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2012.05.02

5/2 年金に関する雑誌記事から

いろいろご意見をいただいているようなので補足です。

慶応大の権丈先生のホームページから年金に関する最近の雑誌記事がリンクでアップされています。

太田啓之氏「年金破綻論のまやかし」『AERA』2012年4月9日号(2日発売)
太田啓之氏「年金大誤報にダマされるな」『週刊文春』2012年4月26日号(19日発売)

年金が破綻について心配な方も楽しみな方も、そうは簡単に破綻するものではないということについて十分な理屈で書かれた内容の記事です。研究者でもジャーナリストでもない市井の私ががたがた書くよりまとめられていると思います。

経済学者であれ政治家であれ、基本的な公的年金を積立方式にすればとか、民営化すれば、とか、思いつきに過ぎないことで、実際にシミュレーション(経済学者ともあろうものがシミュレーションしなきゃわかんないのかと思いますが)して、政治的安定のもとに、賦課方式でやるというのが一番年金保険の運用としてはベターなんだということが発見できるものです。
AIJで失敗した年金基金は積立方式だから失敗したと言える事件なのです。

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