2/3 基地跡地国家公務員宿舎建設推進派の必死さに笑う
朝霞市の米軍基地跡地に国家公務員宿舎建設の話が復活し、これを批判した基地跡地利用市民連絡会のブログに、建設推進派とおぼしき市民が執拗な建設推進のコメントを2日にわたり10回以上、書き込みをしているが、その内容のレベルの低さと必死さに吹き出してしまう。
寒さ厳しい朝霞台駅で宿舎復活反対署名行動を展開 -朝霞基地跡地
これと前日の記事も。
「市長は、小さな地方自治体首長として、類い稀な政治手腕、実行力、影響力を持った人物と言わざるを得ませんね。 政務3役の判断に影響を与え、国政レベルの問題にまで直言でき、主導出来るとしたら、これは、地方分権、地域主権改革等が叫ばれる中、一市民としては頼りがいのある市長ということになるのでしょうか。」
プッ(笑)。市民に説明責任も果たさない市長の政治スタイルは、地域主権でも地方分権でもありません。地域のことは地域で決めるというのは、自治体が市民との対話や相談のなかでものごとを決めて真価を発揮するのであって、自治体のボスが好き勝手にやっていることは「頼りがい」があっても、地域主権や地方分権が期待したものでは全くありません。昔からある田舎のボス支配のスタイルです。
また、こんなに市民に対立をもたらす意思決定ばかりし、再三ここでも書きましたが、ベッドタウンとして必要な施策をほとんどやっていない、テキトーにしかやっていない市長のどこがたぐいまれな手腕なんでしょうかね。くだらない政局談義レベルです。
書き込んだ人は、市長のことはよく知らないなんて書いているけど、こんなに反対運動をねちねち連日批判し続けるのは一般市民とは思えません。なにかひいきの引き倒しみたいな文章ですから因縁がなければこんなに続けて書ききれないものです。
●チラシが科学的な内容ではないと言う批判、その根拠はチラシが守るべき基地跡地としている表現で「豊かな緑地」と書いていることに、科学的根拠はないと批判している。ほとんどいいがかり。
そんなこと言ったら、水とうるおいと緑のまちあさか、なんて市役所の自画自賛こそ科学的根拠がないのだから修正を求めたらどうか。マンションの壁面とビル風と灰色のまちあさか、というのが科学的表現ではないか。少なくとも近年朝霞市役所が土地区画整理をやったり駅前開発したりしたところの写真を撮ると、町並みがなくなり道と公共建築物の壁面ばかりが広がり、灰色のスペースが大きい。
最後には匿名でコメントしているくせに、チラシを修正しろ、と一方的な要求のつきつけ。なんだか偉そう。他人に行動を強要するなら、実名やそれを類推できるようなかたちで、発言には責任もって行うべきだろう。
●そのコメントの文体、どこかで読んだことあるなぁ「Camp Drake」。以前ここにも匿名でコメント書いてきた人かなぁ。その人なら邪悪なんだよなぁ。
●都内の地下鉄の中で、友人の某新聞社系週刊誌の記者に会う。基地跡地をめぐる神風代議士の対応について、「読みました、笑っちゃいますよね、ちっちゃいんですよね」と笑われていた。市内の狭いところで議論にもならない、水虫のようにしつこく、揚げ足取りばかりのコメントより、外から客観的に見てもらうと、やっぱりどんなばかげたことを市長や代議士がしているかがわかる。
●しかし民主党は選挙区封建主義だからなぁ。その選挙区の政党公認候補が予備選挙を通じて決定されていればそれはそれで機能するのかも知れないが、ボス交渉で力の順に条件のよい選挙区順でわりふられただけの候補者が勝手なことばかりするのでは、民主主義なんか機能しやしないと思わざるを得ない。
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コメント
皆さん、今晩は。
本題からずれますが、書き込みます。
>ボス交渉で力の順に条件のよい選挙区順でわりふられただけの候補者が勝手なことばかりするのでは、民主主義なんか機能しやしないと思わざるを得ない。
選挙区に縁もゆかりもない、いわゆる落下傘候補の実態はこんなもんでしょうね。
英国の上っ面だけ眺めて、「落下傘候補は地元とのしがらみがないからよい」という人もいますが、落下傘候補はボス交渉と力関係という、地元とは比べ物にならないほど強いしがらみがあるのが普通なのに。
いい加減、落下傘候補神話を捨ててほしいものです。実は、落下傘候補は、先進国では英国以外ではほとんど見られないそうですし。
投稿: 国道134号鎌倉 | 2011.02.04 22:05