8/20 朝霞市外部評価委員会が税金を浪費
朝霞市の外部評価委員会がめちゃくちゃなことやっているとは何度も書いたが、結果、5回の委員会開催では保育や介護の知識を委員が勉強し切れなかったらしくて、6回目を開くことになったらしい。
行政や税金の無駄遣いを評価する委員会なのだから、有識者で1回3時間2万円(時給6667円)、有識者以外で1回8000円(時給2667円)の委員報酬を追加して支払うことに問題意識はないのだろうか。委員たちには自分たちの能力不足を反省してもらい、返上して開催してもらいたいものだ。他にもっと大事な議論をしなければならないこうした審議会・委員会も、予算制約で回数制限を受けている。ここだけ税金の無駄遣いが許されるなどというのは甘えにほかならない。
政策理解に時間がかかるという言い訳らしいが、保育や学童の制度を学べる初心者向けの書籍はいくつもあるし、朝霞市がいくら朝霞市らしさと言っても、標準的な介護や保育の制度と大きく違うことはないのだから、市職員に講釈してもらって彼ら市職員の人件費や時間を浪費するのではなく、自分たちで勉強してもらいたいものだ。
厳しいことを言うが、それくらいのことができないのに、他人の生活や生命、人生を左右するかもしれない、福祉や教育に関する評価なんかやめるべきではないか。
●いまだもって議事録が1回目6月24日までのものしか公開されていない。中身もひどい雑な議論がされている。
●1回目の議事録から、専業主婦の委員が、子どもの幼稚園の関係で16時以降に委員会を開くな、などと言っている。働いている人のための福祉を税金の無駄遣いとして評価の槍玉に挙げておいて、自分たちの都合ばかり言うな、と思う。保育所や学童保育の利用者は、もの言いたくても言う場を与えられていない。
●費用対効果こそ怪しい地域ブランドは「一部改善(拡充)」。市長公約だからだろう。権力には弱い委員会である。
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