3/31 県議選に北朝鮮体制擁護派の田辺朝霞市議が立候補
埼玉県議選、朝霞市選挙区に革新系から田辺淳氏が立候補することが正式に公表されたようだ。
●県議会に問題があると挑戦するという。確か4年前にもそういうことを言って立候補したが、落選したとたん、市議会議員選挙に舞い戻ってきた。一体何がやりたいのだろうか。そしてまた今回県会議員に出た。この3年間は県議選のために市議会議員として報酬を払ってきたということだろうか。
よその土地の市民派議員は、議席の私物化を徹底的に批判し、拒否していて、おそらくこのような行動は取らない。朝霞だけが、こうしためちゃくちゃなことを繰り返して赦されるのだろうか。落選したらまさかまた11月の市議選に出るなんてことはないだろう。私物化と思われないには、市議選に出ないと退路を断つべきである。
〈過去の田辺氏の得票の推移〉 1999年市議選 1309票 → 2003年市議選 985票 → 2007年4月県議選 4040票 → 2007年12月市議選 1661票 ※落選すれすれの2003年市議選と上位当選できた2007年市議選を比べると、県議選出馬の宣伝効果はあったことがわかる。
●田辺氏についての私の過去記事
2008/10/12 ネタでしかない朝霞の市民派議員の保育所問題
一律に市の支出を受けている企業・団体を上から並べて、保育所は補助金を多額にもらっている、と。介護や教育などと違い、いったん国や県の負担金を市の財政収入に繰り入れて財政支出をしなければならない保育事業は、金額が多くでる仕組みになっていることを無視し、民間保育所は利権だと言わんばかりの悪宣伝を行った。
2009/2/22 現職批判派が自滅した朝霞市長選挙
基地跡地の開発をめぐって山場であった2009年の市長選を台無しにしたことの責任は大きい。
●田辺氏は、埼玉県の日朝友好関係の団体の幹部を長年つとめていた(近年退任)。単なる全方位外交の立場で北朝鮮の人々との友好を訴えているのではないし、独裁体制下にある北朝鮮の人々に同情する立場ではない。北朝鮮の体制思想である主体思想を担ぐ伝播者としての立場で、独裁体制を擁護する立場にいる。筆頭推薦人の鎌倉孝夫埼玉大学名誉教授は、現在、日本における主体思想の輸入代理店のような立場にある。ソ連や中国を擁護した左翼でさえ、北朝鮮の独裁体制にはしかめっ面をしている。もちろん独裁体制や全体主義を拒否すべき社会民主主義の私はこのような思想もそうした思想を広めようとする人を選挙で擁護することはできない。
私も18時に面会して、23時過ぎまでそうした議論をふっかけられ続けたことがある。はっきりいって辟易した。
●そういう不適格な人を担がなければならない、と思いこんでしまう、進歩の少ないこの街の政治文化が変わることを願いたい。
●基地跡地の自然保護にきちんとした考え方をもった、他の候補から選ぶこととしたい。田辺氏の出馬で、基地跡地の国家公務員宿舎建設に反対しすでに立候補表明している候補が2位当選になったり、落選したいりすることは、マイナスでしかない。
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