2/27 東上線の新しい時刻表を買う
3月からの東上線の時刻表を買って見る。ほんとう、副都心線が来てから、時刻表を見ないと目的地にいつ着くかわからない電車になってしまった。
日中下りの急行はきれいに12分間隔になって、池袋と川越がぴったり30分になるので、ここは改善されたと思う。しかし、準急の設定が中途半端。毎時間池袋発10分発の準急は、成増で急行が追い抜きをする。追い抜いた急行は和光市で各駅停車の接続があるので、ほとんど存在意義がない。次の30分発の準急はともかく、50分発の準急は48分発の急行のすぐ後で、あまり意味がないが、48分発の急行が通過駅の接続の各駅停車がないので、結局この準急に乗ることになる。
池袋から朝霞駅に急行(各駅停車への乗り換え)・準急で行くには毎時間00分急行、12分急行、24分急行、30分準急、36分急行、50分準急の5本となる。これ以外の電車に乗れば、いずれも上の6本の電車が先に着く。なお36分の急行に接続する各駅停車への乗り換えは和光市で5分も待つ。
副都心線開通までは、15分に急行・準急が1本ずつだったので8本あったわけで、川越より向こうと同じくらい不便になったと言える。これは柳瀬川~鶴瀬と同じである。
夕方ラッシュ時間も急行は改善されたが、無理矢理TJライナーを増発しているので、急行や準急が遅くなっている。やや鬱陶しいダイヤとなっている。
混雑のひどい23時台の改善はない。
上りの日中も同じような構造。急行に成増追い越しされる準急はないだけ少しまし。一方、有楽町線との接続が悪いらしくて、和光市で5分以上止まる直通電車もある。
副都心線開通以前より便利になったと言えないダイヤがまた数年続くのだろうか。
●5分待って来ないのは地下鉄じゃねぇ。10分待って来ないのは都会の私鉄じゃねぇ。
●東京スカイツリーの原資づくりのために、東武が突然発表した大増資計画で、株価が大幅下落している。今時、ああいう大型公共事業みたいなものに手を出す会社って信用がないのだろう。
それとこんなに不便なダイヤを強要され続けているのも、キャッシュがないのかねぇ。
●経営がきゅうきゅうとしている中で、先日、親切に対応していただいた駅員の方々に感謝したい。
●東武鉄道が春闘の横断幕を掲出している。鉄道会社の春闘というのが、世の中の労働問題のバロメーターみたいなところがある。東武の春闘だけではなくて利用者や関係者へのエールだと思う。いろいろ言う人もいるだろうが、萎縮せず掲出を続けてほしい。
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