9/14 保育所・介護はとっくに補助金財源が払底している
一時、エコカー補助金が底をついたと、マスコミが騒いでいたことがあった。
財源不足、つまり補助金の底がついているからと保育所待機児童に遭遇している身からすると、マイカー乗ること自体エコかどうか疑わしいのに補助金を出して、そんな欲望追随の補助金の底がついたからと騒ぐ方がおかしい。あいつがもらえたのに俺がもらえない、という程度の話ではないか。どうしても補助金がほしいならさっさと買え、という話でしかない。
保育所問題や介護の問題、難病で高額な医療費負担に苦しんでいる人たちからすると、マスコミがさわぐわかりやすさというものがいかにいい加減か、と思うことが多いだろう。
保育所が公営であったりすることに、非効率、規制業種、政府の不当な市場介入などと、福祉にちょっかいを出したがるエコノミストはすぐ批判するが、こうしたエコカー補助や、エコポイント、高速道路無料化などの施策こそ、政府の市場介入、非効率な資源配分を促しているとしか言いようがないのに、エコノミスト、特に新自由主義のエコノミストは真剣に自らのイデオロギーの矛盾とたたかわないのはご都合主義だ。
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