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2011.09.15

9/15 ギリシャに移動制限を課したところで…

寝ようと思っていたらこんなニュースが。

ギリシャ「移動の自由」危機…EUが資格停止案

まだ全貌がわからないので断定してはいけないと思うが、こうした人権を規制する制裁なんかいくら加えたところでギリシャの危機は修正されないし、改善もしないと思う。支援金を出すEU加盟国の国内事情が背景にあると思うが、ギリシャ政府や国民に過酷な姿勢を示したところでない袖は振れない、というだけである。ギリシャ政府と国民の関係をさらに悪化させて、事態は思わぬ方向に行き、収集のつかない事態におちいる危険性もある。第一次世界大戦も第二次世界大戦もギリシャが一つの大きな問題になっていたことを思い出すべきだ。

EUがギリシャに対して、最も過激ではあるがすべき制裁は、共通通貨からの追放だと思う。共通通貨から離脱すれば、ギリシャの過剰な政府債務問題は為替レートの暴落によって調整され、ギリシャ国内の資金の流出入は調整される。そのことで、ギリシャから急速に資金が引き揚げられ、不況になってさらに財政危機が悪化する、という悪循環は緩和される。
※円ドル換算が75円で固定相場制のもとで、経済が破綻しているのに外国の投資かがお金をどんどん引き上げている状況が今のギリシャだと思う。これが日米・日欧なら通貨が調整されて円売りが行われ、円安になることで資金流出が止まり、副次的に貿易も改善する。

ギリシャ「移動の自由」危機…EUが資格停止案

. 【ブリュッセル=工藤武人】ギリシャが、欧州25か国が国境審査の相互撤廃を定めた「シェンゲン協定」の資格を一時的に失う可能性が出てきた。

 トルコから陸路でギリシャに入り、他の欧州諸国へ移住する域外の不法移民が絶えず、ギリシャがこれを統制できないためだ。通貨ユーロの信用不安を抱える欧州は、統合理念の柱の一つ「人の自由な移動」でも、参加国の締め出しという後退を強いられそうな状況だ。

 欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は16日に協定の見直し案を決定、欧州議会に提案する見通し。欧州メディアによると、同案は不法移民の流入を慢性的に許した参加国について、その資格を30日から6か月の間、停止するとの内容。

 この措置が発動されるのはあくまで「最終手段」としてだが、一時的にせよ参加国の資格を停止する強硬措置は1995年の同協定発効以来、前例がない。資格停止となった国の国民は、身分証明書一つで域内を自由に移動できるシェンゲン協定の恩恵を受けられず、ギリシャから協定参加国へ渡航する人は国境審査を受けることになる。

(2011年9月15日01時35分 読売新聞)

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