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2011.11.02

11/1 私の「しがらみ」について

市議選に立候補準備を進めている中で、他候補予定者や、朝霞の三ヶ月後にやってくる新座市議会議員選挙の候補予定者が、ビラや演説で「しがらみのない」ということを訴えています。

私は、おそらく今回の立候補準備を進めている候補者の中で、最もしがらみから自由な候補者であると自認できますが、「しがらみのない」候補予定者とあえて訴えることはしていません。

その理由は、自分から「しがらみのない」というのには少し気後れするところがあるからです。やはり私を応援してくれているささやかな数の応援団にも、利権ではなくても、期待しているものがあると思いますし、それが私の公約になって訴えていくわけですから、それには縛られていかなければならないと思っています。

また私が自治労という労働組合の全国組織の職員から転身して立候補することは、「しがらみ」のレッテル貼りに使われるんだろうと思っています。そこに「しがらみではないんだ」と言い訳している暇があったら、私の取り組みたい政策や理念を訴えていくことが大事なんだろうと割り切ることにしています。過去勤めてきた職場を隠したりすることもいさぎよしとはしません。私にとっては大切な人生の経験だったと思っています。

ここはブログという、読まれる方に時間選択の自由がある場なので、それでも少し言い訳をさせていただこうと思います。

労働組合が「しがらみ」と決めつける論理そのものがおかしいのではないかと思っています。ヨーロッパではもっと積極的に労働組合が政治や社会改革に関与しています。労働政策や社会保障の分野では、政府、労働組合、使用者団体での合意を尊重する「政・労・使の三者合意」をもとに社会を運営しています。賃金労働者にとって、社会にものを言い、経営者や政府と意見調整をしていくための窓口であると言えます。そしてその背景として労働組合を背景にした政党が、国政から自治体選挙まで、2~4割の議席を確保しています。
もちろん労働組合が社会的にそうした重要な地位を得るためには、労働組合も今の日本のように、全部の賃金労働者のうち18%しか会員(組合員)がいないのでは限界があるでしょうし、労働組合が雇用主と対抗できる運営がされているかが問われ、企業内のことしか考えない今の労働組合の克服が大切になってくるのだと思います。
私は労働組合がしがらみと位置づけられてしまうのは、企業内組合として狭い職場の利害だけを主張したり、全労働者の中の恵まれた少数だけしかを会員(組合員)にしていない問題にあるのではないかと思っています。そしてそういう課題について私は、自治労の中で自治体のパート労働者の組織化や組合員教育などを担当し、ささやかながら尽力してきました。

次に、朝霞市において政治活動を進めていく上で、自治労の職員であったことが、しがらみとは全くならないことをご説明しておきたいと思います。
第一に、朝霞市職員は労働組合づくりができずに来ています(20年以上前に少数派組合があったようですが、事実上の流れ解散しています)。したがって朝霞市において私は、自治労が提言しているものと同じ政策や似た政策を訴えることはあっても、市職員の利害で訴える必要はまったくない状況におかれています。
第二に、今回の立候補の動機は、国家公務員宿舎建設問題などに現れたような市民参加や情報公開に課題を残す朝霞市政を改革したいという思いや、保育園の充実やマンション管理組合の支援策など、生活の安全保障を高めていきたいという政策的問題意識にあります。そのため、立候補を決意したのは自治労の組織的要請でもなく、これまで朝霞市で活動してきた仲間の推挙や個人的問題意識によるものです。
そうしたことから、朝霞市においては、私の前職が、政策を変な歪め方をすることになるような、しがらみとなることはない状況です。

またブログを愛読されている方々は十分理解されていると思いますが、私はこれまで組織人としてののりを少し踏み越えても、自分の信念や価値観、大切にすべきものと照らし合わせて、良いものは良い、悪いものはダメと言ってきましたし、評価する対象が身内や仲間であってもダメなときは厳しく、敵であっても良ければ評価してまいりました。今後もそのスタンスは貫いていきたいと思っています。そういう点では、今名前の挙がっている人たちの中では最も「しがらみ」から自由に政治活動をすることができる候補予定者だととらえていただければと思います。

私にとっての少ないしがらみについて述べておきたいと思います。
①アルバイトから月給取りまでの勤労者(昔の言葉では無産者)の生活感覚に根ざして政策判断をしていくことをしがらみとしたいと思います。
②優勝劣敗の生存競争より、ひとりひとりの力を編み込んで進歩していくことの価値にしがらみを置きたいと思います。
③世の中で発言権が持てない人たちが自立していくための政策をしがらみとしたいと思います。
④持続可能な社会のための判断にしがらみをおきたいと思います。

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コメント

「しがらみ」ってなんだろう。

確かに「しがらみのない」って演説する人がいるけど、
逆にしがらみのない人っているのだろうか。

人間、なんらかの活動(政治活動に限らず)をしていれば、
なんらかの「組織」との関わりはあるもので、
しがらみのない人物こそ胡散臭い。


投稿: いつもは | 2011.11.03 21:50

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