただけたらいいなと思っています。答弁調整に奔走している朝霞市職員にとっては、このイベントが私の議会質問の日より、先行してあったらよかったのではないか、と同情をしています。行政にとって、事例やまとまった考えが示されていない課題について答弁するというのはほんとうに大変そうだ、ということは、この1年の議員活動を通じて理解したことです。しかし地方分権にたえられる自治体になっていくためには、不十分でも問題に向き合って答弁をまとめていただけたらと思います。この問題は、あまり事例がなく、ここからが第一歩です。

| | コメント (0)

2012.12.08

12/7 補正予算を福祉や医療の観点から審議 民生常任委員会

7日、市議会民生常任委員会が開かれ、
・補正予算案2本(一般会計の一部と介護保険特別会計の全部)
・総合福祉法関連の条例改正
・市営の特別養護老人ホームの定員変更
・介護施設関連の新規条例3本
を審議しました。

①補正予算案については、かなり深く突っ込んだ議論が行われました。
地域経済対策事業で細かい発注以外のものとして、
・介護保険財政への追加投入
・障がい者の外出支援等のサポート
・障がい者介護等の負担金
・家庭保育室保護者負担金軽減
・児童扶養手当
・三種混合からポリオ不活性化ワクチンを加えた四種混合への変更につもなう追加
などで追加財政投入が提案されています。

・介護保険への追加財政投入が必要になっている背景には、在宅介護のヘルパー利用が予算を下回っている一方、施設介護が伸び、しかも市外や有料老人ホームなど、市が低めに予想していた施設利用の伸びが著しいという状況が見えてきました。
こうした状況は問題ですが、さりとて介護保険の財源のバルブを閉めることは危険なことなので、賛成しましたが、予算案とは別に、在宅介護の真剣な育成が不可欠です。
・障がい者の外出支援の利用は、増加傾向です。財政的には大変なのでしょうが、障がい者が外出できないということは人倫にもとる話で、こうした施策を積極的に進めることは大事なことだと思うので賛成しました。あわせて、他部署と連携して、公共施設や交通機関以外のバリアフリー以外のたちおくれたバリアフリー、民間のサービス業に対するバリアフリーの普及、行動をどう引き出していくのかが課題だと指摘いたしました。ちなみに、朝霞市では障がい者1人年間150時間までの外出支援をつけているといいますが、障がいの内容によりますが、私たち外出の支援の必要のない人の外出時間からみると、まだまだ少ないと思っています。
・家庭保育室の保護者負担軽減の予算の追加については、私も利用してきたのでその意義を感じています。しかし一方で、定員では毎年250人ずつ、認可保育所の新設を進めている中で、家庭保育室をこれ以上呼び込むような政策は矛盾をきたさないのか、指摘しました。朝霞市は建築物の高さ規制を導入して以来、マンションの新築が限られるようになり、人口が安定期に入ってきています。これから保育需要の動向が曲がり角に来る時代が必ずやってくるなかで、家庭保育室をどのように位置づけていくのか、真剣に考え始める時期に入ったと思います。
・児童扶養手当については、離婚する人のモラルに絡めて、何かと政治的圧力が加えられやすい支出です。しかしそこを追い詰めても子どもにとっても当の本人にとってもいい解決にはならず、それは自治体の負担になって返ってきます。彼らの支援は不可欠です。その上、良質な雇用があれば、ひとり親が増えて何とかなる部分があるのですが、収入のある仕事は残業が避けられず、残業がない仕事は収入が少なく、長時間保育も限定的で深夜夜間保育などないという環境のなかで、どうしてもひとり親たちは児童扶養手当がなければやっていけないところにおかれています。これはこれとしても、他部署と連携し、市の発注を通じて、市内に良質な雇用を生み出す努力などしてほしいと質しました。
・平成24年4月生まれ以降の市民は、四種混合に移行するので三種混合で確保している予算に上乗せする追加予算です。ほとんどの子どもが四種混合に移行する平成25年度末までは、三種混合+ポリオ不活性化ワクチン接種と、四種混合を併存させ対応していくということです。
予算案については、2本とも全会一致で委員会可決しました。この可決は福祉・医療分野の補正予算についての承認ということになります。
また介護保険特別会計の補正予算については、当初見積と実績の差異から、追加予算が必要となっているもので、法律や条例で定められている国、県、市町村、利用者負担それぞれを歳入として、施設介護や予防給付を中心に追加するもので、これも全会一致で委員会可決しています。む

