« 12/9 イベントの紹介 | トップページ | 12/10 嘉田代表「消費増税の前に無駄をカットすべき」の誤り »

2012.12.09

12/9 ちりちりバラバラに暮らしている福島県民に公民権を

福島県選挙管理委員会のホームページに以下のような警告が掲載されています。

※ 選挙管理員会のホームページに掲載された選挙公報を以下のように取り扱うことは、公職選挙法第142条又は146条に抵触する場合がありますので、 留意願います。
 ≪例≫
 ・ ホームページに掲載された選挙公報をプリントアウトして、不特定又は多数の者に配ること。
 ・ 自らのホームページに、選挙公報の全ページを掲載又は特定の候補者等の選挙公報のみを抜粋して掲載すること。
 ・ 自らのホームページを選挙公報が掲載された選挙管理委員会ホームページにリンクさせること。

1と2については確かにそういう問題はありそうですが、3点目については何が問題あるのかわかりません。
とくに全国にちりちりばらばらになった福島県に住民票を残しながら避難した人たちにとってこうした警告はどういう意味をもつのでしょうか。

地元新聞の購読や公共施設での配布、町内会等を経由した配布など、いずれも避難生活では「選挙公報」の入手は困難です。選管ホームページにあるよ、と教えてあげるサイトを作ったらアウトというのですから、「選挙公報」が紙で入手できない環境にある人は、何が何だかわからない状態で投票をせよということになります。

原発事故や津波の高さについて想定外であったことに激しい非難が寄せられ、「想定外」を根絶しようと災害対策は動いています。そのことが可能なのか妥当なのかいろいろ意見はあるでしょうが、たかがホームページに一手間かけるだけで、公正に公平に避難民に「選挙公報」の入手方法を紹介するだけで、避難民はある程度の情報をもって選挙権を行使できるようになります。それを公選法違反などと汚らしいもののように警告するのは、避難者の生活というのが県選管にとっては「想定外」なんでしょうか。

法律的にも「選挙公報」の掲載ページを紹介することだけでは公選法違反とは思えないし、こうした恫喝を県民にする感覚については、呆れてものが言えません。

|

« 12/9 イベントの紹介 | トップページ | 12/10 嘉田代表「消費増税の前に無駄をカットすべき」の誤り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 12/9 イベントの紹介 | トップページ | 12/10 嘉田代表「消費増税の前に無駄をカットすべき」の誤り »