7/29 議会報告会を行いました
昨日午後は私個人の議会報告会を朝霞市民会館ゆめぱれすで開きました。
6月議会は議案が少なかったのですが、一般会計補正予算で、保育所の増設や介護予防のための社会実験など私には関心の高い政策が多く、思ったよりてんこもりの説明会になりました(その内容の概略については、過去のブログ記事の本会議の討論や一般質問の内容にも記載しています)。
また法政大学五十嵐ゼミから参加された仲間が景観政策と法律の関係について説明、また選挙を応援してくれた志木市民の方がこれまで志木市民病院のことについて志木市内でおきている状況について調べていただき説明してくれました。
最後に政治情勢を意見交換しましたが、
①来年3月の朝霞市長選は、国家公務員宿舎問題がなくなり、現職が圧倒的優位で展開するだろう、しかし、市長は警戒心が強く、できるだけ多くの人の意見や政策要求を取り込もうとしてることを確認にしました。結果として私のような市長を批判してきた系統の政治勢力からの政策要求なども通りやすい一方、政治決断による放漫財政になりがちな傾向が否めないことも予測しました。また新座市長選の分析からも、若い、変えるというキーワードが効果を失っているとも分析しました。
②上田党を経由して民主党を支持してきた地域の保守層の少なくない数が自民党に回帰していると確認しました。その証拠として、黒目川沿いの溝沼や膝折において、商店や地元の人の姓の家に軒並み自民党衆議院議員候補のポスターが掲出されていることを報告しました。しかし一方で、民主党の神風氏を擁護するだけの魅力も実績も、とくに国家公務員宿舎問題の処理の過程ではその信頼もできていないということも議論しました。
③朝霞市では55年体制に戻るのかな、と思うところですが、昨日発足した緑の党についても議論が行われ、その結党に関しては歴史の前進だし、持続可能という価値観は共有できると思う一方で、私が最も重視している、労働問題や社会保障、貧困政策で緑の党がどういう行動を取るのか、それを見定めていくことを説明しました。ヨーロッパでも「赤緑連合」というように労働や社会保障重視の社民と、緑の党は別の党で住み分けて協力するというのがかたちになっていると思います。
●来週は朝霞市最大のお祭りである「彩夏祭」となります。
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