②総合福祉法改正に関連した条例改正ですが、これは参照している法律の条文番号変更をする程度の改正なので、大きな質問はしませんでした。これも全会一致で委員会可決しました。

③介護施設の定員増については、基本的に賛成しつつも、入所すれば終の住みかとなる入所者にとって、相部屋が基本で面積も少ないというのは切なくなるし、中長期的にはこれでいいのかという問題ではないかと指摘いたしました。これも全会一致で委員会可決しました。

④介護保険施設関連の条例3本は、国の地域密着型の介護施設の認可基準設定が市に移管されてくるのにともなって作られる条例です。私は、国が守ってきた基準を踏襲し、不利益にならないようにしたということで異論はないが、社会福祉法が努力義務として求める第三者評価と苦情解決の仕組みについて盛り込まれていないのは残念と指摘しました。行政からは、第三者評価については、介護施設に関しては、法律にもとづき県の認証した機関で行っているので実質的な問題はないと答弁されました。一方の苦情解決は、引き続き、自発的に仕組みを持つ施設以外は、埼玉県庁や国保連合会という浦和に行かざるを得ないことは課題となっています。

議案の審議の後、途中、地震による中断をしつつ、継続案件になってきた2本の請願審査が行われました。

1本目、新日本婦人の会朝霞支部から提出された、子ども医療費の無料化に関しての請願については、提出されて1年経過するので採決すべきとする私と石川議員に対して、継続審査にすべきという3人の議員に別れ、採決で次の3月市議会に送られることになりました。
私は無料化を実施するのは構わないが、①財源論をしっかりすること、②財源論に無理をして実施する場合は、慢性疾患やぜんそくなど受診回数が多くならざるを得ないような症例から優先的に実施すること、③公的な医療保障の水準が高いスウェーデンやドイツでも1回1000円程度の自己負担が行われており一切の自己負担なしということの医療行為への患者としての権利や受診責任の自覚の形成をどう考えるか、という論点を話しました。
これについては当委員会の多数意見が先送りという結論になっている中で、来年2月の市長選で市長マニフェストになるという噂話もあり、①財政危機のなかで他の施策に犠牲が伴わないのか、②議会の議決を保留している中で行政の長の公約として既成事実を形成させてしまっていいのか、可否いずれにしても今議会で結論を出すべきではなかったのか、と感じているところもあります。
負担能力のある保護者も医療費を無料にすることで、好きこのんで外出できない状態になったわけでもない障がい者の外出支援や介護みたいなところに思うように予算がつけられないなんて、価値観が逆転したことが起きなければいいなと思います。

2本目、年金者組合から提出された年金引き下げ反対の意見書提出を求める請願については、審議の冒頭、石川議員から9月議会におけるこの請願の処理のまずさと、その後の対応について改めて問題が指摘されました。その後の対応の部分についてどう展開したのか事実確認をしてから採択を判断した方がよいということで、これも継続審査となっています。

●予算案の審議をしていて毎度思うのですが、行政側は、通してほしい予算の積算根拠を示す資料や、支出の必要性を示す所見、国の役人が作るポンチ絵みたいなのでもいいですから、議員が必要性を認識できる資料を、会議の席で言われるまで提出しないのでしょうか。不思議に思います。少なくとも専門分野にないトップレベルの人たちへの承認を得るためには、何か書いているんじゃないかと思いますが。
また、そうした資料を先回りして提示するだけで、事実確認程度の質問時間が圧縮でき、行政側も早く職場に戻れるわけです。過去の予算額の検証なんかを質問を通じて行うと、どうしても紙を見て理解するより、一次元的な情報入手になりますから、話もわかりにくくなります。

| | コメント (0)

