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2010.12.20

12/20 見え透いた工作

私の住んでいるマンションがそろそろ大規模修繕にかかる時期に来ている。そのためどうするかということを管理組合や専門の委員会で検討している。素人集団の管理組合がデベロッパー系列の管理会社に対して何の判断力も持たないということで、管理組合にコンサルタントを付けようということで、コンサルタントの選定に入っている。とくに修繕積立金の大幅な値上げを組合員に要求して通していただいた後だったので、適当な工事発注はできないという覚悟で管理組合を預かっている。

コンサルタントのプレゼンテーションを受けて、同じデベロッパー系の管理会社に管理を受けてコンサルタントの助力を得て修繕工事を経験した近隣のマンションの管理組合に経験談を聞こうと思って管理組合理事長あてに手紙を出したところ、先方の管理人にブロックされて、おそらくそこの管理組合の理事長が目を通す前に手紙が返却されてきた。

こんなことをするものかと思った。明らかに私のマンションの管理組合の財布をねらって、第三者の眼による客観的な評価を妨害しようという工作にほかならない。管理会社に対しては、悪いようにしないという思いがあったが、こんなことをされたのでは、今後管理会社のいいなりになってはろくなことはないと思い、改めて真剣に客観的な評価を受けるようにしようと思っている。

●私のブログの熟読者はお気づきのことだと思うが、近代社会の基本的なルールをふまえず、本当の情報を手に入れさせないようなことをすることが最も私は嫌いだ。きちんとした対応をして話を進めれば、多少条件が合わなくても信頼して仕事を頼めたと思う。

●管理組合の役員をやると、労働問題と非常によく似た構造の問題に出会う。片方は情報を一手に把握し、ユーザーは素人集団として専門的知識も資本もなく業者に立ち向かわなくてはならない。分断して統治されるというのも同じ構図。

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