2/14 民主党政権の尻ぬぐいをしてりふれ政策を採らされた日銀
日銀がデフレ対策で汚れ役をしたくない民主党政権の尻ぬぐいをするかたちで、インフレターゲット政策を採用。インフレターゲットなんて、ただの根性論。お札を刷ればインフレになるなんて非常に単純な発想。
現金崇拝がある限り、消費の増加が前提とならない現金流通を増やせば、市中に出回った現金が、実体経済にはほとんど回らず、お金がお金を買うだけの投機に回るだけ。投資先が少ないままますます投資資金ばかりが増えれば、ますます生産活動が冷え込み、デフレが悪化する。そのデフレが破られるときには、貨幣価値の急落、つまり恐慌とは違った経済の大混乱が待っているのではないかと思う。
本質的な景気対策、デフレ克服は、良質な雇用を創ることが第一だと思う。まじめに働けばそこそこ生活して老後の不安がない、そういう仕組みを作らない限り、回ってくる現金を何かの有効なものに使おうなんて話にはならない。
●NHKの堀潤氏が同じような感想をTwitterに記述している。非常によい表現。
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