6/26 6月議会が閉会しました
昨日、朝霞市議会第2回定例会(いわゆる6月市議会)が終了しました。
最終日には、議案の採決とそれに先立つ賛成・反対討論が行われました。以下その内容です。
第34号議案 平成24年度一般会計補正予算(案)
歳入 国・県の保育所緊急整備事業費 2億9928万円
県の健康長寿埼玉モデル都市強化事業費 1500万円
基金繰入金 4513万円
市債発行 7480万円(保育所緊急整備事業費の市負担分の10分の8)
歳入の合計 4億3422万円
歳出 社会福祉法人立保育園整備事業補助 3億9282万円
彩夏ちゃん健康長寿プロジェクト事業 1500万円
基地跡地暫定利用事業 2640万円
歳出の合計 4億3422万円
田辺議員の反対討論の後、私、石川議員、大橋議員の賛成討論の後採決、反対は田辺議員1人、賛成はその他22議員の賛成多数で可決。(私の賛成討論の内容はこのリンク)
第31号 専決処分を求めることについて(朝霞市固定資産税条例の改正)
第32号 専決処分を求めることについて(朝霞市都市計画税条例の改正)
両議案とも、固定資産税・土地計画税の評価額の見直し以来の負担水準(緩和措置的なもの)を解消していくための議案であり、固定資産税・都市計画税の増税に該当する市民が相当いる内容の議案です。ただしこれは国法で定められたものを徴収するために、自治体でも定める条例で、基本的には国法をトレースして処理するもので、専決処分とした市長の判断に違法性や議会や市民合意を無視するほどの裁量は行使されていないということです。もちろん反対された議員のように、国法より緩和された自治体独自の設定をすることもできます。
斉藤議員の反対討論、大橋議員の賛成討論の後採決が行われ、
第31号議案 田辺(無)、斉藤(共)、石川(共)、山口(共)の4人を除く19人の賛成で可決。
第32号議案 田辺(無)、斉藤(共)、石川(共)、山口(共)の4人を除く19人の賛成で可決。
第36号 公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正する条例案(市職員を派遣する公益法人の名称変更に伴う議案)→全会一致で可決
第35号 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき二本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例案(外国人登録制度の住民登録制度に移行するにあたっての市の事務に関わる条例改正)
山口議員の反対討論、小山議員の賛成討論、石原議員の賛成討論の後採決が行われ、田辺(無)、斉藤(共)、石川(共)、山口(共)の4人を除く19人の賛成で可決。
※なお山口議員、小山議員の討論については、外国人政策に関する人権的視点で傾聴すべき内容をもっており、ぜひ議事録を読んでいただきたいと思います。
第37号 朝霞市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例→全会一致で可決。
第33号 専決処分の承認を求めることについて(朝霞市国民健康保険税条例の改正)東日本震災の被災者の土地買い換えによる損失控除期間を延長する内容。国法にもとづく改正。→全会一致で可決。
第30号 専決処分の承認を求めることについて(ガス・揮発油販売事業者への立ち入り権限を消防を管轄する朝霞地区一部事務組合で共同処理すること)→全会一致で可決。
第38号 固定資産評価審査委員会委員選任に関する同意を求めることについて→全会一致で同意。
第39~41号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて→全会一致で承認。
第42号 埼玉県後期高齢者医療広域連合規約の変更について(後期高齢者医療連合に対する朝霞市の負担金の算定根拠から外国人登録人数を削除する内容)→第35号議案に関連し、田辺(無)、斉藤(共)、石川(共)、山口(共)を除く19人の賛成で可決。
請願審査
請願第2号 市道5号線(泉水坂)の安全確保の実施を求める請願
請願第3号 県道保谷志木線「泉水3丁目交差点開発」に伴う歩道設置の請願
請願第7号 都市再生機構賃貸住宅を公共住宅として継続し、居住者の居住の安定を求める意見書提出を求める請願書
→3案とも全会一致で採択。
議員提出議案(意見書)
請願第7号の可決にともない、意見書案が提示され、全会一致で採択。議長がしかるべきときに関係先に提出することで了承。
※自分が立ったり座ったりしながら賛否を記録しているので、賛否に間違いがあればお知らせください。
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