3/29 夜勤の看護師に同行
東電の原発事故以来、自衛隊や消防の活躍が報じられて、それらに敬意を払ってきたが、放水以外にも、原発の修復のために大量の東電や下請けの労働者が動員されていると聞いて、またそれが高い放射線のもとで働いているということらしくて、頭が下がるし、目の前にある危機感に立ち向かっていく人がいることに救われているのだと思う。
●日曜日から、政策研究や公務員志望の学生向けの教材作成のために長野県の山間地の病院に行って、看護師の日勤→家事→深夜勤の連続のしんどさをカメラで追った。人材不足に加え、記録のコンピューター化にともなう入力業務の増大など、深夜労働明けの残業などの実態も追った。あわせて人間は仕事だけで生きているのではないので、その間にある家事や子育ての姿も追った。丸2日間にわたり短時間の間に寝たり起きたりしんどい作業だったが、私たちクルーどころではない状態で働いている取材相手の看護師さんはじめ、全国の医療関係者に頭が下がる。
●病院労組の役員さんと意見交換したが、看護師と合コンさせてくれと他の業界からお願いされることが多いという。しかし、それでうまくいって結婚したときに、配偶者から「看護師やめてくれ」「夜勤やめてくれ」と言われて退職されて、残った人たちが苦しくなったら無意味だ、と言われた。仕事柄夜勤は避けられないが、もう少しゆとりのある働き方となるような制度にできないものかと思った。
●病院労組の役員さんと一緒に歩いたときに、廊下ですれちがった看護師さんが岩手県の罹災地に派遣されて帰任された方だった。専門職は大切なときに役に立つと思った。自分の非力を嘆く。
●帰った東京、ものすごく暗い。駅のエスカレーターもエレベーターも止まっていたが、スーパーもデパートもエスカレーターが動いている。なんだか公共性が逆転しているような気がする。
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