2012.12.04

12/4 花金電車、今年も運行

東上線が、年末の深夜時間の電車の混雑対策として、花金電車を運行するようです。

増発は、
12月6日(木)、7日(金)、13日(木)、14日(金)、20日(木)、21日(金)、27日(木)、28日(金)
①池袋駅23:20発 TJライナー10号 森林公園行き
②池袋駅23:41発 準急 川越市行
   23:36発準急と23:48発準急(森林公園行最終)の間に追加
③池袋駅24:05発 普通 志木行(通常成増行を志木まで延長運転)
の3本です。

年末年始の忘年会・新年会シーズンには、酔客の混雑で電車が遅れたり、混雑する車内での酔った勢いでのケンカや事故で混乱しがちです。とにかく混雑を緩和して、トラブルの緩和に努めてくれることにはありがたい思いです。

| | コメント (0)

2012.12.03

12/4 あすから衆院選

4日から衆院選。今回の選挙ほど投票先に困っているものはありません。支持者や後援会員のみなさんと意見交換しても、「わからないなぁ」というこたえがほとんどです。

選挙区の選びようがなくて困っています。
首相を誰にするかという選択肢では、自民と維新は選びにくい。
では民主かというと、基地跡地の対応のまずさを否めない。とくに、昨年の10月のように野田首相が訪問したときのような事態になる前に、いろいろ選択肢があったのに、選挙区議員も、政党としても、対応が良くなかったし、中止へ向けても後手後手に進んだと思っています。
そのなかで、生活の安心感、つまり社会保障の前進に誰を選ぶことがよいのか、私は考えることにします。
支持者や後援会員には、維新以外で自主投票をよびかけたいと思います。

比例区については、民主か未来かで迷っています。
私は社会民主主義者ですが、社会保障政策についてきちんと前に進め、世の中の困っている人たちのために簡単に下野しないことを社民党に期待しましたが、ことごとく裏切ってくれました。
反原発に不純分子を抱え、TPP推進に目をつぶって民主を選ぶか、消費税反対路線に我慢して未来を選ぶか、頭を抱えているところです。
私の政策を実現しようとすると、消費税増税反対を言い続けると目詰まりしてしまいます。未来がここをもう少しだけトーンダウンしてくれば積極的に支持できることになります。

そんななかで選びにくい選挙です。

●未来の小沢一郎との距離感に困惑しています。

●市議会の自民党籍議員が元気がよくて、ふだん市議会で別れている会派を超えて団結しているのを垣間見て、我が身のよるべのなさに涙しています。

| | コメント (0)

2012.12.02

12/2 維新が最低賃金廃止を公約に

維新が最低賃金廃止を公約に打ち上げ、話題になっています。

最低賃金を割り込んだら所得保障をするということのようですが、あれだけ生活保護を目の敵にしてきた維新・橋下氏がそんな案に同調しているとはにわかに信じがたいものです。そういう政策を取るなら、企業は賃金支払い負担を逃れ、一時的に内部留保をできる余裕ができる一方で、生活保護的な政府支出が増大し、最後は財政破綻か今回の消費税増税どころではない、大増税をせざるを得ない結果になると思います。
最低賃金というのは、生存権が認められている社会において、企業が労働力を使い捨てにして社会に負荷をかけない知恵のようなものです。

言うまでもありませんが、賃金は労使の力関係で、市場原理を前提に決定します。ところがその前提を有効にしようと思えば、労使の、労働者側の交渉できる態勢、つまり労働組合の存在が不可欠です。それもまた日本のように企業内組合ではなくて、産業横断型の労使交渉と合意が不可欠です。スウェーデンのようの80%の労働者が労働組合に加入しているようや社会なら、実際にそうであるように最低賃金制度がなくても機能します。

