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2010.07.29

7/29 自治体議会の議長に議会招集権を

阿久根の竹原市長が、議会にかけるべきことを、専決処分という非常時のための市長の権限を、ナチスの全権委任法みたいな運用して勝手に決め続けている。

このことで浮かび上がってきたのが、議会の招集権は市長にあるという地方自治法の矛盾。どういうわけで自治体議会の議長に議会招集権がないのか不思議でしょうがなかったが、この問題が機会になって、地方自治法の改正がされそう。

議会が議会としての自律した権利と責任が明確になっていないことが、地方政治家が単なる口利き斡旋と国政選挙の手足としての役割しか持てないで、地方政治がひどい状態になってきた原因ではないかと思う。

鹿児島市議会議長会が議長にも議会招集権をと陳情するらしいが、ぜひとも成功を祈りたい。

「議長にも、議会招集権を」阿久根専決問題受け

 鹿児島県市議会議長会(会長=上門秀彦・鹿児島市議会議長)は29日、同県西之表市内で定期総会を開き、現在、首長だけに認められている議会招集権を議長にも与えるよう、国に地方自治法改正を求める議案を全会一致で議決した。


 議案は、市長が議会に諮らずに専決処分を繰り返している同県阿久根市議会の浜之上大成議長が提案した。近く民主党県連を通じて、国側に法改正を求める。

(2010年7月29日20時45分 読売新聞)

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