7/31 中国に新幹線車両を売ったJR東日本の責任はないのか
中国の高速鉄道の事故の、中国鉄道省の対応に批判が集まって、それらの言うことはまことにその通りと思うが、そんな中国をくさす報道だけで事故再発防止ができるとは思わない。日本の足下を見ると、いろいろ考えなければならない問題があるのではないか。
めちゃくちゃな高速鉄道システムとなっていることが明らかだった中国に、あの新幹線車両を誰が売ったのか、という問題を問いたい。JR東海はトータルシステムで販売しないと安全確保ができないとして中国への販売をあきらめたが、JR東日本は中国に新幹線を売った。私はその責任が国内的に全く問われていないのが不思議でならない。さらには事故数日前にJR東海が記者会見するが、技術流失された上に国際特許の申請までされて、一体何をやっていたんだと問うべき問題だろう。
危ないユーザーに何を売ってもかまわないのか。運転技術がないお客様に、自動車を販売した販社は責任を問われて当然だろう。航空機業界なら、メーカーや販売元も責任が問われるだろう。
これが初めての経験ならまだ免罪できるが、つぎはぎだらけの高速鉄道システムの問題は、台湾新幹線でトラブルが続発したことですでに証明されていたから、免責されないだろう。
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