もう一方は、奴隷労働的なことが当たり前で、仕事が奉公みたいに位置づけられている前近代的な社会です。しかしそういう社会もただ奴隷労働というよりも、市場原理以前の、封建的な、家父長制的な、下層階級への保護が社会の文化として行われています。それは日本においては「維新」前の社会に戻すということです。

もちろん、そのどちらでもない社会において、最低賃金を廃止して、企業がいいところ取りできる社会になれば、一部の経営的立場にある従業員以外の労働力の質に対する悪影響ははかりしれないでしょう。

維新がどういうつもりでそんなこと言い出したのかわかりませんが、北欧型社会にするのか、徳川体制にするのか、そのあたりの決めをしないでは最低賃金廃止と言っても、財政負担を増大させるだけです。最低賃金を廃止したら、労働力の劣化や、所得税や消費税の負担に見合う人件費高騰となって跳ね返り、企業の競争力をそぐことになります。

| | コメント (0)

2012.12.01

12/1 3日9:00~本会議で議案に対する質疑を行います

3日、9時から朝霞市議会本会議の議案に対する質疑が行われます。市長提出の議案のうち、以下の議案について質問通告をしています。
議案質疑は、議案ごとに、通告をした議員が1人ずつ質疑を進めていくので、3日は、一日中バラバラと質疑を行うことになります。また、所属委員会(私は福祉医療を担当する民生常任委員会)でできる質問は、できるだけ本会議でするなという申し合わせがありますので、福祉分野の質問はほんとうに大括りで全議員で共有した方がよい情報以外、質疑しないことになります。

議案の大半は国の法律や、地域主権改革で市が自分で基準を決めることになった基準を条例で定めよ、とされて行われる条例改正ですが、補正予算関連の4条例、特別養護老人ホームの定員改正、暴力団排除条例、憩いの湯廃止条例の7条例は朝霞市としての予算案・条例改正案・条例案です。

【議案と質疑通告の内容】→続きを読むへ

●今回、多くの条例に対して、「本条例を施行しない場合の問題点は」という質疑を投げかけています。これは、国の法律の改正にともなうものか、地域主権改革にともなう条例改正に対しての質疑です。
行政側は、法律の改正前と同じ水準で問題はありません、と説明し、事実そうなんでしょうが、①地域主権の趣旨からいって、内容が国のままの水準のままでよいのか、②その条例の必要性についての認識をしなくてもよいのか、という疑問があります。地域主権改革に関連する条例改正の場合はとくにそのことが問われる必要があると思います。
そこで、②の条例改正の必要性を認識するために、「施行しない場合の問題点」について質問をなげかけて、条例改正をしないとどのようなことで市民や行政事務が困るのか、整理して答弁を求めることにしています。
①についてはもっと掘り下げたいのですが、全ての提案された改正条例に対して行うのは時間的に難しく、逆に必要性が出てきてから条例改正をすればよいと割り切り、いくつか知識のある条例に関して、内容について質疑をすることにしています。

続きを読む "12/1 3日9:00~本会議で議案に対する質疑を行います"

| | コメント (0)

12/1 衆院選公開討論会を傍聴しました

今日の午前中、青年会議所が開いた衆院選の候補者の公開討論会を聴きに行きました。

出席したのは次の衆議院選挙で、現時点で候補者としてエントリしている4人全員でした。テーマは、経済政策、外交、震災対策と各人が重要政策と思われる政策で討論が行われました。

民主・神風氏は、経済政策、技術革新の重要性、女性の参加を高めることを必要なことだと指摘されていました。女性の社会参加を高める政策はこれまで神風氏があまり言わなかったことで意外かつ、加点材料だと思いました。一方、「身を切る改革」を実証するために委員長手当を返上したと力説したことは、ガタッと来るものがありました。また外交について、環境に依存するのでマニフェストにそぐわない、と断言したことは、外交問題について針のむしろみたいな社会環境のなかで勇気ある発言だったと思います。敬意を表したいと思います。

