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2010.07.29

7/29 住宅地のど真ん中に巨大パチンコ店開店

朝霞市役所の近くの住宅地の真ん中にとうとう巨大パチンコ店が開店する。

駅の真ん前から並ぶ大型パチンコ店、商店と関連のない状態でぽつんぽつんと散在する大型スーパー、目立つ大型駐車場、マンションの乱立、隅っこに追いやられるバス停、不便なバス路線網、町おこしだけは立派で商店のない商店街、人が多すぎて市民が動員でしか参加できない祭、公共サービスの量・質の圧倒的な不足、地方政治家たちの質、都市の評価が問われているのに、この都市の固定資産税がどうしてこんなに高いんだろうと思う。

●で、税金を取るだけ取って、市民協働指針では市民参加のツールが「パブリックコメント」だけ。双方向の意見交換の仕組みは前市長の遺産の仕事以外ほとんどない。

●この開店した土地、30年ぐらい前の参院のドン故玉置和郎氏の私邸のあったところと、上田知事を熱烈に支援していた元県議の経営する木材店の所有地であったところではないか。

●ちくま新書「地域再生の罠 ─なぜ市民と地方は豊かになれないのか?」を読む。地域再生に取り組んでダメになった事例のまちの問題意識の設定が、朝霞市のまちづくりや都市計画などにちりばめられた課題と重なる。市外に買い物が増えてしまうことを引き留めるのはほとんど難しいということは改めて諦観させられる。他に、クルマ優先のまちをやめないとダメだということ、 シンボル的な公共事業は逆に衰退に拍車をかけるというのはよくわかる。駅前の開発で殺風景な街になったと思う。

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