7/1 節電が間違えている
今、テレビで節電に工夫している企業が紹介されているが、昼休みに一斉消灯しているのにパソコンはつけっぱなし。
何かおかしいと思うと、いろいろ気づくことがある。
どこのコンビニもスーパーも蛍光灯を抜いているのに、棚の冷房は何の工夫もしていない。
地下鉄に乗ればやはり電灯を暗くしているのに、ドアの上のテレビはつけっぱなし。
節電を呼びかけるテレビが、昼のピーク時間に暇人相手の電波を垂れ流している(夏の電力消費のピーク時間帯の13時から16時なんて再放送か、おしゃべり垂れ流しの番組しかないのだから、やめたらいい。放送が必要だというならラジオだけでも十分)。
電気が余っている夜間に、コンビニを閉めろとか、自販機を止めろという政治家に拍手喝采を送る人たちの存在。
消費電力から見れば、明かりなんて微々たるもの。もっと電力を食べているものが不可侵になっている。
節電運動が、大東亜戦争さながらの、暗がりのなかの我慢比べ、精神戦のようです。
●NHKの解説番組で、何かあれば「海外移転」と国民を脅かす女性解説委員がいる。今日は電力不足をネタに「海外移転」。何だかなぁ。
また、原発依存度が低い海外で、そんなに電気が余っているのかね。日本の電力不足を超えるほどの海外移転は起きないと思う。
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コメント
>何かあれば「海外移転」
・労働者派遣法改正で「海外移転」
・法人税で「海外移転」
・電力不足で「海外移転」
この際だから、経団連ごと海外に移転してほしいと思う。
投稿: いつもは | 2011.07.02 02:41
まぁ、気持ちはわかりますが。
経済界も社会の一員ですから、この国にいてもらわなくては困ります。しかし、それなら社会の一員として振る舞ってほしい、と思っています。
ただこれが一企業の問題かというと、構造的な過剰な競争状態におかれている問題でもあり、ほどよい競争でみんなが食べていける社会にしていくことにどうしたらよいか、と悩んでいます。
電力不足という資源を分け合わなくてはならない時代に入り、そういう点では好機かも知れませんし、失敗すれば強い政治=独裁政治の到来ということにになります。
投稿: 管理人 | 2011.07.02 09:01
世の中、節電の大合唱ですが、確かに節電は必要ですが、政府が本腰を入れるのなら、なぜテレビ局を輪番放送体制にしないのか不思議です。
テレビ局はかなりの電力消費をしているし、最近の番組は低俗で視聴率自体も当然低いので停波しても、影響は少ない。
投稿: 節電の不思議 | 2011.07.02 19:03