11/27 朝霞の公務員宿舎建設、解凍へじわりじわり
昨年秋の事業仕分けで止まったはずの朝霞の超高層公務員宿舎建設が、着々と解凍に向けて動きはじめているようだ。
政治は無力だと感じさせることばかりが続く。また元々はこの地域では、民主党系政治勢力につながる人々が誘致を推進してきたものでもある。
次の選挙では民主党の候補者たちを地獄に突き落とすしかないのかも知れない。
●水野和夫・萱野稔人「超マクロ展望 世界経済の真実」を読む。
資源インフレで、先進国の経済が総崩れになる中で、資本主義の姿が大きく転換するところにさしかかっているのではないかという話。
先進国が低金利になると、経済の主導権が他の国に移っていくというのが面白い。
日銀に紙幣刷れ刷れ言っているインフレターゲット論者がインチキであり、妄想であることを言うのがおもしろい。
●経済が根底から破局に陥る話は必要なのだが、あまりそれにふりまわされると危険な気もしている。
一つは、一発革命屋のダメ左翼を復権させてしまうこと。社会民主主義の伝統がないこの国ではその弊害は間接的に新自由主義の猛威に加勢する結果になっている。
一つは、坂本龍馬気取りの馬鹿政治家を跳梁跋扈させること。まぁ、しかし彼らの行動モデルは高度成長期のモーレツサラリーマンに他ならないんだけどもね。
一つは、何やってもダメなんだというニヒリズム。この影響は、一つは怠惰、一つは過剰な改革への期待となる。
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