自民・豊田氏は、社会保障政策への思い入れが伝わってきたところが加点材料だと思いました。また、アメリカ型の負担は少なく給付も少ない社会にするのか、スウェーデンのように負担は大きくても給付も大きい社会にするのか、決断するべき時期だ、と力説されたこともよかったと思います。ただし、子どもに対してシバキ主義をわざわざ言及したことと、インフレターゲットを強調したことは、残念なことだったと思います。また再生可能エネルギーの育成やエネルギーの固定価格買取政策を強く主張したのは評価できますが、そこまで言いながら原発に対する姿勢が見えませんでした。神風氏が外交にマニフェストは合わないと言ったことに同意したことはよかったと思います。

共産・桜井氏は、革新政党支持者がほとんどいないであろう青年会議所主催というアウェーの場で、率直に自分の言葉で共産党の政策を語っていたことは好感を持てました。課題は、共産党の持つ政策の限界かなと思いました。外交については、ややいけいけどんどんの論調が強いなかで話し合いの重視を徹底的に言い続けたこともよかったと思いますが、北方領土について全千島が対象というのは、言わなくてもよかったのではないかと思います。

維新・青柳氏は、マニフェストが工程表ではなく政策決定の価値判断基準になるべきと言ったことはよかったと思います。一方、日本がなめられているという感覚かどうなのかと思いましたし、消費者主権の行政サービスの競争で改革をというのも障がい福祉などをどう見ているのか疑問に思いました。年金を積立方式との主張は無謀なことだと思いました。

●こうした催しを開くのに、最大の障害は候補予定者がそろうかどうかですが、今回のように現時点での全候補予定者がそろうように尽力し、私たち市民のためにこうした機会を作っていただいた主催者には敬意を表したいと思います。

●苦言を呈すると、録音・録画・写真撮影の規制です。
40万有権者にもっともっと選挙への情報にアクセスできる機会を増やすには、参加者が広げていくということが大切だと思います。趣旨は特定の候補の売名行為への協力でも投票依頼でもないと思うので、多様な市民によってメディアに広げてもらうことが必要だと思います。
選挙戦に向けて、各候補予定者が何を言ったか、多くの人が記録に残すことは重要だと思います。

●しかしやはり今回の選挙、決めきれない選挙です。私のスタンスからは維新は論外にしても、それぞれの候補に一長一短ありました。

●これまで衆院選というと、市外の選挙区の現場を走り回っていましたので、こうした催しに聞く側として参加したのは初めてでした。

| | コメント (0)

12/1 本日10時~衆院選に向けての公開討論会

1日10時から朝霞市産業文化センターで衆院選に向けて、青年会議所が主催で公開討論会が開かれます。

●私も昨日知ったのですが、もう少し早くお知らせすればと反省です。

| | コメント (0)

12/1 党首討論会を聞いて

昨日の日本記者クラブ主催の党首討論会の中継を、外出したい義務感を抑えて、議会質問の原稿を書きながら聞いておりました。

①石原慎太郎がひどかった。自らの責任を認めず、吉田茂を冒涜するような話しかしていない。政権担当能力なんてものを検証のしようがない発言ばかりでした。ここと連立を組む政権が存在するなど、信じられないものです。維新にとって、いい具合にカルトな人ばかり集めて、大衆が離れていく作用を果たしたんではないかと評価しています。

②安倍晋三氏はどうでもいいことを長引かせて話すために、ほんとうに時間を守らない人だということ。公平な機会だからNHKまでが中継しているのであって、そこの配慮がないというのはどうなんでしょうかね。部下にしたらいいわけばっかりするタイプじゃないかと思いました。
ブロック塀が3センチはみ出ているみたいなことばかりネタにして、さもそれが世の中終わるかのような誤解をまきちらす会話の手法には呆れかえるところがあります。
せっかくの政権復帰のチャンスに、こういう党首しか選べないというのが自民党の最大の課題ではないかと思いました。

