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2010.10.26

10/25 現代の文化大革命・名古屋市議会解散請求

自分たちの解散請求の確認が遅れているからと、市の選管の事務局で2時間も騒ぎたてる名古屋市の河村市長派の市民。

権力者の意をくんで、法的手続きを混乱させるのは、暴力革命のもっとも野蛮や権力者発のそれに他ならない。まさに名古屋で文化大革命が起きている、と言っていい事態だと思う。

●またこんな平日の昼間に市役所におしかけて騒げる市民というのは、ほとんど納税者ではないのだろう。減税政策が自分に利益もないのに、腹いせで大騒ぎしているとしか思えない。

●また機会があれば映画「芙蓉鎮」を見たい。

名古屋市議会:リコール審査延長 70人抗議、市選管騒然
 名古屋市議会解散請求(リコール)の署名審査期間延長は不当だとして、署名集めをした受任者ら約70人が25日、市選挙管理委員会事務局に詰め掛けて激しく抗議し、約2時間にわたって騒然となった。市選管事務局が、受任者数人を伊藤年一選管委員長と26日に面会させると約束してようやく収束した。【丸山進、高橋恵子】

 河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」の関係者によると、ネットワークが「抗議に行くので集まろう」と呼び掛けた。

 集まった約70人の大半が受任者。午後2時ごろに市役所東館5階の市選管事務局に押し寄せ、約50通の抗議文を提出するとともに、応対した横井政和事務局長に対し「委員長を出せ」「市民をなめるな」「選管の暴挙だ」と罵声(ばせい)を浴びせた。

 守山区の受任者、渡辺一巳さん(75)は「審査期間延長では(出直し市議選と知事選との同日選ができず)署名が無駄になる。延長理由が聞きたくて来た」と怒りをあらわにしていた。

 河村市長はこの日の抗議行動について事前には知らなかったとした上で「選管は市民に説明の誠意を尽くすことが重要だ。(受任者側に)言い過ぎたことがあればいかんが……」と選管のていねいな対応を求めた。

 署名総数は、法定数36万5795人分を約10万人上回る46万5594人分。市選管はこのうち約11万4000人分の署名簿の受任者欄が空白だったため「請求代表者10人が集めたとみなすにはあまりに多い」と疑問視し、審査期間を1カ月程度延長した。

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コメント

名古屋では新聞に毎日のように「河村語録」を集めた特集記事が載ります。載らない日もあるので定期掲載ではないようですけど。
名古屋の自動販売機には河村市長の声が出てくるものも多く設置されています。
新聞はまだましなほうで、TVともなると両論併記の形を取ってはいますが、報道姿勢は最終的に河村側になびくように制作します。

こんな環境下で生活していれば、「河村支持でなければ非市民(非国民)」との風潮が出てくるのも当然です。

しかし市長になって河村がなしえたことは何もありません。「高所得者への減税はしない」と言ってたことも反古にされましたし、今ある名古屋市の福祉行政はすべて河村以前のものです。
今後、河村政策が進んでいくと、家族持ちで行政の支援がありがたい自分は不安いっぱいです。

投稿: 飛び入りの凡人 | 2010.10.26 10:54

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