1/8 紅衛兵がやってきて勝手に落書きしていく
阿久根市のトンデモ前市長が解職されたものの、仙波という職務代行者がひきつづきめちゃくちゃなことをしている。
もともとは市内のシャッター通りになった商店街に、市長が連れてきた芸術家が絵を描き始めたのが、商店街だけでは飽きたらず、公共施設の壁に、市の職員が恫喝まじえて施設長の許可を取り付けて、強引に描いているという。
その絵たるや、美しくも何ともなく、著作権なきアニメキャラクターの盗用など、阿久根市政の病んだ状況をそのまま表している。
●17歳のとき、読後三日三晩夢にうなされた「凍土の共和国」の中で、祖国訪問した在日朝鮮人が金剛山の景勝の岩壁に革命スローガンが彫り込まれていたことに衝撃を受ける場面を思い出した。
●こんな市政にした前市長・竹原氏を自治体改革の旗頭だとして、いまだに講演に読んでいる行政改革系の市民団体がいる。そういうセンスの延長に、今日の阿倍政権から菅政権に至る混乱があると考えられない人たちが政治に影響力を持ち始めていることに、本当に危機感を持つ。
●オンブズマンっぽい団体が竹原なんていう法も人権もふみにじり続ける人を呼ぶということは自己矛盾にほかならない。
●日本では、子どもとか患者とか、特定の擁護すべき課題や救うべき対象への使命感を持たないで、不正告発合戦にうつつを抜かしている行政オンブズマンは、ほとんど政治運動だと言い切ってよい。だいたい地方議員がやっているのが自己矛盾。田舎の新興政治勢力が旧勢力に対して「あいつら汚ねえことばかりやっている」とつまらない不正をあげつらって選挙戦を展開するパターンの都会版だとみてよい。それが日本の行政監視オンブズマンが克服できない問題だろう。東村山の●とか●とか、枚方の●とか。その醜悪なパターンである。
●市議会の改革は、強烈なカリスマや絶対的な真理が議会を破壊することではなくて、自分たちのより近い政治家をできるだけ手作りしていくことが、法的ではないが民主主義社会においての市民の責務のようなもので、これ以外に社会を良くしていく方法はない。市民が行政権と手を結んで、行政訴訟や、選挙違反告発合戦や、選挙も通じないで政治家に外部規制をかけるやり方は、絶対にいいことにならない。
また少数の駄目議員を放逐したところで、自分たちの手作りでない人を送り出したところで、結局わけのわからないまた害毒をもたらす人たちによって議席は占められる。
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