③鈴木宗男氏は、最後に小選挙区の候補者名を列挙して、ああいう横車押すところが、評価が分かれるんでしょう。彼の原発ゼロの絶叫には、泊3号機稼働の経緯からは、少し違和感がありました。ホンネはロシアからのガス購入なんでしょう。脱原発を推進したり、対中関係を優位に進める上で、ロシアとの関係改善を課題に挙げていることは、重要だし聞くべき政策だと思います。

④福島みずほ氏は、社民党が社会民主主義というのに、日本社会を北欧や、西欧社民のようなモデルに持っていく話が全くありませんでした。そりゃ増税に根本から反対しているのですからできないでしょう。平和と脱原発と格差しか話しませんでしたが、平和と脱原発は、社会民主主義とは関係なく、日本社会党以来の伝統の部分のはずです。主義と絡めて社会民主主義に誤解を与えないでほしいと思います。また共産党と友党関係にあるというような態度でしたが、戦前以来のこだわりのはずで、それでいいのかと思いました。

⑤嘉田由紀子氏は、小沢一郎氏を制御できなければ官僚も制御できないとは言い過ぎです。有権者は結果しか見ていません。小沢一郎氏を入れて続いた政党なんてないんですから。嘉田さんがもつ持続可能な社会のイメージからすると、ああいう南欧型(ギリシャ、イタリア、スペイン)社民体質というのは違和感があるんです。小沢氏の存在1つで支持をためらったり、入党をしない政治家は多いのではないかと思います。刑事事件のみならず小沢氏の政治行動までを免罪にする人にカルトな人が多くて、そういう人たちと関わるのもなぁ。

⑥共産党は支持が広がらないですね、という記者の質問に、そんなことはない、と返答する党首は科学的知見がないのかと思いました。選挙では退潮傾向が明かですし、反転攻勢の科学的方針が出ないと思います。一点共闘で保守や経済界とどうたらこうたらって、1970年代から続いている言い訳けをいつまでやっているのかと思います。誰と連立したいのか、主要敵は何なのか、きちんと示してもらいたいものです。余談ですが、一点共闘路線は自分たちを変えずに都合都合によって組む相手をふりまわす運動論で、昨日の友は今日は敵とばかりに、結構失礼な結果になっていることが多いです。

⑥党首が他の党首に質問するやり方が興味深かったです。大政党はお互い大政党どうしで批判半分の質問を投げかけるのですが、小政党は自らの主張に近い小政党を選んで質問をなげかけ、相乗効果を狙っていました。政党間対話の風習ができるといいのですが。

⑦評価が高まったんだろうなというのが渡辺喜美氏。主義主張のためなら孤立も恐くない、という姿勢をすっぱり出していたことは、みんなの党の主張がまともかどうかというのとは別に、評価したいし好感を持てたと思います。何が目的なのかというところがぐずぐずで、右派論調にあおられているだけの維新と大違いでした。

⑧野田首相も嫌悪感をよびおこすようなことはなく、そつがない感じでした。選挙のときとふだんのやっていることとがどうして違うのか、増税についてあのときには財政再建しか話をしてなかったじゃないですか、野田氏のコメント一つ一つが増税に容認的な世論があったのに政局がおかしくなったんじゃないですか、と思います。しかし民主党がつくりたい未来がチルドレンファースト以外何も見えなかったですね。

⑨山口さん、舛添さん、自見さんについては、そつなく自らの党の掲げる政策を語られたと思います。言い方、論理性に問題点は少なく、良かったのではないかと思います。政策は、公明党の消費税の軽減税率は複雑で効果が少ないので勘弁してもらいたいと思いますし、舛添さんのインフレターゲットはまぁ、ですね。自見さんは郵政民営化のルサンチマンがまだあるんだと確認しました。


| | コメント (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »