10/26 生産活動だけが人類の営為ではない
広島知事の育休取得表明、8割以上が批判的意見
これを読んで、自動車産業が盛んな地域というのはこういうものかと改めて認識した。
実は、最初の就職の前、宮崎県の都井岬に旅行に行ったときに、とても親切にしていただいた広島県の熟年夫婦に出会ったのだが、その親切をうち砕くようにその夫が「有給休暇を平気で取る社員がいる」と言い出して、話を聞き進めると自動車産業の下請け会社の社長さんであった。
そういう感性からすると、社会的な育休取得という意義より、こいつ男のくせにさぼりやがって、という感覚の方が強いんだろうと思うし、その逆を許容する文化を持ちうる北海道とか、沖縄県とか、そういうところで自動車産業は成立しにくいのかなと思ったりした。
成立しにくいと言うだけでは身も蓋もないので、早く、ジャストインタイムみたいな文化の強い地域でも、仕事だけではない、人類の営為のために必要なことにおいて、仕事をオフする発想を持ち得て、寛容な社会ができるといいなと思ったりしている。
広島知事の育休取得表明、8割以上が批判的意見 地方行政
第3子誕生後の育児休暇取得を表明していた広島県の湯崎英彦知事(45)は26日の定例記者会見で、県に165件の意見が寄せられ、うち8割以上の140件が批判的な内容だったことを明らかにし、「意見はきちんと受け止め、今後の施策に生かしたい」と述べた。
同日午後には、予定より早く第3子が生まれ、対面のため約40分間、初めての育児休暇を取得、「これを機に、一層子育てにやさしい社会を目指したい」と意気込みを示した。
湯崎知事は19日の記者会見で取得を表明。県には県内外から電話や電子メールで意見が相次いだ。全体としては「中小企業では取りたくてもできない」「危機管理上、問題だ」など否定的な意見が約8割を占めたが、「知事が手本を示すのは良いこと」「男性へのエールになる」などの励ましもあったという。
(2010年10月26日21時46分 読売新聞)
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