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2010.11.25

11/25 名古屋市議会解散請求の署名が法定数届かず

名古屋市の議会解散署名数が法定数に達せず、解散が回避されたことは評価したい。

本来無効に決まっている受任者名欄に空欄のものまで有効かどうか判断したというのだから、選管がやることをやったということだと思う。あとは、再審査みたいな手続きに入るのだろう。署名を集めた名古屋市民は粛々とやれることをやるべきで、変なことは言わない方がいいと思う。

自治体は二元代表制であること、政策の提案権はほとんど自治体首長にあること、議会の権能は極めて限られていることから、議会解散というのは、首長が音頭取ってやるべきものではないのだろう。

社会的強者が名古屋市長を応援するようなコメントを続けているが、彼らはその他あまたたくさんこれまであった市民によるこうした署名集めの手続きの煩瑣さに一度とて共鳴し抗議してくれたことがあるだろうか。大阪府の橋下知事がいろいろ難癖つけているが、大阪府の各種直接請求手続きを簡素化したり、要件緩和してくれるのだろうか。

橋下知事「制度の欠陥でパーは変」 名古屋リコール2010年11月24日23時0分

 河村市長を応援していた大阪府の橋下徹知事は24日、報道陣に「手続き面で無効になった署名がたくさんあるんじゃないか。制度の欠陥で名古屋市民の意思表示が全部パーになるのはおかしい」と述べ、リコール制度の見直しが必要だと訴えた。

 橋下知事は、人口の多い政令指定都市と一般の市で、署名期間が同じであることを疑問視。「もっと地域の実態に合わせた制度にしないと本当の住民自治は全うされない」と述べた。河村市長には「めげずにがんばってもらいたい」とエールを送った。

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